應とは? わかりやすく解説

おう【応〔應〕】

読み方:おう

[音]オウ(呉) ヨウ(漢) [訓]こたえる いらえる

学習漢字5年

問い呼びかけにこたえる。「応酬応答呼応

承知する。「応諾

外からの求め働きかけ受けて動く。「応援応急応戦応対応募応用感応(かんおうかんのう)・順応(じゅんのう)・即応・対応・内応反応(はんのう)」

ふさわしい。つりあう。「応分相応

名のりかず・たか・のぶ・のり・まさ

難読相応(ふさわ)しい


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/27 06:51 UTC 版)

西周早期 - 不詳
国姓 姫姓
爵位
国都 應城(河南省平頂山市新華区滍陽鎮)
分封者 不詳
始祖 應侯
滅亡原因 により滅亡
史書の記載 春秋左氏伝
周朝諸侯国一覧
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(おう)は、先秦時代の小国。

歴史

應は代に建国された。甲骨文卜辞の中に「應侯朝商」、商王「歩于應」の記載がある。『水経注』の注引『竹書紀年』には「殷時已有應国」とある。当時の應は山西省朔州市応県一帯に存在した可能性がある。

周朝の武王克殷以後に、應は滅ぼされ、新しい應が建国された。この應は姫姓で、始封の君は周の武王の子。封地は現在の河南省平頂山市新華区滍陽鎮應城。根拠に平頂山に應の墓地があることが考古学的に証明されている。應はもともと監国で、の遺民を監視していた。

洛陽平原につながる潁河渓谷の出口の近く、南陽盆地中国語版の入口のすぐ近くにあり、長江中部への道路を管理していた[1]

春秋時代中期、應はによって滅亡した。

戦国時代の相国范雎の封地となった(なので、侯と呼ばれる)。

歴代君主

  • 應侯、周の武王の子。
  • 應侯見工、《應侯見工簋》に見える。名は見工西周中期前段期の人[2]
  • 應釐公、《應侯爯盨》に見える。西周中期前段期の人。子に應侯爯がいる[3]
  • 應侯爯、《應侯爯盨》に見える。名は。西周中期前段期の人。父は應釐公[2]
  • 應侯、《應侯簋》に見える。西周中期の人。夫人は生杙姜[2]
  • 應侯、《應侯鼎》等に見える。西周晩期の人。夫人は應姚[2]
  • 應侯、《應侯簋》に見える。西周晩期の人。母は姫原母[2]

脚注

  1. ^ Li (2006), p. 71.
  2. ^ a b c d e 呉鎮鋒:《金文人名匯編》,中華書局2006年8月第1版,第413頁。
  3. ^ 呉鎮鋒:《金文人名匯編》,中華書局2006年8月第1版,第417頁。

参考文献


応(おう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 06:56 UTC 版)

蒼天の拳」の記事における「応(おう)」の解説

共産党による革命の火を消さぬため、拳志郎に懸かった10万元を得ることを望む。そのために戦った者達を見届けた

※この「応(おう)」の解説は、「蒼天の拳」の解説の一部です。
「応(おう)」を含む「蒼天の拳」の記事については、「蒼天の拳」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 02:32 UTC 版)

発音(?)

熟語


出典:『Wiktionary』 (2021/07/03 04:46 UTC 版)

発音(?)

動詞

文語応ず/(口語応じ

  1. (オウ) 承知する。ひきうけるうけつける。
  2. (オウ) あるものの変化対応する。あわせる

熟語



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