竣工後から現代までとは? わかりやすく解説

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竣工後から現代まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:36 UTC 版)

御堂筋」の記事における「竣工後から現代まで」の解説

このように竣工当初中之島南北で趣が相当異なっていたが、後年になって大阪市電廃止され大江橋以北プラタナスイチョウ植え替えられた。なお、大江橋以北にはイチョウとは別にクスノキ植えられている。 御堂筋周辺建物は、1920年大正9年12月1日施行市街地建築物法に基く百尺規制によりその高さが揃っている1969年建築基準法改正規制容積になったため、以降大阪市が高さを指導してきた。1995年から御堂筋面する外壁の高さが50 m、10 m後方部分60 mと指導される。2007年平成19年2月から一部地区1階公共空間とするのを条件に、後方部分高さ制限が140 mに緩和されている。 1959年南海ホークス日本一達成した時に御堂筋パレード行ったが、その時見物客40万人といわれている。また、2003年11月3日阪神タイガース18年ぶりにリーグ優勝した時の優勝パレード動員数も、にもかかわらず40万人達した同日午後に開催され神戸では25万人)。その2年後の2005年11月6日行われた阪神タイガース優勝パレード動員数18万人だった。 1970年昭和45年1月11日より梅田新道交差点以南南行き一方通行実施2006年平成18年6月改正道路交通法により導入され民間駐車監視員制度放置違反金制度で、全線最重要路線指定され結果沿線放置車両劇的に減少した。また大阪市2007年平成19年4月路上喫煙禁止条例施行したに伴い7月過料1,000円を徴収する喫煙禁止区域御堂筋車道歩道指定されることが正式決定され、10月より施行された。 2006年平成18年9月3日から9日大阪フィルハーモニー交響楽団大植英次音楽監督プロデュースにより、大阪フィルハーモニー協会大阪市主催で、「大阪クラシック御堂筋にあふれる音楽-」の企画公演展開された。期間中御堂筋沿線18会場において、大阪フィルハーモニー交響楽団団員による室内楽など計50公演が行われた。大植音楽監督によれば1つオーケストラ団員1週間わたって「街に出て公演を行うというのは「僕の知る限りおそらく世界都市初めての試み」。大阪象徴する御堂筋で、1週間わたってクラシック音楽本格的な公演が行われたことは、しばしば叫ばれている「大阪市都市格向上」にも大い貢献した大阪クラシックは、その後毎年開催され、晩夏大阪文化イベントとして定着している。 2011年7月に、御堂筋沿いに設置されブロンズ彫刻像のうち19体に、赤い服のようなものが着せ掛けられているのが見付かった当初悪質な悪戯見られていたが、彫刻損壊無くまた、サイズも相当に上手くフィットしていたため、アートセンスを評価する意見多くなっている。 2012年平成24年4月1日国道25号(および国道165号との重複区間)の梅田新道 - 難波西口間約3.7 km指定区間から除外され国土交通省から大阪市移管された。 2018年平成30年3月30日大阪市参画する御堂筋完成80周年記念事業推進委員会』は、2037年までに淀屋橋 - 難波間約3キロを完全歩道化を目指す提言案をとりまとめた。計画では、2020年2025年節目として側道廃止渋滞への影響調査しながら段階的に歩道範囲拡大していく見込み2021年令和3年2月12日道路管理者大阪市から淀屋橋交差点から難波西口交差点までの間で歩行者利便増進道路ほこみち)が指定された。 2018年10月日本列島上陸した台風21号影響により、御堂筋972本のイチョウのうち81本が、倒木したり幹が折れるなどの被害受けた。これを受け御堂筋の西隣の街路四つ橋筋本社を置くサントリーホールディングスが、イチョウ調達植樹などイチョウ並木再生に向け、大阪市対し5,000万円寄付行った植え替え作業は、大阪開催されるG20首脳会議開催向けたスケジュール行われ2019年6月までに28本が整備されている。

※この「竣工後から現代まで」の解説は、「御堂筋」の解説の一部です。
「竣工後から現代まで」を含む「御堂筋」の記事については、「御堂筋」の概要を参照ください。

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