亀山駅 - 加茂駅間とは? わかりやすく解説

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亀山駅 - 加茂駅間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:28 UTC 版)

関西本線」の記事における「亀山駅 - 加茂駅間」の解説

詳細は「関西本線」を参照 この区間非電化である。現在では単行1両編成)や2両編成気動車キハ120形)で普通列車が走るのみだが、かつては急行列車貨物列車など長大編成列車走っていたため、各駅ともホーム交換設備有効長が非常に長いかつては多くの駅に中線上り線下り線の間にある待避線)があり、中線があった駅は上り線下り線の間に中線撤去され空間空いている。 この区間山間部が多い。大和街道沿っており、木津川支流柘植川見える。 亀山駅からは国道1号併走して、東海道宿場関宿最寄り駅相対式2面2線の関駅着きここから国道1号重複していた国道25号並走して相対式2面2線の加太駅に着く。2018年4月関駅無人化までは加太駅はこの区間では唯一の無人駅であったこの先鈴鹿山脈布引山地境界に当たる加太駅 - 柘植駅間には、加太越え呼ばれる25 ‰(パーミル)の急勾配があり、蒸気機関車走っていた頃は多く鉄道ファン訪れたスイッチバック式の中在家信号場2006年使用停止2019年廃止)があった。信号場先にある加太トンネルでは、蒸気機関車煤煙運転台充満することを防ぐために、トンネル入り口遮蔽幕を設置し列車通過後にこの幕を下ろして列車後方気圧下げ煤煙列車後方集め工夫なされていた。日本全国急勾配長大トンネルで、乗務員酸欠窒息事故多発したため、対策施された。伊賀市入り単式と島式の2面3線の柘植駅では草津線分岐する。かなり構内が広いが、駅は寂しい。もともと関西鉄道東海道ルート沿って草津から亀山向かって線路敷設したため、亀山方面から見ると草津線直線で、関西本線が左へ分岐するような線形となっている。かつて、柘植駅には加太越え蒸気機関車のために転車台給水塔もあったが、現在はすべて撤去されている。 柘植駅を出ると周囲開け伊賀盆地走り新堂駅となる。かつては単式と島式の2面3線であったが、現在は島式1面2線である。しばらく西に向いて走り単式2面2線の佐那具駅となる。次の伊賀上野駅はこの区間途中駅のなかでは唯一の直営駅であり、ワンマン取り扱い駅ではない。この駅から加茂駅への区間列車がある。単式とそこにある切欠と島式の2面4線の構造で、うち3線をJR使用し下りホーム反対側の切欠1線には伊賀市(旧上野市)の市街地経て伊賀神戸駅に向かう伊賀鉄道伊賀線発着する忍者有名な伊賀市中心伊賀鉄道の上野市駅付近一帯である。そこに上野城があるが、この駅の少し先から見える。 伊賀上野駅を出ると、並走する大和街道国道163号変わり柘植川木津川に変わる。しばらく平地走り単式2面2線の島ケ原駅からは山間地へと入る。車窓から、この区間最大見所である、木津川渓谷美を見ることができるが、大雨が降るとしばしば不通となり、保安上のネックにもなっている。京都府南山城村入り単式2面2線の月ケ瀬口駅となる。月ヶ瀬梅林への最寄り駅梅の花見の時期多くの客で賑わう。南山城村役場に近い単式2面2線の大河原駅を過ぎ、笠置町入り渓谷美で有名な島式1面2線の笠置駅となる。木津川市に入ると、加茂駅到着する加茂駅島式2面3線の橋上駅で、天王寺・大方面への大和路快速または奈良方面への普通列車接続している。亀山方面からの気動車基本的に中線から発着する中線両側ホーム挟まれており、奈良天王寺・大方面電車同一ホーム対面乗り換え可能である。

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亀山駅 - 加茂駅間(JR西日本)

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関西本線」の記事における「亀山駅 - 加茂駅間(JR西日本)」の解説

亀山駅 - 加茂駅間は閑散区間で、ワンマン運転普通列車のみが運転されている。使用車両1993年8月1日からキハ120系気動車使用されており、この線区使用されているものは紫で塗装されている。かつては奈良方面など他区間直通する列車もあったが、2001年3月以降はすべてこの区間内の運転となっている。なお、ワンマン運転場合における無人駅あるいは日中有人駅(=早朝夜間および日中窓口閉鎖時間帯)では原則車内精算を行う。 この区間関西本線の中ではほかの区間比べて運転本数少なく全線通し列車はほぼ1時間に1本の運行である。ただ伊賀上野駅 - 加茂駅間は朝と夕方から夜間にかけて区間列車設定がある(2001年3月2日までは昼間時も伊賀上野駅 - 加茂駅間の区間列車設定があった)。ただし、全駅で交換が可能とはいえこの区間全線単線であるため、運転間隔昼間の一部時間帯除き等間隔ではない。このほか、柘植駅夜間滞泊行い翌朝加茂駅折り返す加茂駅 - 柘植駅間の区間列車と、深夜亀山伊賀上野行き区間列車翌朝伊賀上野加茂行きとして運行)がそれぞれ設定されている。 2001年3月から、線路保守点検による作業時間確保のため、毎年7月から9月除いて1回土曜日昼間時間帯列車運休していた(バスなどによる代行輸送行われなかった)が、2011年3月12日ダイヤ改正以降運休取りやめとなっている。 この区間大雨が降ると、遅延になったり、運転見合わせ発生しやすい区間である。 全列車加茂駅大和路線大和路快速などの快速列車または普通列車接続するダイヤになっている一方で亀山駅での名古屋方面行き列車との接続ある程度図られているが、接続時間ばらつきがある。日中名古屋方面乗り継ぐ場合20程度接続時間要する加茂方面へは10以内接続している)。2009年3月14日ダイヤ改正時には40分 - 50程度接続時間発生していたが、2012年3月17日ダイヤ改正改善された。

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亀山駅 - 加茂駅間

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関西本線」の記事における「亀山駅 - 加茂駅間」の解説

この区間では普通列車のみの運転(全駅に停車) 全区間単線、全駅で列車交換可能 駅名駅間営業キロ累計営業キロ接続路線所在地亀山から名古屋から亀山駅 - 0.0 59.9 東海旅客鉄道関西本線名古屋方面)(CJ17)・紀勢本線 三重県 亀山市 関駅 5.7 5.7 65.6 加太駅 5.4 11.1 71.0 柘植駅 8.9 20.0 79.9 西日本旅客鉄道草津線 伊賀市 新堂駅 6.2 26.2 86.1 佐那具駅 4.4 30.6 90.5 伊賀上野駅 4.0 34.6 94.5 伊賀鉄道伊賀線忍者線島ケ原駅 7.3 41.9 101.8 月ケ瀬口駅 3.0 44.9 104.8 京都府 相楽郡 南山城村 大河原駅 4.0 48.9 108.8 笠置駅 5.4 54.3 114.2 笠置町 加茂駅 6.7 61.0 120.9 西日本旅客鉄道関西本線大和路線 奈良方面)(JR-Q39) 木津川市 この区間中間駅両端駅は含まない)のうち、伊賀上野駅JR西日本直営駅関駅加太駅無人駅それ以外中間駅簡易委託駅である。

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