異星の神とその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 12:16 UTC 版)
「Fate/Grand Orderの登場キャラクター」の記事における「異星の神とその関係者」の解説
異星の神 / U-オルガマリー 最後の人類悪・ビーストVIIであり、第2部のLostbelt No.5「オリュンポス」終盤で、大西洋異聞帯に根を張り満たされた空想樹マゼランに体を得て降臨する。空想樹マゼランは成熟していたものの、根繋がりであるブリテン異聞帯の空想樹セイファートのロンゴミニアドによる炎上に巻き込まれたため、自身の予定より貧弱な相となって顕われてしまう。 容姿はカルデア前所長のオルガマリーと酷似しており、自ら「地球国家元首・U-オルガマリー」と名乗るが、オルガマリーとしての記憶を持っている様子は見られない。 ホームズはソロモンの遺体を使用したゲーティアと類似したケースと想定するが、主人公とマシュは「オルガマリー自身」と感じている。 言峰綺礼(ことみね きれい) / グリゴリー・ラスプーチン / アルターエゴ 異星の神と契約した英霊で、「異星の神」の使徒。帝政ロシア末期の祈祷僧・ラスプーチンが言峰綺礼の遺体を介して召喚された疑似サーヴァント。 当初は、聖堂教会から派遣された査問団の代行者を名乗っていたが、その実体はカドックが担当するロシア異聞帯の監督官である。Lostbelt No.1終盤にて、「英霊ラスプーチン」はアナスタシアがツァーリとなったことに満足して去る。以後は言峰の意志で行動し、カドックを単騎で奪還した後は大西洋異聞帯に移動する。異星の神が降臨した後は、更なる依代として南米に眠るアルティミット・ワンに興味をもつ。 なお、作中本世界における言峰は2004年に死亡し遺体は焼却されている。 蘆屋道満(あしや どうまん) / アルターエゴ 声 - 森川智之 / イラスト - 古海鐘一 / レア度 - SSR 異星の神と契約した英霊で、「異星の神」の使徒。歴史上は平安時代に暗躍していた陰陽師。 1.5部の「英霊剣豪七番勝負」にて宿業「一切嘲弄」を抱えた英霊剣豪キャスター・リンボとして主人公と宮本武蔵達を亜種並行世界「下総国」にて待ち受ける。 第2部では、インド異聞帯の王である「神たるアルジュナ」を唆してユガの周期を僅か10日弱まで早めさせたことにより、異聞帯の管理者であるペペロンチーノの恨みを買う。後に報復として本体と式神(分身)の接続を断たれたことにより、式神による介入ができなくなる。異星の神が降臨した後は別行動を取り、第2部第5.5章「地獄界曼荼羅 平安京」にて本物の芦屋道満を依代にして主人公たちと対決する。 その実体は、アステカ神話の女神・イツパパロトル、スラヴ神話の悪神・チェルノボーグ、平安日本の怨霊・悪霊左府を取り込んだハイ・サーヴァントである。クラスはアルターエゴであるため、生前の蘆屋道満の一側面を拡大解釈した存在であり、同一存在ではない。どちらかというとあらゆる人の悪意や負の想念を集めて肥大化させたような存在であり、平安京にて描写された蘆屋道満本人は、都を愛し依代にされて犯した罪の数々を思って悔恨の涙を流すなどアルターエゴの道満とはまるで異なる人格だった。 第2部第5.5章「地獄界曼荼羅 平安京」からは期間限定排出のサーヴァントとしてガチャに追加された。 千子村正(せんじ むらまさ) / セイバー / アルターエゴ 声 - 杉山紀彰 / イラスト - 武内崇 / レア度 - SSR 異星の神と契約した英霊。初登場は1.5部の「英霊剣豪七番勝負」。 亜種並行世界ではセイバーとして登場。刀匠であり、自身によく似た人物であるとされる衛宮士郎を依代として召喚された「疑似サーヴァント」。肉体外見は若々しいが、精神や性格は老齢時の村正であり、他の登場人物からは「お爺ちゃん」と呼ばれている。 第1.5部では抑止力として下総に召喚されており、主人公と武蔵に協力している。また、 「”縁を切り、定めを切り、業を切る”。”怨恨を精算する”究極の一刀」を打ち上げることを己がためすべきこととしている。それにより終盤に「宝具『都牟刈・村正』」を解放する。 Lostbelt No.5からは異星の神と契約したアルターエゴとして登場。神霊2柱を組み込まれた「神殺し」に特化した能力を与えられている。性格面はセイバー時とはあまり変化がなく、異星の神に対しても雇われた傭兵といったスタンスを取っている。続くLostbelt No.6では異聞帯の王に奇襲をかけた所を返り討ちにあって捕らえられてしまい、そこを主人公達に助け出される形で行動を共にする事になり、終盤にて自らの霊基を犠牲にカルデアを必勝に導く『切り札』を錬成した。 2021年1月より期間限定排出のサーヴァントとして、セイバークラスでガチャに実装された。 シャーロック・ホームズ ロンドンで異星の神に召喚された一騎めの「異星の神」の使徒。限界した当初は異星の神に従いトライヘルメスに向ったが、ホームズの性質上、異星の神の協力を好まないため、自らの記憶を消し善悪に寄らない推理を行う冷徹で、カルデアに好まれる「善」に寄った推理をする人格を作りあげた。 ジェームズ・モリアーティ / ルーラー 第2部6.5章の「死想顕現界域 トラオム 或る幻想の生と死」に登場する「異星の使徒」。 異星の神に召喚され力を与えたられたが、神の持つ機構(システム)と契約した「異星の使徒」のため「異星の神の使徒」とは異なる存在で異星の神に従ってない。北米神話に属する「運命の三女神」のウルズ、ヴェルザンディ、スクルドの神霊三柱が組み込まれている。
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