マカンバ
北海道から本州北中部、また南千島に分布します。カンバ類にはこの他、ミズメあるいはヨグソミネバリ:B.grossa.ダケカンバ:B ermaniiなどがあり、前者は岩手県以南の本州、四国、九州、後者は北海道、本州北、中部、四国、朝鮮、ソ連沿海州、カムチャッカなどに分布します。カンバ類は北半球に広く分布しており、それぞれの国で重要な広葉樹材の一つとされています。この他にも、山岳地帯の風景の一つとして、忘れられないシラカンバも、もちろんこの仲間です。木材として重要なものはマカンバとミズメですが、ダケカンバもそれらの代替材として用いられています。注意を要するのは、このカンバ類を、とくに用材として用いる場合、業界ではサクラ(カバザクラあるいはミズメザクラ)と呼ぶことが多いことです。もちろんカンバ類ですからサクラ類とは関係がないのですが、このような習慣はすでに明治時代からあります。 ■木材 ■用途 |
樺
樺
樺
カバノキ属
(樺 から転送)
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カバノキ属(カバノキぞく、学名:Betula)は、カバノキ科の1属。カバ・カンバ(樺)、カバノキ(樺の木)などと総称する。
- ^ Betula Tropicos
- ^ a b 辻井達一『日本の樹木』中央公論社〈中公新書〉、1995年4月25日、85頁。ISBN 4-12-101238-0。
- ^ 原田茜, 吉田俊也, Resco de Dios V., 野口麻穂子, 河原輝彦「北海道のササ掻き起こし地における施工後6∼8年の高木性樹種の動態」『日本森林学会誌』第90巻第6号、日本森林学会、2008年、397-403頁、doi:10.4005/jjfs.90.397。
- ^ 林将之『紅葉ハンドブック』文一総合出版、2008年9月27日、17頁。ISBN 978-4-8299-0187-8。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)等による [リンク切れ]
- ^ a b c d e アレン・コーンビス 著、濱谷稔夫 翻訳・監修『木の写真図鑑 完璧版』日本ヴォーグ社、1994年、118-125頁。ISBN 4-529-02356-7
- ^ “「シラカバジャクモンティー」の正体”. 株式会社ライフアップ. 2020年7月17日閲覧。
- 1 カバノキ属とは
- 2 カバノキ属の概要
- 3 概要
- 4 関連項目
樺
「樺」の例文・使い方・用例・文例
- 日本は樺太の一半を版図に加えた
- 暑中は樺太へ行きました
- せめて樺太の全部だけも欲しかった
- 日本は樺太の一半を領土に加えた
- 細く柔軟な樺
- 木目の細かい樺
- 樺材から成る、または、樺材で作られた
- 樺の木の小枝、あるいは小枝の束から成る小枝のむち
- 私の父は決して樺の枝むちを容赦しなかった
- 各種の樺の木の堅くてきめの細かい木材
- 薄い樺色
- 樺という植物
- 樺太犬という動物
- 樺の木という植物
- 岳樺という樹木
- 樺桜という植物
- 樺桜という,襲の色目
- 白樺派という,文学の流派
- 白樺派という,文学の流派の人
- 樺太という地域
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