登場人物・舞台設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/19 05:32 UTC 版)
「新しい上司はど天然」の記事における「登場人物・舞台設定」の解説
作中で特に示されていない人物設定の詳細が作者のtwitterにて明かされていることも多くあり、本項記載事項の出典もそれによる部分がある。声はPV及びドラマCDでの担当声優。 桃瀬 健太郎(ももせ けんたろう) 声 - 西山宏太朗 主人公。株式会社Minette本社企画営業部社員。第1巻時点で26歳。北海道出身。3月3日生まれ。 上司からの悪質なパワーハラスメントを受け続けたために以前の勤務先を辞め、株式会社Minetteに入社。白崎の直属部下となる。仕事中でもフラッシュバックに見舞われることがあり、当初は白崎を(その厳しそうな顔立ちから)かつてと同じタイプの上司かもしれないと不安がっていた。以前の勤務先が相当なブラック企業だったようで、白崎の部下になるまでは定時の退勤をしたことがなかった。 「黒野」という前勤務先の上司が単行本2巻で登場したが、「あなたのような最低の上司がいたから白崎と出会えた」と皮肉をぶつけて過去のわだかまりを振り切った。 白崎 優清(しろさき ゆうせい) 声 - 櫻井孝宏 株式会社Minette本社企画営業部主任。第1巻時点で34歳。秋田県出身。2月22日生まれ。身長181センチメートル。 桃瀬の直属上司。就業中はオールバックの髪型であり、厳格そうな顔立ちをしている。仕事への集中力が極めて高く、業績も良い。しかし、実は超絶的な天然ボケであり、何かにつけて周囲を笑わせたり萌えさせたりする。子供のころになまはげに連れ去られた経験から、「得体の知れないもの」全般が苦手。また、蝉などの虫類が体に付くこともかなり怖がる。猫が大好きだが、あまりにも好き過ぎるために、逆に猫から威嚇されると大きく落ち込む。即興でイラストを描くのが得意である他、普段の書き文字も教科書体のように美麗である。 祖母が人格形成に大きく影響しており、桃瀬に向けて幼少期の思い出を語るシーンがある。なお、その祖母は現役のYoutuberとして活動中。 年齢の近い兄の存在が判明しているが、詳細は不明。 実家は稲作農家である。 幼少期はほとんど秋田弁で会話をしており、上京以降は標準語を使っている。作者の説明するところでは、執筆の段階で複数の秋田方言話者からチェックを受けているという。 青山 光男(あおやま みつお) 声 - 杉田智和 株式会社Minette本社企画営業部課長。第1巻時点で39歳。京都府出身。7月7日生まれ。身長180センチメートル。 ファーストネームは当初不明だったが、第1巻より過去の出来事を描いた特別編で明らかになった。 黒系統の三つ揃いスーツを着ていることが多く、外見は相当なお洒落。自宅も車も所有しているが、家を購入して間もなく妻に逃げられてしまったバツイチ。その出来事や初めて教育を担当した新人に1週間で逃げられたことがトラウマになっているためか、管理職になってからも自己評価が低い上にかなりの寂しがりで、一般社員の間では「扱いにくいかまってちゃん」と認識されている。白崎ほど極端ではないが、幾分ズレたような行動を取ることも多い。 金城(きんじょう) 声 - 鈴木達央 株式会社Minette本社企画営業部社員。第1巻時点で24歳。ファーストネームは不明。沖縄県出身。5月5日生まれ。身長176センチメートル。 桃瀬の後輩だが、入社時期が近いことから桃瀬の側から先輩扱いを断っており、実質的に同期として接している。桃瀬と同じく、以前の勤務先で常習的なパワーハラスメントを受けていたが、外回り中に偶然見かけた白崎と桃瀬のやり取りに萌えてしまい、笑いを押し殺しながら上司から電話で罵倒されるというシュールな経験をしたことが動機となって転職を決意した。教育係として青山が就いたが、本人曰く以前の上司よりも段違いに扱いやすいようで、周辺からの青山に関する悪評は一切気にしていない。 「灰島」という前勤務先の上司が単行本2巻で名前のみ登場。行き過ぎた体育会系気質であったことが金城との行き違いの原因と示唆されている。 白桃 声 - 下野紘 桃瀬と白崎が見つけて拾った捨て猫。0歳。飼い主のソファで爪を研いだ為捨てられたが、本人は飼い主のパワハラで家出したことにしている。白崎には最初威嚇していたが、爪を研ぐのは人に怪我を負わせないようにしているという気持ちを理解してくれた事から懐き、白崎のペットとなった。 株式会社Minette 東京都渋谷区に所在する広告代理店。アミューズメント・エンターテインメント系施設の広告を得意とする。単行本の付録は同社の社内報という形式を取っている。社名の由来はフランス語に言う「小猫」から。 状況にリアリティを出すことを目的として意図的に現実の風景を模写したものを作中背景に取り入れており、会社周辺の様子はJR恵比寿駅周辺を描いたものが多い。
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