広島瓦斯電軌時代とは? わかりやすく解説

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広島瓦斯電軌時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 14:21 UTC 版)

広島電鉄」の記事における「広島瓦斯電軌時代」の解説

広島電気軌道は、1917年大正6年8月広島瓦斯現在の広島ガス)と合併資本金600万円広島瓦斯電軌になった。これは、夏季売り上げの多い電車部門と、冬季売り上げの多いガス部門統合させることにより、経営体質安定させるためである。 市内線は、1917年大正6年)の11月現在の横川線一部となる左官町 - 三篠間が開通1919年大正8年5月御幸橋軌道専用完成し宇品線が1本につながった1921年大正10年)に大阪市電より後にB形になる車両2代目101-110号)を10購入それに伴い、元々の101-150号車1-50号改番した。1925年大正14年4月2013年現在広電最古参となる後に150形E形)になる車両(151-160号)を導入同年6月頃より、宮島線車両に倣う形で、車体左下部に0形には「A」、100形2代)には「B」、150形には「E」の文字付記された。1927年昭和2年)に大阪市電よりB形2代目100形)を20追加購入1930年昭和5年)にG形(後の初代200形)を10導入1935年昭和10年12月御幸橋東詰 - 宇品間が複線になった新線移動した1933年から1934年頃にかけてポールが2本から1本に変更された。1937年昭和12年)に千田車庫火災発生被害車両復旧100形初代)11両が450形になった1938年昭和13年)に大阪市電より市内線初のボギー車になる300形を5両、京王電気軌道現在の京王電鉄)より23形を10購入し500形初代)とした。またB形全車更新し400形になった。 これに前後して1920年大正9年都市計画法旧法施行に伴い広島県による市中心部道路整備計画建てられ昭和期入り電車道幅員13間半(約24.5m)まで拡幅橋梁道路軌道併用として架け替えられ、広電軌道複線化を行うなど随時更新していった。なおこれらの財源県債だけではなく一部広電からの出資賄われている。 宮島線は、1919年大正8年3月7日広島軽便鉄道が、己斐 - 草津間の免許取得同年4月18日に、広島瓦斯電軌免許譲渡された。同年6月鉄道院対し敷設継承草津町-大野村間の免許申請動力蒸気機関から電気への変更申請行い同年9月25日許可され同年11月16日宮島線建設始まった1922年大正11年8月宮島線第一期工事区間である己斐町 - 草津町間が開通。それに併せて同年6月C形(後の1000形)を導入した1924年大正13年4月第二期工事区間である草津町 - 廿日市町間が延長。それに併せて1923年大正12年12月D形(後の1010形)を導入した1925年大正14年7月廿日市町 - 地御前間が開通。それに併せて同月F形(後の1020形)を導入。それと同時に宮島に向かう連絡船開業した1926年大正15年7月地御前 - 新宮島間開通し連絡船接続した1931年昭和6年2月新宮島 - 電車宮島現在の広電宮島口)間が開業し宮島線全通した同日連絡船事業廃止。それに併せて1930年昭和5年)にはH形(後の1030形)を導入した1937年昭和12年)の火災では、C形D形1両ずつ、計2両が被災足回りなどを流用し1941年昭和16年)に半鋼製1040形として復旧した1939年昭和14年)にアルファベットだった形式名を、車番同様の数字による形式名に変更した

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