登場人物等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 00:03 UTC 版)
ロバート・ネヴィル 主人公。一人生き残った最後の人間。 ヴァージニア ネヴィルの妻。吸血ウイルスに冒されて死亡。ネヴィルは政府の焼却命令に逆らって妻を埋葬するが、そのために甦ってしまい彼に襲いかかった。 ベン・コートマン ネヴィルの親友。吸血鬼となった後は夜な夜なネヴィルの家の前に一番乗りし、「出て来い、ロバート!」と叫ぶ仇敵となる。普段は煙突の中に隠れ、ネヴィルの探索をかわしていた。新人類の襲撃を受け、殺害される。 ルース 新人類のスパイとしてネヴィルを探りに来るが、彼を愛してしまい、逃亡することを勧める。最後、残虐な公開処刑をされようとするネヴィルに、下着に隠した青酸カリを差し入れする。 犬 孤独なネヴィルの前に現れた、太陽の下を歩く生物。ネヴィルに家族同様に愛されるが、やがて吸血ウイルスに冒されて死ぬ。 吸血鬼たち 吸血ウイルスによって死亡後、吸血鬼として甦った人間たち。伝説通り、ニンニクや太陽光を忌み嫌う。ゾンビと違って、生前の人間としての記憶や知性、運動能力、言語によるコミュニケーション能力を有している。人間の血を求めて毎夜ネヴィルの家の周囲に集って騒ぎ立て、夜明け前にその日の犠牲とする仲間の血を啜って帰っていく。女吸血鬼たちは家の前でスカートをまくって自らの肉体をさらけ出すなど、長らく禁欲生活を強いられているネヴィルを誘い出そうと苦しめた。 新人類 吸血ウイルスに感染し夜にしか行動できなくなりつつも、死に至らなかった人間たち。彼らは共同体を結成し、吸血鬼を狩りながら、自分たちの脅威となった「旧人類」のネヴィルをも襲撃してくる。
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