iQRコード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 08:08 UTC 版)
iQRコードは、デンソーが開発した、QRコードの新規格であり、QRコードと同じスペースに更に多くの情報を表現することが可能になっている。視覚的にわかるQRコードとの大きな違いは、正方形ではなく長方形のコードが生成できるようになった点である。 情報量 長方形で作ることができる他、情報量が増え、それに伴ってセル数も増えている。従来のQRコードでは、数字モードと仮定すると、最大サイズのもの(177×177セル)でも、約7,000文字の情報しか記録できなかったが、iQRコード(422×422セル)では、約40,000文字まで記録できる。また、従来のQRコードと同じサイズであれば、多くの情報を格納することができ、同じ情報量であれば、サイズを縮小することができる。既存の1次元バーコードと差し替えたり、印字が難しいとされていた円筒形のものへの印字も簡単になった。 誤り訂正 QRコードではL (7%), M (15%), Q (25%), H (30%) の4段階だった誤り訂正レベルに、新たにレベルS (50%) が追加されて、最大50%まで復元が可能になっている。
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