情報量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/19 03:23 UTC 版)
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情報量(じょうほうりょう)やエントロピー(英: entropy)は、情報理論の概念で、あるできごと(事象)が起きた際、それがどれほど起こりにくいかを表す尺度である。ありふれたできごと(たとえば「風の音」)が起こったことを知ってもそれはたいした「情報」にはならないが、逆に珍しいできごと(たとえば「曲の演奏」)が起これば、それはより多くの「情報」を含んでいると考えられる。情報量はそのできごとが本質的にどの程度の情報を持つかの尺度であるとみなすこともできる。
なおここでいう「情報」とは、あくまでそのできごとの起こりにくさ(確率)だけによって決まる数学的な量でしかなく、個人・社会における有用性とは無関係である。たとえば「自分が宝くじに当たった」と「見知らぬAさんが宝くじに当たった」は、前者の方が有用な情報に見えるが、両者の情報量は全く同じである(宝くじが当たる確率は所与条件一定のもとでは誰でも同じであるため)。
自己情報量(自己エントロピー)と平均情報量(エントロピー)
それぞれのできごとの情報量だけでなく、それらのできごとの情報量の平均値も情報量と呼ぶ。両者を区別する場合には、前者を自己情報量(自己エントロピーとも)、後者を平均情報量(エントロピーとも)と呼ぶ。
自己情報量
事象
図を見ると分かるように、
情報量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:19 UTC 版)
長方形で作ることができる他、情報量が増え、それに伴ってセル数も増えている。従来のQRコードでは、数字モードと仮定すると、最大サイズのもの(177×177セル)でも、約7,000文字の情報しか記録できなかったが、iQRコード(422×422セル)では、約40,000文字まで記録できる。また、従来のQRコードと同じサイズであれば、多くの情報を格納することができ、同じ情報量であれば、サイズを縮小することができる。既存の1次元バーコードと差し替えたり、印字が難しいとされていた円筒形のものへの印字も簡単になった。
※この「情報量」の解説は、「QRコード」の解説の一部です。
「情報量」を含む「QRコード」の記事については、「QRコード」の概要を参照ください。
「情報量」の例文・使い方・用例・文例
- ものすごい情報量
- かなりの情報量
- 情報非対称ゲームではプレーヤーにより情報量に差がある。
- 情報量が多すぎて、逆に決断が難しくなりました。
- インターネットは情報量が多いので、使えない情報も沢山あります。
- 情報量をふやす.
- 1024バイトの情報量
- ディスクドライブに蓄えることが可能な(バイトでの)情報量
- 頭に入るだけの情報量
- ギガビットという,情報量の単位
- ニブルという,コンピューター処理情報量の単位
- キロバイトという,情報量の単位
- バイトという,情報処理を行うときの情報量を表す単位
- キロビットという,情報量の単位
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