歴代会長及び会長代行
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東城 真(とうじょう まこと) 東城会初代会長。『2』のサブストーリーで入手できるDVD(タイトルは「初代組長伝説 東城真 ケンカ格闘研究奥義」)で名前のみが登場し、ゲーム内の演出ではあるが、このDVDの視聴により桐生のヒートアクションゲージが一段階上昇したことからケンカ格闘家として高い実力を持っていた事も窺い知れる。また、『2』に登場した組員から庭にドーベルマンを放し飼いにしていたり、裏切った組員を本部の庭で自らの手により殺したなどというエピソードを聞くことができ、気性の荒い側面があったことを窺える。初代会長として東城会を支えてきたが、跡目を譲った後の生死は不明である。 世良 勝(せら まさる) 声 - 水木竜司(『1』)、大川透(『0』『極』) 身長185cm、体重74kg 『1』に登場した東城会三代目会長。49歳。若くして(37歳)三代目会長を襲名したが、渡世に入って間もない頃に風間から極道のイロハを教わった事もあって風間に対しては多大な敬意を払っており、風間が自身の部下になってからも風間に対して敬語を崩さないでいる。また、桐生の事も高く買っており、桐生が堂島殺しで捕まった際には絶縁ではなく破門にし、更にはこれから刺客に狙われるであろう桐生を守るための指示を部下にしている。大学時代に共に学生運動に参加していた長年の親友である神宮京平の頼みで記者の死体を隠すのに協力し、更には政治家生命を守るために遥と由美の抹殺を依頼されるが、実行しようとしたところを風間に止められ、最終的には風間の説得により思い留まって自らの過ちを悟る。その後は神宮と手を切る決心を固め、敢えて神宮を失脚させる為に風間や由美と共に彼の100億円を盗み出してバー「アレス」に隠したものの、それにより神宮から命を狙われると察して自らの死を覚悟しており、「東城会の未来を託せる男」を跡目に譲ると記した遺言状を風間に託した。その後、神宮の流した100億の情報を聞いた錦山から「100億盗まれたのは本当か」と質問され、それに答えたが、最後はその数日後に跡目を狙う錦山によって暗殺された。 『0』では32歳。当時の東城会の直系組織であった日侠連の総裁の位置にいる。正確な射撃の腕を持ち、実際に佐川の腕を正確に撃ち抜いたり、堂島宗兵が銃を使おうとした際もその銃を弾き飛ばしている。戦闘では直立の構えから攻撃をいなし、隙のない打撃を繰り出す。代紋を掲げることもなく、ただ本部の汚れ仕事を専門に請け負っていたが、後に風間の命を受けて堂島組及び傘下組織よりも先に「カラの一坪」を手に入れるために行動し、佐川に撃たれながらも「カラの一坪」を日侠連の物として手に入れる。その後、堂島組に代わって神室町再開発計画を引き受け、その莫大な利権を持って東城会本家若頭に就任し、二代目代行の二井原が退任した後はそのまま東城会三代目会長に昇格する。 『ONLINE』では第二部のストーリーに登場し、肩書きは東城会若頭となっている。 キャラストーリーでは過去のエピソードに登場し、会長就任後ある日のこと、まだ駆け出しの頃に兄貴分を殺され、怒りに任せて止める風間を振り切って斎藤遼太郎を射殺する夢を見た。その数日後、対立する中国マフィアとの抗争の最中に男に襲撃される。男は斎藤の息子を名乗り、護衛する日侠連の組員を悉く倒して世良に迫るが、もう一歩のところで取り押さえられた。穴蔵に幽閉した翌日、様子を見に来た世良を中国マフィアが襲撃し、これを返り討ちにするが、斎藤も脱出し、再度世良と対峙する。しかし、まだ人を殺した事が無いと見抜いた世良が拳銃を渡して諭す。結果、斎藤は一線を渡る事無く、暴言を吐いて立ち去った。その後ろ姿を見た世良は斎藤が自分と同じ立場にならなかった事に安堵して胸を撫で下ろした。 桐生 一馬(きりゅう かずま) 堂島の龍と呼ばれる伝説の極道。『1』(『極』)で東城会四代目会長となったが、就任式と引退式を同時に行ってカタギとなる。 「桐生一馬」を参照 堂島 大吾(どうじま だいご) 宗兵と弥生の息子で、『3』にて東城会六代目会長を務めた。 「堂島大吾」を参照 二井原 隆(にいはら たかし) 声 - 柴田秀勝 『0』に登場した東城会二代目会長代行。会長代行でありながらもそれを感じさせない程の威厳を醸し出しており、例えどんな相手だろうと堂々とした振る舞いを見せている。また、ヒットマンとして活動していた頃の風間新太郎を良く知っており、「一騎当千」と評し、風間を10億で買えるなら迷わず支払うと断言するなどその実力を認めていた。東城会本部を訪れた立華から「堂島組に桐生さんから手を引くように働きかけて下さい」と頼まれ、当初は断ろうとしたものの、立華の器量の良さに感服してその件を了承する。その後、桐生たちが東城会本部を去ろうとした際には桐生の覚悟を試す為に組員を嗾けるが、結果として組員全員を倒したことで桐生の実力を認め、最後は東城会本部を去って行く桐生たちを見送る。事件後は世良を東城会本家若頭に就任させて「神室町再開発計画」を彼に任せ、自身は代行を退いて東城会本部を後にした。 『ONLINE』では第二部のストーリーに登場し、郷田龍司を抹殺計画の為に荒川組を仕向ける。最終的には計画は失敗に終わり、春日と久瀬の処遇を下そうとするも、世良に諭されて処遇を取り止め彼に東城会を任せ、代行を降りる。
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