因とは? わかりやすく解説

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いん【因】

読み方:いん

[音]イン(呉)(漢) [訓]よる ちなむ

学習漢字5年

事の起こるもと。「因果因業因子因縁因由一因遠因起因近因偶因原因死因主因真因成因素因敗因病因誘因要因

もとの物事に従う。「因習因循

因幡(いなば)国。「因州

名のり]なみ・ゆかり・よし・より


いん【因】

読み方:いん

物事原因。もと。「失敗の—をなす」

仏語直接の原因。⇔果。

古代インド論理学で、論証しようとする命題(宗)の理由述べ部分


もと【本/元】

読み方:もと

【一】[名]

物事起こり始まり。「事件の—をさぐる」「うわさの—をただす」

(「基」とも書く)物事根本をなすところ。基本。「生活の—を正す」「悪の—を断つ」

(「基」とも書く)基礎根拠土台。「何を—に私を疑うのか」「事実を—にして書かれ小説

(「因」とも書く)原因。「酒が—でけんかする」「風邪万病の—」

もとで。資金また、原価仕入れ値。「—がかからない商売」「—をとる」

(「素」とも書く)原料材料。たね。「たれの—」「料理の—を仕込む

それを出したところ。それが出てくるところ。「火の—」「製造—」「販売—」

ねもと。付け根。「—が枯れる」「葉柄の—」

箸(はし)や筆の、手に持つ部分

10 短歌の上の句。

「歌どもの—を仰せられて」〈二三

【二】接尾(本)助数詞

や木を数えるのに用いる。「一(ひと)—の

(たか)狩りに使う数えるのに用いる。

「いづくよりとなく大鷹一—それて来たり」〈咄・醒睡笑・五〉

[下接句] 孝は百行(ひゃっこう)の本・失敗は成功のもと短気は未練の元釣り合わぬは不縁の基生兵法大怪我(おおけが)の基・油断は怪我(けが)の基


よし【由/因】

読み方:よし

動詞寄す」の名詞化で、物事と関係づけていくことの意》

物事起こった理由。わけ。また、いわれ。来歴由緒(ゆいしょ)。「事の—を伝える」「—ありげな寺院

そうするための方法手段手だてまた、かこつける方法口実。「知る—もない」「会う—もない」

物事内容。事の趣旨。むね。「この—をお伝えください

伝え聞いた事情間接的に聞き知ったこと。「御病気の—承りました

それらしく見せかけること。体裁をつくること。また、表面あらわれたようす。体裁格好

所々うちおぼめき、よく知らぬ—して」〈徒然七三

風情。趣。また、教養

「きよげなる屋廊などつづけて木立いと—あるは」〈源・若紫


よす‐が【縁/因/便】

読み方:よすが

《「寄す処(か)」の意。古くは「よすか」》

身や心のよりどころとすること。頼りとすること。また、身寄り血縁者。よるべ。「知人を—に上京する」「身を寄せる—もない」

手がかり手だて方法。「今ではもう昔を知る—はない」


名字 読み方
いん→ちなみ
ちなみ→いん
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

読み方
いん
ちなみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/23 03:43 UTC 版)

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