天界アスガルド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/27 08:49 UTC 版)
「ヴァルトラウテさんの婚活事情」の記事における「天界アスガルド」の解説
ヴァルトラウテ 本作のヒロイン。「~であるぞ」といった、堅苦しい口調で話す。 ワルキュリエの四女。『機動性』に優れたワルキュリエ。規律の正しさを好み、他者にも自分にも厳しいが、一人の少年によってその印象が覆されることになる。 人間界ミズガルズの少年と別居しながらも新婚生活を送っている。しかし関係は中々進展せず、結婚後もデートと称して散歩やカードゲームや釣りなどを楽しむ程度など未だに初々しい。 ヘイムダル 天界アスガルドの端に設置されている、7本の滑走路ビフレストを司る『番人』。ワルキュリエやその他の神たちを天界から人間界へ、人間界から天界へ移動する際の『転送』を管制する。 口が軽く、つい思ったことを言ってしまう迂闊な性格。基本的にどつかれ役で、職場であるビフレストを他の神々が少年を見物するために占拠されてしまっている苦労人。 ブリュンヒルデ ワルキュリエの長女にしてリーダー。伝説の戦死者ジークフリートを従える、指揮系統に優れたワルキュリエ。その能力は、ほぼ無敵の力を誇るジークフリートレベルの魂を数十万と同時に操れるほど高い。 夫であるジークフリートを殺害し、さらに割腹自殺を図るなど結婚問題で大きくしくじった過去がある。若干ヤンデレな未亡人。 オーディン 主神にして戦争の神。見た目は40前後くらいの眼帯をしたヒゲのおっさん。フリズスキャルヴという玉座から、長い年月をかけこの世界の歴史を眺めてきた。彼の神槍グングニルは決して敵を射損なわず、貫いた後は自動的に持ち主のもとに戻る。 戦死者の軍団エインヘルヤルを組織し、いずれ来る巨人族との最終戦争ラグナロクに備えている。人間や動物の姿に化けて人間界ミズガルズに赴き、頻繁に殺し合いや戦争を誘発させている。 九つの世界を股にかけて冒険する少年を「稀有な勇者」としてエインヘルヤルに組み込もうとする(=奸計で殺害しようとする)が、その度にヴァルトラウテに叩きのめされている。 フリッグ 軍神オーディンの妻。実質的に彼と同等の権限を持つ。愛と結婚を司る豊穣の女神。見た目は30前後であり、外見年齢がそこで固定されてしまっていることを気にしている。 ヴァルトラウテの良き理解者で、彼女を優しく導くアドバイス役を担っているが、その行動の根幹には「だって面白そうだから」という不純な動機がただよう。 フレイヤ この世界で最も美しい、豊作と天候を司るツインテールの女神。通称シル(雌の豚)。巨人族にしつこくプロポーズを迫られている。兄はフレイ。 全てにおいて天真爛漫で、さらに性にも奔放というフリーダムな性格。無類のアクセサリー好きで、ブリーシンガメンという首飾りが欲しいためにドワーフ4人と寝た経歴がある。自らの美しさについても一点の曇りもない自信を持つ。 トール 主神オーディンに次ぐナンバー2。オーディンを「父上」と呼んで慕っている。巨人族に意地悪で雷槌ミョルニルを隠されて泣いていた。作中でキレたヴァルトラウテとの電撃勝負を行い、雷を扱う神であるにもかかわらず敗北する。 フギンとムニン 2羽のカラス。主神オーディン専用の斥候だが、ヴァルトラウテによって少年との連絡役を負わされ辟易している。 ロキ 悪戯好きの悪神で、『アース神族のジョーカー』とも呼ばれている。アース神族へ所属を鞍替えしたものの、巨人族の血も引いている。外見は非常に優れた容姿の男神で、様々な女神にちょっかいをかけては問題を引き起こしている。 運命の三女神ノルンの予言を覆すことを目的に、様々な暗躍を見せる。その興味は多岐にわたり、巨大狼フェンリルや冥界の女王ヘルの誕生も彼が原因。光神バルドルを冗談で殺したり、収穫の女神シフの金髪をギャグで丸刈りにしたりしている。また、馬に化けた際、巨人の操る別の馬にのしかかられてスレイプニルを孕み、出産している。 北欧神話に全く関係のないギリシャ神話のイカロスの翼を持っている。 イドゥン 豊穣を司る女神。頭にバンダナを巻き、素朴なカントリー系の衣服をベースにしたウェイトレスのような格好をしている。巨乳。 不死の林檎を育てており、アース神族はこれを定期的に食しているために歳を取らず病気にもならない。過剰に摂取すると、一時的に外見上の年齢が若返る。 ゲルヒルデ ワルキュリエの次女にしてクールビューティー担当のインテリ系軍師。『手数の多さ』に優れたワルキュリエ。操り人形の糸を操作する時に使う木の棒を組み合わせた道具によって、10本の滅雷の槍を同時に操る。戦乙女九人姉妹の中では唯一の眼鏡っ子。 オルトリンデ ワルキュリエの三女。作中で最も割を喰らっており、物語の終盤まで良いところはない。特殊スキルの説明もなかった。おっぱいはある。 シュベルトラウテ ワルキュリエの五女。 ヘルムヴィルゲ ワルキュリエの六女。男か女か分からない名前を気にしている。 ジークルーネ ワルキュリエの七女。水着はワンピース派。水が怖くて泳げない。 グリムゲルデ ワルキュリエの八女。どうせなら末っ子になれば個性が出たのに、と苦悩している。 ロスヴァイセ ワルキュリエの九女であり、要領の良い末っ子。身長170cmで貧乳。『防御力』に優れたワルキュリエ。華奢な体躯に巨大過ぎる鎧をまとっている。その堅牢な装甲は、同系ワルキュリエが放つ滅雷の槍の連発すら耐える。若干あざとい。
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