北近畿ビッグXネットワーク優等列車沿革
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「北近畿ビッグXネットワーク」の記事における「北近畿ビッグXネットワーク優等列車沿革」の解説
1996年(平成8年)3月16日:園部駅 - 福知山駅間および北近畿タンゴ鉄道福知山駅 - 大江駅 - 天橋立駅間の電化が完成。それによるダイヤ改正により、次のように変更。特急「北近畿」のすべての定期列車が新大阪駅発着になる。 急行「みやづ」が廃止され、特急「文殊」として運転を開始(下り1本、上り2本)。 特急「エーデル丹後」が廃止され、特急「タンゴディスカバリー」として運転開始。新大阪駅 - 久美浜駅間(1往復)。新大阪駅 - 福知山駅間は「北近畿」と併結。 天橋立駅 - 豊岡駅・久美浜駅・網野駅間(下り3本・上り5本)。 綾部駅 - 天橋立駅間(下り2本・上り1本)。舞鶴線内は快速として運転。 特急「あさしお」、急行「丹後」が廃止され、京都駅 - 城崎駅間で特急「きのさき」(下り5本・上り6本)、京都駅 - 福知山駅間で特急「たんば」(下り3本・上り2本)、京都駅 - 天橋立駅間(福知山駅経由)で「はしだて」(4往復)が運転開始。 網野駅→京都駅で運転していた特急「タンゴエクスプローラー」2号の運転経路が福知山駅経由から東舞鶴駅経由に変更。 姫路駅 - 浜坂駅間の急行「但馬」2往復のうち、1往復を大阪駅 - 城崎駅(現在の城崎温泉駅)間の特急「はまかぜ」に変更。残りの1往復は廃止。 大阪駅乗り入れの臨時「但馬」81・82号も「はまかぜ」81・82号として特急に変更。 1997年(平成9年)3月8日:「タンゴディスカバリー」の宮津線内の列車を下り4本・上り3本、綾部駅発着列車を下り2本・上り3本に変更。 9月1日:「北近畿」「文殊」と急行「だいせん」の停車駅に尼崎駅が追加。 1998年(平成10年)3月14日:「はまかぜ」の停車駅に生野駅が追加。 1999年(平成11年)10月2日:舞鶴線の電化が完成したことによるダイヤ改正のため、次のように変更。「エーデル鳥取」「エーデル北近畿」が廃止。 「タンゴディスカバリー」は新大阪駅発着から京都駅発着となり、次のように変更。京都駅 - 東舞鶴駅・久美浜駅・豊岡駅間(2往復) 天橋立駅 - 久美浜駅・豊岡駅・城崎駅間(下り2本・上り3本)。一部区間は快速。 「タンゴエクスプローラー」が京都駅発着から新大阪駅発着に変更され、1・4号は新大阪駅 - 久美浜駅間、2・3号は新大阪駅 - 宮津駅間で運転されるようになる。 「文殊」の上り1本を廃止。 「きのさき」が下り3本・上り5本になる。 「たんば」は下り2本のみになる。 特急「まいづる」が京都駅 - 東舞鶴駅間で運転開始(3往復)。当時は全区間単独運転。 2000年(平成12年)3月11日:「はまかぜ」の停車駅に神戸駅が追加。 2003年(平成15年)3月15日:小浜線電化開業に伴い「まいづる」のうち1往復を、多客期に臨時列車として小浜駅まで延長運転開始。 10月1日:ダイヤ改正により、次のように変更。このダイヤ改正から「まいづる」の全列車が京都駅 - 綾部駅間で「たんば」「はしだて」との併結運転開始。「たんば」が3往復増発され、下り5本・上り3本の運転になる。7・9号をのぞき京都駅 - 綾部駅間では「まいづる」と併結運転。 「はしだて」の下り2本が「まいづる」との併結運転となる。 「まいづる」が下り2本・上り1本増発される。 2004年(平成16年)3月13日:「たんば」7号が「まいづる」と併結運転開始。「まいづる」が1往復増発。 10月16日:ダイヤ改正により、次のように変更。「たんば」が上り1本増発。 急行「だいせん」が廃止され、「北近畿」が新大阪駅 → 福知山駅間で1本増発。 2005年(平成17年)4月25日 - 6月18日:JR福知山線脱線事故により、「北近畿」「文殊」「タンゴエクスプローラー」の新大阪駅 - 福知山駅間が運休。 5月3日 - 5月8日:福知山線特急の運休が続いているため「きのさき」の臨時列車が京都駅 - 城崎温泉駅間で運転(下り2本・上り1本)。 6月19日:福知山線特急が運転再開。「タンゴエクスプローラー」が「タンゴディスカバリー」用のKTR8000形気動車に、「タンゴディスカバリー」のうち天橋立駅発着列車が「タンゴエクスプローラー」用のKTR001形気動車に変更。 2007年(平成19年)3月18日:ダイヤ改正により、次のように変更。KTR001形にATS-Pが搭載され、「タンゴエクスプローラー」はKTR001形に、「タンゴディスカバリー」の天橋立駅発着列車はKTR8000形に戻る。 「タンゴエクスプローラー」1・4号の運転区間が新大阪駅 - 久美浜駅間から新大阪駅 - 豊岡駅間に変更。 「はまかぜ」をのぞいて全車禁煙になる。 2008年(平成20年)3月15日:ダイヤ改正により、次のように変更。「タンゴディスカバリー」の東舞鶴経由の列車を福知山駅経由に変更し、東舞鶴駅発着列車との増解結は綾部駅に変更。3号は東舞鶴行き・福知山行きに変更。 「タンゴディスカバリー」の宮津線内完結列車のうち、上り1本を廃止し、久美浜駅発着列車をすべて豊岡駅発着に変更(2号の延長区間は快速列車)。 2009年(平成21年)6月1日:「はまかぜ」が全車禁煙になる。 2010年(平成22年)3月13日:「タンゴエクスプローラー」3号を福知山行きに、「タンゴディスカバリー」3号の福知山行きの編成を宮津行きに変更。 11月7日:「はまかぜ」にキハ189系が投入される。 2011年(平成23年)2月28日:車内販売の営業が終了。 3月12日:ダイヤ改正により、次のように変更。「文殊」「タンゴエクスプローラー」「たんば」「タンゴディスカバリー」が廃止。 「北近畿」は「こうのとり」に列車名が変更される。 「こうのとり」「きのさき」「はしだて」「まいづる」に新型車両287系が、「こうのとり」に381系が投入される。 「きのさき」は「たんば」(下り5本、上り4本)を統合し、京都駅 - 城崎温泉駅間で下り2本・上り3本、京都駅 - 豊岡駅間で下り2本・上り1本、京都駅 - 福知山駅間で下り4本・上り6本になる。 「はしだて」は京都駅 - 宮津駅間下り1本、京都駅 - 天橋立駅間3往復、京都駅 - 豊岡駅間下り1本・上り2本、計5往復になる。 4月2日 - 4月7日:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で車両保守部品が不足したことにより、183系で運転されていた「こうのとり」「はしだて」「きのさき」の全列車が4両編成で運転。 6月1日:「こうのとり」の4往復で運用されていた381系が、287系に置き換えられる。 2013年(平成25年)3月16日:ダイヤ改正により、183系での運転を終了(以降の充当車両は電車が287系と381系、気動車がキハ189系と北近畿タンゴ鉄道8000形の計4種)。 2015年(平成27年)4月28日:北陸新幹線金沢延伸開業に伴い、北陸特急「しらさぎ」の運用から外れた683系2000番台を、直流化して形式変更された289系の投入が発表された。 5月27日:4両編成による289系の試運転がJR京都線内で行われた。 10月31日:「こうのとり」「きのさき」「はしだて」に289系が投入される。これに伴い、381系での運転を終了し、電車特急すべてがJR西日本発足後の車両に統一された。 2016年(平成28年)3月26日:ダイヤ改正により、下記の通り変更。「こうのとり」14往復のうち、12往復が289系での運転に充てられる(残る2往復が287系での運転)。 京都駅発着の特急が電車では287系、気動車ではKTR8000系の2種になる。 2018年(平成30年)3月17日:ダイヤ改正により、下記の通り変更。「きのさき」「はしだて」各1往復に289系が再投入される。 「こうのとり」の289系の運用が12往復から9往復に減少、287系の運用が2往復から5往復に増加する。 2019年(平成31年)3月16日:ダイヤ改正により、下記の通り変更。「きのさき」の289系の運用が1往復から2往復に増加、287系の運用が9往復から8往復に減少する。 「こうのとり」の289系の運用が9往復から8往復に減少、287系の運用が5往復から6往復に増加する。 2021年(令和3年)3月13日:ダイヤ改正に伴い、特急はまかぜは全車指定席に変更する。 2022年(令和4年)3月12日:ダイヤ改正に伴い、特急こうのとり、きのさき、はしだて、まいづるは全車指定席に変更する。これに伴い、全ての北近畿ビッグXネットワークの特急は全車指定席となる。
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