竣工の前倒し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 08:24 UTC 版)
「国立競技場の建て替え」の記事における「竣工の前倒し」の解説
2015年7月17日の計画白紙発表後、竹田恒和JOC会長は、プレオリンピック(プレ大会)の五輪前の開催(新国立を五輪本番で利用する陸上とサッカー)を希望した。立候補ファイルには2019年11 - 12月と2020年2 - 4月に「テスト大会」を記載していた。 8月25日に来日したジョン・コーツIOC調整委員長(IOC副会長の一人でもある)は遠藤五輪相に、2020年1月までの完成前倒しを申し入れ、旧計画案の活用や2016年10月の着工も希望した。五輪放送サービス(OBS)の場所変更が生じた場合の観客席減少などの懸念を、既に8月上旬に表明していた。今回は、招致プレゼンにて各国選手ら(約1万2000人)が入場行進後に着席して観覧できることを約束した点、カメラ前の座席など(シートキル)は使えない点なども挙げた。 当初の竣工予定を2020年春としたものの、8月28日の「新整備計画」では、「工期短縮目標は2020年1月末を期限」と書かれた。
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