北近畿タンゴ鉄道KTR1000形・KTR2000形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 12:04 UTC 版)
「国鉄キハ58系気動車」の記事における「北近畿タンゴ鉄道KTR1000形・KTR2000形」の解説
1989年度にKTR001形「タンゴエクスプローラー」の補完特急に投入する目的で本系列4両が譲渡された。 形式 KTR1000形(1001・1002)KTR2000形(2001・2002) KTR1000形が元キハ28形、KTR2000形が元キハ58形。形式はエンジン搭載基数にちなむ。 キハ58 591+キハ28 2198 → KTR2001+KTR1001(旧所属:国鉄清算事業団) キハ58 102+キハ28 2314 → KTR2002+KTR1002(旧所属:JR西日本) 譲渡に際して施工された改造 JR西日本鷹取工場が施工。 外板塗装はシルバーメタリックをベースに窓下をコーポレートカラーの千歳緑+鳶赤ラインに変更。 座席を特急形電車の簡易リクライニングシートを改造した回転リクライニングシートに交換。 KTR1000形はトイレと洗面所を撤去し荷物置場に変更。 第2編成(1002・2002)はJR西日本のキハ65形「エーデル」に準じた前頭部形状と座席を階段状に並べた展望席を設置。 本形式は「レインボー・リゾート」と命名され、第2編成単独もしくは第1編成(1001・2001)を中間に組み込んだ3・4両編成でJR線内への直通運転も実施されたが、1996年にKTR8000形「タンゴディスカバリー」の新製と代替で廃車された。
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