大分県中部地震
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大分県中部地震(おおいたけんちゅうぶじしん)は、1975年4月21日(月曜日)の午前02時35分に大分県中部(玖珠郡・大分郡付近)を震央として発生した内陸直下型地震である。大分地震とも呼ばれている[3]。
注釈
- ^ なお、九州近海を震源とする直下型地震としては、2005年3月20日に発生したマグニチュード7.0の福岡県西方沖地震がある。
- ^ 2017年現在、戦後の九州地方で発生した直下型地震で、最も規模が大きいものは、2016年に発生した熊本地震 (2016年)の本震(M7.3)である。
出典
- ^ “M 6.1 - western Honshu, Japan”. アメリカ地質調査所 (2015年5月13日). 2017年6月20日閲覧。
- ^ a b “震度データベース検索 M6.4 1975/04/21 02:35”. 気象庁. 2017年6月20日閲覧。
- ^ a b c d 「証言 揺らぐ日本列島 大分地震」 『太陽]』1977年2月号(No.165) 平凡社 P.81
- ^ 1975年大分県中部地震について (PDF) 工業技術院地質調査所 衣笠善博、曽屋龍典
- ^ 活断層調査 大分県 平成15年度 別府-万年山断層帯に関する調査成果報告書 地震調査研究推進本部
- ^ a b 1975年4月大分県中部に発生した地震災害現地調査報告 (PDF) 国立防災科学技術センター
- ^ 明日を守る~防災立県めざして~ 第2部 建築物 (2)耐震診断、耐震補強を急げ! 大分県中部地震で倒壊 大分合同新聞社、2006年
- ^ 大分県地震被害想定調査 第3編 過去の地震被害 3.1 大分県の過去に起こった地震 (PDF)
- 1 大分県中部地震とは
- 2 大分県中部地震の概要
- 3 概要
- 4 参考文献
大分県中部地震
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1975年4月21目に発生した大分県中部地震では、九重レークサイドホテルの1階部分が倒壊した。この倒壊は建物の剛性のアンバランスによって起こったと考えられ、後に1981年の耐震基準改正で剛性率が考慮されるきっかけとなった。また、この地震では、山下湖の堤防が決壊し、湖底の大半が露出した。その際の調査で、縄文時代の土器や石器が発見されている。
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