人類の武器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:03 UTC 版)
人類の武器は実弾による弾丸やロケット、ミサイルなどが主体となっている。それらはコヴナントの有するプラズマ系防弾技術に対してあまり有効とは言いがたいが、シールドを持たないコヴナントに対しては十分に威力を発揮することが出来る。 ハンドガン(M6G Pistol) UNSC(以下地球軍)で使用される小型の拳銃。ハンドガンとも呼ばれる。 HALOシリーズで最も歴史のある武器であり、性能や仕様は毎回変わっているものの、いざという時は頼もしい武器である。本作では連射性能は落ちたものの、1発あたりの威力が向上した。 サブマシンガン(M7/Caseless Sub-Machine Gun) ケースレスの名のとおり薬莢が出ないため、両手に持っても射撃の妨げにならないのが特徴。『Halo 2』からの登場。 装弾数は60発。両手持ちが可能で、主に接近戦で威力を発揮するが、反動が大きく頻繁に修正を必要とする。 『Halo 2』とマルチプレイヤー・マップパックのパッケージに描かれているのがこの銃である。 アサルトライフル(MA5C ICWS Assault Rifle) 戦艦「オータム」の海兵隊に配備されていた "MA5Bアサルト・ライフル" と "BR55バトル・ライフル" の中間程度の威力を持つ。本作においては、サブマシンガンとバトルライフルの中間を行く武器である。 バトルライフル同様、UNSCで最も普及している武器であり、装弾数は32発。中距離から近距離で威力を発揮する。 なお、『Halo 3』のパッケージでチーフが手にしているのがこの銃である。 ショットガン(M90 Shotgun) 地球軍で使用されている散弾銃。至近距離では圧倒的な威力を発揮するが、ショットガンという性質上、遠距離では威力が著しく低下する。 至近距離での威力は凄まじく、シールドなどを装備した対象でもほぼ一撃で撃破することができる。HALOシリーズ全てに登場しているレギュラーウェポン。 バトルライフル(BR55HB Battle Rifle) 地球軍でもっとも広く扱われている大口径のライフル銃。装弾数は36発で、中距離から遠距離で威力を発揮する高性能バトル・ライフルである。 装着されているスコープでの一段階ズームが可能な上、三点バーストが採用されているので非常に高い命中精度を誇るが、常に三点バーストという接近戦での弾幕・威力の無さと、ズーム倍率からくる遠距離戦での不利さがあるので使い所が難しい。 しかし中距離では相手の急所などを直接狙うことが可能であり、使用者によっては大変優秀な武器となる。また、『メイキング・オブ・ヘイロー2』において、スタッフに「主力銃」とまで言わせた。 スナイパーライフル(SRS99D-S2 AM Sniper Rifle) 地球軍で使用される高性能狙撃銃。主に遠距離から長距離の目標を攻撃するのに用いられる。 遠くの目標を攻撃する狙撃銃であるので、至近距離での戦闘には難がある。但し射手の技量によっては近距離でも強力な武器となるため、使用者次第では最強の武器になることも。 しかし、射撃した際の弾道(衝撃波のようなもの)がほんの僅かの間だが表示されてしまう事や、対車両破壊力は小さく車両破壊には使えないなどの欠点も。 ロケットランチャー(M41 SSR MAW/AW Rocket Launcher) 地球軍で使用される個人携帯用のロケット砲。「ロケラン」と略されることがある。2連装式で威力も申し分なく、ゴーストのような小型ビークルであれば一撃で、レイスのような大型ビークルの場合でも数発で粉砕することが可能。 至近距離での発砲は自爆の危険が高いが、威力が高く攻撃範囲も広いため上記のスナイパーライフル同様使用者次第では最強の武器になることもある。 アンチ・ヴィークル・ウェポン:モデル・シックス ノン・リニア・ライフル(M6スパルタン・レーザー)(Weapon/Anti-Vehicle Model 6 Grindell/Galileian Nonlinear Rifle(M6 Spaltan Laser)) 地球軍の最新鋭対装甲用レールガン。一種の対戦車ライフル。 威力は大変強力であり、戦車クラスの大型車両も一撃で粉砕してしまうほど。しかし、発射の際には毎回エネルギーの充填に3秒間の時間を要するため、一撃で対象に命中させる技量が要求される武器である。また、射撃後の銃身冷却にも時間を要する。 本銃はレーザーサイト(レーザーポインター)を装備しており、目標を狙う際に役立つが、それによりこちらの位置が敵に知られてしまうという欠点がある。きわめて大型であるため、視界を塞ぐという難点も。 火炎放射器(M7057 Flame Thrower) その名の通りの火炎放射器。 下記のヘビーマシンガン同様、大型武器であるため装備時には視点が変更される。その名の通り炎を放射する武器であり、使用に当たっては弾丸ではなく燃料を消費する。炎の射程は短いが攻撃力は高く、特にフラッドに対しては絶大な威力を誇る。しかしオーバーヒートを起こしやすい。 銃口周辺のプレートに描かれたサメの顔が特徴。なお、初登場はPC版初代『Halo』のマルチプレイヤー。 ヘビーマシンガン(AIE-486H Heavy Machine Gun) 固定式の重機関銃。本作からはターレットから取り外して持ち運びが可能で、それと同時に視点が変更されファーストパーソンから『Gears of War』のようなサードパーソンになる。その際の装弾数は200発。取り外し時には根元をへし折るため、再び元に戻すことは出来ない。 大型で重量があるため、装備時は移動速度にも干渉する。回転する銃身から「ガトリングガン」とも呼ばれることがある。 ミサイルポッド(UNSC Missile Pod) 固定式のミサイル・ランチャー。捕捉した対象に向かって誘導ミサイルを発射する武器で、ゴーストやバンシーのような小型高速の対象に威力を発揮する。なお乗り物以外にはロックオンできず、ミサイルを誘導することが出来ない(無誘導で発射し直接狙うことは可能)。 上記のヘビーマシンガンのようにターレットから取り外して持ち運びが可能だが、こちらも大型の武器のため装備時は視点が変更される。その際の装弾数は8発。 グレネード(M9 HD-DP Frag Grenade) いわゆる手榴弾。コヴナントのものと違って付着作用はないが、投擲してから爆発するまでの時間が短い為、敵に逃げる隙を与えない。
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