南極条約の締結とは? わかりやすく解説

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南極条約の締結

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 01:54 UTC 版)

一年戦争」の記事における「南極条約の締結」の解説

緒戦における圧倒的な勝利を後ろ盾に、ジオン公国政府地球連邦政府休戦条約南極条約持ちかけた。名前の由来条約締結された地、南極由来するジオン公国軍一年戦争緒戦である一週間戦争からルウム戦役において、連邦軍本部であるジャブロー壊滅こそ失敗したものの、地球連邦宇宙軍随一名将レビル将軍捕虜にするなどの大勝利をあげた。これをふまえたジオン軍主張事実上降伏勧告であり、地球連邦軍にはこれ以上抗戦を行う戦力残っておらず、条約呑む以外に道はないと思われた。しかし、捕虜の身にあったレビル将軍連邦軍特殊部隊により救出され条約締結ための会合が開かれていた正にその時に全地球規模での「ジオンに兵なし」演説行いジオン軍内情暴露しあくまでジオン対す徹底抗戦主張した。なお、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、レビル救出に際して戦争継続を望むキシリア一派レビル解放により早期終戦を願うデギン・ソド・ザビが裏で手を回したと取れ描写存在する。 この演説事態一変しジオン公国停戦協定あきらめ戦時条約の締結変更された。0079年1月31日締結され南極条約は、捕虜の取り扱い核兵器使用禁止などを定めた内容となった内容 大量破壊兵器使用禁止NBC兵器使用および大質量兵器コロニー落とし小惑星落下など)使用禁止 核ミサイル設計図公開 特定地域および対象への攻撃禁止サイド6等の中立宣言地域での戦闘禁止 グラナダを除く月面都市への攻撃禁止 ヘリウム3運搬する木星船団木星エネルギー船団)への攻撃禁止 捕虜待遇に関する取り決め階級による区別食事尋問方法など捕虜の取り扱いに関する事項 しかし、条約締結されたが核兵器についてはオデッサ作戦終盤において、ジオン側の司令官マ・クベ大佐条約反して連邦軍水爆ミサイル使用宣言実際に発射するも、ガンダム活躍により弾頭無力化され事無き得ている(TV版)。この戦いで欧州方面軍師団長ユーリ・ケラーネ少将も、オデッサからの撤退にあたって気化爆弾描写モビルスーツ蒸発するほどの核爆発)を使用したまた、直接的な核攻撃ではないが、地球連邦軍極東方面軍属す独立機械化連隊連隊長イーサン・ライヤー大佐は、ラサ基地破壊為に坑道に於けるトラップ存在承知の上で陸戦型ジム多数突入させ、友軍モビルスーツ核融合炉誘爆による核爆発意図的に起こそうとしている。 また、生物兵器については、ジオン公国生態系破壊目的とした生物兵器アスタロス開発していた。末期にはキリング中佐ルビコン計画のために独断サイド6向けて核ミサイル使用画策する等。サイド6表向き中立区としてジオン連邦軍に対して入港許可しているが、連邦軍ガンダムNT-1開発施設ジオン軍NT研究施設フラナガン機関設置している。捕虜については拷問に近い尋問や、情報流出防止為の捕虜殺害が行われたケースがあった。 地球連邦政府ジオン公国との間で戦時条約として結ばれた本条約は一年戦争終結と共にその効力終了しているが、後に勃発した紛争においてもその基本概念地球圏における戦闘でのタブーとして不文律的に扱われることになった一例に、一年戦争後宇宙世紀008310月31日におけるデラーズ・フリートジオン軍残党司令官エギーユ・デラーズ中将演説がある。デラーズは、核弾頭搭載した連邦軍ガンダム試作2号機を「南極条約違反」と糾弾した。ただしデラーズ作中で「連邦一年戦争終結決めたのはジオン公国関係ないジオン共和国であり、一年戦争継続中である」と演説しており、既に一年戦争終結した考え連邦とは主張異なる。運用前提である試作2号機は、実際のところは南極条約違反する行為であるが、連邦軍優位性確立するためにはやむなしとされた。『機動戦士ガンダムUC』においては、「袖付き」が単なるテロリスト集団として扱われ南極条約適用外みなされている事が描写されている。

※この「南極条約の締結」の解説は、「一年戦争」の解説の一部です。
「南極条約の締結」を含む「一年戦争」の記事については、「一年戦争」の概要を参照ください。

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