楽器製作者としての活動と略歴とは? わかりやすく解説

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楽器製作者としての活動と略歴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 16:09 UTC 版)

TommyCHO」の記事における「楽器製作者としての活動と略歴」の解説

TommyCHOJazz鍵盤ハーモニカ奏者とはいえども、”奏者”のみに留まることなく演奏と同じ熱量楽器製作にも力を入れている。 鍵盤ハーモニカといえば、まず思い浮かべる楽器イメージ幼稚園・小学校教材として使われているプラスチック製ボディー楽器として生を受けつつも”教材と言う役割重点をおかれて作られていることから、楽器として音質よりも、まだ楽器扱い慣れていない子供扱って壊れにくいことや、教材として購入 する価格リーズナブルであることを求められるため、現在のプラスチックの姿が定番となっている。 しかし鍵盤ハーモニカ愛する者として、 管楽器専門にしてきた経験生かしてなんとかして教材としてだけではなく多彩な音色生み出せ楽器にしてあげられないものか?という思いから、業界の中でいち早くボディー自体の質に着目し、そこからTommyCHO製作者としての探究始まった豊かな響きになるように一から設計行い、それを木製樹脂をはじめとした色々な素材試作改善重ね鍵盤ハーモニカ可能性開拓し、現在もなお様々なニューモデルマイナーチェンジ続けられる。 そうして出来上がった数々楽器は、今日では有名楽器メーカーからも定番アイテムとして発売されている”グースネック”や”木製鍵盤ハーモニカ”、さらにはエフェクター使用 した奏法に至るまで、とにかく当時鍵盤ハーモニカ界には目新し過ぎる発明品ばかり。 その全てメジャー楽器メーカー製作者たちの注目を集めることとなり、さらには追って発売されるまでになり、 鍵盤ハーモニカ奏者としてだけではなく鍵盤ハーモニカ製作者パイオニアとして存在確立することとなった。 現在では森林再生プロジェクト音楽救う会』を主催し、自らが世界初完成させた木製鍵盤ハーモニカMOKU×HAMO」の製作を間伐材用いて行うことで環境保護SDGs目指すとともに、その楽器用いた鍵盤ハーモニカ中心市民オーケストラ立ち上げ市民音楽交流の場作り社会貢献尽力するなど様々な活動行なっている。 ■TommyCHO オリジナル鍵盤ハーモニカ略歴 2005年11月、初のTommyCHOオリジナルモデル1号機」が、「アトリエ」の協力のもと完成。 この初号モデルアメリカ最大音楽祭「SXSW2006」に選出され出演した際に演奏起用された。 世界類を見ないそのオリジナリティあふれる楽器の特徴奏法楽曲世界から高く評価されヨーロッパツアーをはじめ世界へ羽ばたく事となる。 2006年3月オリジナルアルバムCore”で初代モデル鍵盤ハーモニカ起用2007年様々な素材での試作期間を経て世界初のデルタデザインを使用したスケルトンのプロモデル「Delta37」が完成2008年木製デルタモデル完成2009年7月、「メロディオン」の生みの親鈴木楽器本社工場にて技術者たちと交流TommyCHO鈴木楽器のHAMOND-44を演奏し鈴木楽器エンジニアTommyCHO考案当時未発売デルタモデルを演奏しての夢のセッション実現鍵盤ハーモニカを介して交流深めた2010年3月木製鍵盤ハーモニカファンタジー画家そらのあお氏の絵を施したコラボレーション作品完成美術展覧会発表される2010年11月前期モデルから設計マイナーチェンジしたデルタモデルのオレンジカラー発表2011年6月東北大震災ボランティア活動Tommy Cocolo Project」での活動の際、 ボランティア仲間木工プロフェッショナル中村氏との出逢うTommyCHO熱意感銘した中村氏工房にて木製鍵盤ハーモニカ試作しジュピター」が完成木製と”木星”をかけたネーミングと、それを体現したトーンホールデザインがお洒落な木製モデル2011年8月オリジナル木製鍵盤ハーモニカ「Pcat-37」を発表求め続けた鍵盤ハーモニカの音が理想の形にまとまった様々な楽器との共演叶う初のモデルとなったこの頃から、ステージ木製鍵盤ハーモニカ起用する機会増えて行くこととなった2011年8月千曲市NPO法人千曲の森」から千曲産の間伐材を提供の提案を受け、これを機に音楽直接環境問題貢献をしたいと兼ねてから計画していた「音楽救う会」の活動がいよいよスタートすることとなる。 2012年3月使われなくなった鍵盤ハーモニカ救い間伐材とともに新たな楽器としてリサイクル再生する試み開始小学校卒業制作木製鍵盤ハーモニカ採用される2012年9月TommyCHO自らが指導指揮する世界初鍵盤ハーモニカオーケストラの為に作られた「木製スチューデントモデル」を発売開始2013年7月長野県千曲市更埴文化会館あんずホールにて行われた1000人のコンサート1000曲の風」コンサートにて、TommyCHO主催世界初木製鍵盤ハーモニカオーケストラの全国クラス集結し初めての合同出演を果たす。 ここでも世界初試み大きな反響を呼ぶ。 2014年5月フランスにてTommy CHOオリジナル木製鍵盤ハーモニカ「P-cat」を発売2014年6月木材繋ぎ目無し一枚板の無垢材をくり抜いて作るという新たな発想生まれたソリッドサウンド特徴木製モデル発表2016年、より固い材であるの木を採用した「あんずシンフォニカ完成2017年7月重厚感あるオリジナルモデル発表。(CDアルバム“Nica”にて起用 ) 2019年4月、スチューデントモデル37鍵盤バージョンシンフォニカ」が完成し発売開始される

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