人間界で暮らしている魔女・妖精
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 09:21 UTC 版)
「おジャ魔女どれみの登場人物」の記事における「人間界で暮らしている魔女・妖精」の解説
マジョルカ 声 - 荘真由美 / 木村亜希子(Blu-ray特典ドラマCD) マジョリカとほぼ同時刻にウィッチー・クイーン・ローズから生まれた姉妹。マジョリカが先に誕生したため妹である。おんぷの師匠であり、彼女が所属する芸能プロ事務所の社長でもあった。 マジョリカとは魔女学校時代からライバル関係にある。第1期中盤ではMAHO堂を乗っ取って「元祖MAHO堂」としたこともあった。ただし決して仲が悪いわけではなく、マジョリカと忘年会用のかくし芸を一緒に練習したり、一緒に酒を飲み交わすなどしている、笑いのツボが恐ろしく広く、しょうもない親父ギャグにもウケてしまう為、親父ギャグが苦手。また酔うと口が軽くなる。 どれみ達に敗北した後、療養のため訪れていた沖縄で、魔法を使っている所を偶然おんぷに見られて看破され、魔女ガエルになる。魔女ガエル変化後はバケツに乗る。第4期第46話では魔女ガエルの呪いは消滅したため、元の姿に戻している。 第6期ではとある理由からマジョリカを罷免したハナちゃんが後見人に指名した。また、お酒は強い方ではなく、泥酔した結果、ハナちゃんから魔女界の秘密を簡単に話してしまい、後にハナちゃんが人間界で騒動をおこすこととなった起点人物。 ヘヘ 声 - 小西寛子 マジョルカの妖精。しゃべり方や容貌はコギャル系。性格などはマジョルカ似。妖精使いの荒いマジョルカを全くといっていいほど敬っておらず、また、おんぷにファンレターの返事を押し付けられるなどまともな扱いを受けていない。第1期終了後の2000年から担当声優の小西寛子が一時的に声優活動を休止していた為、第2期以降、セリフ付きでの登場は無かった。 マジョリリカ 声 - 井上喜久子 マジョリカの養母。今では伊豆高原でペンションを経営。後にはマキハタヤマリカの代役として登場してもいる。50年前に渡米ニューヨークを訪ねた際、マジョモンローに出会ったことをももこに話した。マジョリカからは「リリカママ」と呼ばれて敬愛され、どれみ達からは「リリカおばあちゃん」と親しみを込めた呼び方をされる。物覚えが悪い上によく転ぶ癖がある。ただ、育児に関してはどれみ達と同じように魔法は基本使わない(ハナちゃんのミルクも粉ミルクとお湯から作って、適温になるのを自ら確認してからハナちゃんにあげるなど)。また、魔法をあまり使わないため、魔女でありながら魔法のホウキの乗り方を一時忘れてしまうほど。 マジョモンロー 声 - 大谷育江 ニューヨークに住み、MAHO堂(お菓子屋)を営んでいた魔女。一度元老院のメンバーに推薦されたが、人間界でのお菓子作りを理由に断わった経歴があり、同じ魔女からの信頼も非常に厚かった。双子の姉妹ともいえるマジョバニラからは「彼女が元老院への推薦を断らなかったら、私が入ることは無かっただろう」と評されている。 渡米したばかりでアメリカに馴染めなかったももこに声をかけ親しくなる。その後自分の店に彼女を招き、お菓子を教えながら英語を教え、ももこを早期にアメリカに馴染ませてあげた。しかしそんなある日、バザーの結果報告の為MAHO堂にやって来たももこに、魔女界から戻った来たところを見られてしまい、魔女ガエルとなる。努力の末魔女になったももこからその報を受けた直後、老衰のため魔女ガエルの姿のまま人間界で死去。彼女の死後、かつてのニューヨークのMAHO堂は空き家となっている(後にももこが修行を経てパティシエールとなって、ニューヨークのMAHO堂を再建させる目標を立てたが、本シリーズでは修行中ので再建までは至らなかった)。 容姿はマジョバニラと瓜二つだが、右の口元にほくろがある点が異なる。 マジョカーラ 声 - 宮下富三子 マジョミラーの養母。かつて200年前のロンドンに住んでいた。作中(第3期)の50年ほど前に亡くなっている。骨董店を営んでいた模様。 マジョアヴェニエール=佐倉 未来(さくら みらい) 声 - 原田知世 いわゆる「魔女をやめた魔女」。美空市のガラス工房に短期間滞在をしていた。長寿による軋轢から逃れる為に一箇所に定住せず、転々と引っ越しを繰り返す生活を送っている。学校の帰り道にいつもの道を通らず、違う道を歩いたどれみが偶然彼女の工房(兼自宅)を発見し、仲良くなる。どれみにガラスを魔女の生き方にたとえ、ガラス細工を教えながら「魔女の生き方のその先を見たいならば自分と来ないか」と持ちかける。その後恋人に呼ばれ、ヴェネツィアに発った。美空市に在住していた時の住所は、東京都美空市東美空2丁目10番地5号であった。 TVシリーズで彼女が登場した唯一のエピソードである第4期第40話では、作中で魔女名が出ておらず、人間から魔女になったのか生まれ着いての魔女か不明であったが、第6期にて魔女名と、どれみと出会った後の行動、そして正体が判明する。 魔女名の「アヴェニエール」はイタリア語で「未来」という意味である。 マジョミシェル セーヌ川右岸18区のモンマルトルにある、パリのMAHO堂(花屋)を1年前から営んでいる若い魔女。なお、マジョミシェルは、泥棒に入られないように店全体にセキュリティーシステムのような魔法をかけている。また魔女界への出入り口は、店内にある暖炉である。 マジョコレット パリのバスティーユにある骨董屋を営んでいる高齢の魔女。元魔法学校の先生(後に校長を務める)で、マジョリカが子供の頃よく叱られたそうである。現在(いま)の年齢は1000歳を超えているとのこと。また魔法学校の校長を辞め、余生を過ごす為人間界にやって来た。なお、この骨董屋からも魔女界に行ける。魔女界への出入り口は、店内にある古いタンスの二番目の引き出しである。 マジョルブール 長年、女王様の花園の庭師長をしていた魔女。ハナちゃんの妹・ユメちゃんの誕生に立ち会った魔女で、ユメちゃんの最初の育ての親。6年ほど前に庭師を辞め、パリのMAHO堂で花屋を営んでいたが、1年前に重い病気を患った為、店をマジョミシェルに譲り、現在は南フランスの養老院で余生を過ごしている。 ユメちゃん テレビシリーズでは一切存在すら明かされなかったが、第6期で存在が判明する。実はハナちゃんと同時期にウィッチー・クイーン・ローズから誕生した魔女であり、ハナちゃんの双子の妹。姉妹間での女王の後継者争いを避ける為に魔女界の習わしで人間界に送り込まれた。誕生時に第一発見者になった魔女は老衰のため、マジョアヴェニエールこと佐倉未来に後のことを託し連れて行かれたが、とある事情で1カ月の間美空町のMAHO堂で暮らすこととなった。なお、ハナちゃんが魔女界の女王になった後も、育ての母の未来同様、人間界で暮らすつもりである(未来もまた、現女王の妹でユメちゃんと立場が全く同じ)。ユメちゃんと姉ハナちゃんの関係性については、ハナちゃんの項目を参照。
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