再構とは? わかりやすく解説

さい‐こう【再構】

読み方:さいこう

[名](スル)もう一度構成しなおすこと。組み立てなおすこと。「党の組織を—する」


再建

(再構 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 02:58 UTC 版)

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再建(さいけん)

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再構

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 04:29 UTC 版)

西夏語」の記事における「再構」の解説

西夏文字西夏語発音の関係は、漢字現代中国語よりもさらに乏しい。漢字の9割は声符持っているが、ソフロノフによると西夏文字場合全体の1割しか声符をもっていない。西夏語発音を再構するためには文字以外の助け必要になる西夏語中国語二言語語彙集である『番漢合時掌中珠(英語版)』の発見により、イワノフ(1909)とラウファー(1916)は西夏語音節頭子音を再構し、比較研究行った。『番漢合時掌中珠』は西夏文字それぞれに漢字1字または複数の字で発音示し逆に漢字発音を1字または複数西夏文字示している。もうひとつ資料西夏語チベット文字転写したもので、ネフスキー(1925)によってはじめ研究された。 しかしながら、この2種類資料では西夏語体系的再構には不足である。これらの転写西夏語発音正確に表現する目的行われたわけではなく母語でない言語単語を、理解できる別の言語利用して発音し記憶するのを助けるために書かれたものであった現代の再構の基本をなしている3番目の資料は、西夏語だけで書かれ辞典である。これには『文海』、2種類の『同音』、『文海雑編』および題のついていな辞書がある。これらの辞書発音中国辞典伝統から借りた反切使って記録されている。これらの辞典細部では違い見せるものの(例えば『同音は文字音節頭子音韻母分類し声調無視する)、どれも105韻の体系使用している。これらの韻のいくつか音節頭子音調音位置によって相補分布をなしており(例:第10韻と第11韻、第36韻と第37韻)、これらの辞書作成した学者自分言語を非常に正確に音韻分析していることを示す。 他の言語転写において、西夏語反切は韻に関して体系的で非常に正確な区別をおこなっている。反切使えば西夏語音韻範疇をよく理解することができる。しかし、それぞれの範疇音価定めるためには、辞書から得られる音韻的体系を他の資料比較しなければならないニコライ・ネフスキー西夏語文法を再構し、最初西夏語・英語・ロシア語辞典編纂した。この辞典ネフスキー論文とともに没後1960年に『西夏語文献学』の題で出版された。ネフスキー以後、主に西田龍雄、クセニヤ・ケピング、龔煌城、М・ソフロノフ、李範文(英語版)らによって再構が行われた。マーク・ミヤケ西夏語音韻論と通時論に関する書物出版した西夏語辞典4種類利用可能である(ネフスキーのもの、西田龍雄のもの(1966)、李範文のもの(19972008改訂)、エヴゲーニイ・クィチャノフ(英語版)のもの(2006))。 中国では西夏学発展しつつある。主な学者には大陸では史金波英語版)、李範文、聶音、白浜らがあり、台湾では龔煌城英津がある。中国以外ではロシアではクィチャノフとその教え子であるキリル・ソローニン、日本では西田龍雄荒川慎太郎米国ではルース・W・ダンネルがある。

※この「再構」の解説は、「西夏語」の解説の一部です。
「再構」を含む「西夏語」の記事については、「西夏語」の概要を参照ください。

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