楽器音によるフィードバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 20:39 UTC 版)
「フィードバック」の記事における「楽器音によるフィードバック」の解説
ハウリングとも呼ばれる。意図しないものから、音楽表現の為に意図的に行うものまで含む。 エレキギターではギター弦の振動を電子回路で増幅して音を出すが、この増幅された音が弦をさらに振動させ発振することがあり、フィードバックと呼ばれる。ギターの弦の振動は通常は次第に減衰してゆくが、適度のフィードバック(正帰還)を与えることで、任意の時間持続する例えばオルガンのような連続音を演奏することができるようになる。主にハードロックやヘヴィメタルなどでは、これを利用したフィードバック奏法がある。この「フィードバック」は、ギターアンプから出た出力音のエネルギーの一部を、楽器の弦を振動させるために使うことである。 FM音源ではヤマハにより、フィードバックを利用してより幅広い合成音を生成する方法が開発された。
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