南極海の島の火山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 19:43 UTC 版)
南緯60度以南の大洋は南極海と呼ばれている。南極海上の島々では複数の火山で火山活動の記録が残っている。 ロス島 (南緯77度40分 東経168度00分) - 噴火10回は確認、その他1回は推定エレバス山(3,795 m)(南緯77度31分 東経167度09分) - 南極で最も活発な火山のひとつ。 テラー山(3,230 メートル)、バード山(1,765 メートル) - 現在は活動が観測されていない。 デセプション島(南緯62度57分、西経60度38分) - サウスシェトランド諸島にあり、中央のカルデラやいくつかのマールがNeptune's Bellows(英語版)と呼ばれる海峡で外海とつながり、Port Foster(英語版)と呼ぶ良港を形成している。高い地熱のため積雪がない場所では地衣類やコケがあり、重要野鳥生息地にも指定されている。1967年、1969年には火山活動のためイギリスとチリの観測基地が破壊された。 以下も活火山と考えられる。 バレニー諸島のバックル島en:Buckle Island(南緯66度50分、東経163度12分) サウスシェトランド諸島のペンギン島(南緯62度06分、西経57度54分) ポーレット島 (南緯63度35分、西経55度47分) リンデンバーグ島Lindenberg Island (南緯64度55分、西経59度40分)
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