渡邊錠太郎とは? わかりやすく解説

わたなべ‐じょうたろう〔‐ヂヤウタラウ〕【渡辺錠太郎】

読み方:わたなべじょうたろう

[1874〜1936軍人陸軍大将愛知生まれ軍事参議官教育総監などを歴任統制派頭目として、二・二六事件青年将校により射殺された。


渡辺錠太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/01 03:02 UTC 版)

渡辺 錠太郎(わたなべ じょうたろう、1874年明治7年)4月16日 - 1936年昭和11年)2月26日)は、日本陸軍軍人陸士8期陸大17期首席。最終階級陸軍大将。位階勲等は 従二位勲一等功五級


注釈

  1. ^ 秦郁彦 編著 『日本陸海軍総合事典』(第2版, 東京大学出版会、2005年)」の「渡辺錠太郎」では「明治27年4月に徴兵で陸軍に入営し、同年8月に陸士に合格し、同年12月に士官候補生となった」旨が記されている[2]。本記事では、より詳細かつ具体的な記述のある渡辺の伝記「岩井秀一郎 『渡辺錠太郎伝 - 二・二六事件で暗殺された「学者将軍」の非戦思想』(Amazon Kindle版、 小学館、2020年)」の記述に拠った。

出典

  1. ^ a b c d e f g 渡辺 錠太郎(わたなべ じょうたろう)”. 愛知県総合教育センター. 2019年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 秦 2005, p. 174, 第1部 主要陸海軍人の履歴-陸軍-渡辺錠太郎
  3. ^ a b c d e 半藤 2013, 位置No. 775-880, 第二章 満州国建設の野望-渡辺錠太郎 凶弾に倒れた教育総監
  4. ^ a b c d e f g h i j 岩井 2020, 渡辺錠太郎 略年譜、位置No 5430-5431
  5. ^ a b c d e f 岩井 2020, 第二章 陸軍の文学博士-士官候補生、位置No 1066-1148
  6. ^ 秦 2005, pp. 545–611, 第3部 陸海軍主要学校卒業生一覧-I 陸軍-1.陸軍大学校卒業生
  7. ^ a b 『軍国太平記』中央公論、2010年。ISBN 4122051118 
  8. ^ 荒木貞夫、有竹修二編、『荒木貞夫風雲三十年』、1975年、芙蓉書房
  9. ^ 河野司編『二・二六事件 獄中手記・遺書』河出書房新社、1989年。ISBN 4309221610 
  10. ^ 渡辺和子「二・二六事件 憲兵は父を守らなかった」『文藝春秋』2012年9月号、pp.320-323
  11. ^ a b c d e 官報 1936年3月2日 第2747号”. 国立国会図書館. 2019年8月27日閲覧。
  12. ^ a b 二・二六事件で襲撃された渡邊錠太郎邸”. 杉並区公式情報サイト すぎなみ学倶楽部. 杉並区. 2016年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月22日閲覧。
  13. ^ 『官報』第4289号「叙任及辞令」1897年10月16日。
  14. ^ 『官報』第4948号「叙任及辞令」1899年12月27日。
  15. ^ 『官報』第1210号「叙任及辞令」1916年8月11日。
  16. ^ 『官報』第2434号「叙任及辞令」1920年9月11日。
  17. ^ 『官報』第219号「叙任及辞令」1927年9月19日。
  18. ^ 『官報』第1127号「叙任及辞令」1930年9月30日。
  19. ^ 『官報』第1978号「叙任及辞令」1933年8月4日。
  20. ^ a b c 官報 1934年2月8日 第2129号”. 国立国会図書館. 2019年8月27日閲覧。


「渡辺錠太郎」の続きの解説一覧

渡辺錠太郎(陸士8期)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 14:37 UTC 版)

駐在武官」の記事における「渡辺錠太郎(陸士8期)」の解説

1907年明治40年)にドイツ駐在陸軍大尉)。1909年明治42年)に駐独大使館付武官補佐官陸軍少佐)。1917年大正6年)に駐大使館付武官陸軍大佐)となる。後に陸軍大将

※この「渡辺錠太郎(陸士8期)」の解説は、「駐在武官」の解説の一部です。
「渡辺錠太郎(陸士8期)」を含む「駐在武官」の記事については、「駐在武官」の概要を参照ください。

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