乗馬
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乗馬(じょうば、イギリス英語:horse riding、アメリカ英語:horseback riding)とは、馬に乗ること[1][2][3]。馬に乗るという行為全般。あるいは、そのための馬[1][2]、つまり乗用馬。この場合は乗馬をのりうまと読む。 移動のため、戦争のため、狩りのため、牧畜のため、気晴らしのため、競技をするためなど、様々な目的のために人々は馬に乗るという行為を行ってきたし、行っている。本記事では馬に乗るという行為を主に解説し、乗るための馬、つまり乗用馬については末尾で解説する。
注釈
出典
- ^ a b 広辞苑
- ^ a b "乗馬". デジタル大辞泉. コトバンクより2022年9月6日閲覧。
- ^ 大辞林
- ^ Robert DrewsEarly, Riders: The Beginnings of Mounted Warfare in Asia and Europe.
- ^ 週刊朝日ムック 『歴史道 vol.2[完全保存版] 江戸の暮らしと仕事大図鑑』 朝日新聞出版 2019年 93頁
- ^ 週刊朝日ムック 『歴史道 vol.2[完全保存版] 江戸の暮らしと仕事大図鑑』 朝日新聞出版 2019年 57頁
- ^ 岩波書店編集部『近代日本総合年表』1968年11月、46頁
- ^ "馬筏". デジタル大辞泉. コトバンクより2023年8月24日閲覧。
- ^ "馬筏". 精選版 日本国語大辞典. コトバンクより2023年8月24日閲覧。
- ^ 池上俊一『図説騎士の世界』(河出書房新社、2012年)81頁
- ^ “競走馬から乗用馬へリトレーニング…引退馬のセカンドキャリア支援の現場に小泉恵未さんが迫る【競馬】”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2022年8月13日). 2023年8月24日閲覧。
- ^ “H25年度馬関係資料 - 乗用馬関係” (PDF). 農林水産省. 2014年9月3日閲覧。[リンク切れ]
乗用馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 20:33 UTC 版)
中世のあいだ乗用馬(riding horse)はさまざまな人々に使用されたので、品質、大きさ、品種に大きな違いがあった。騎士と貴族は戦争の訓練に乗用馬を保有し、実戦のために軍馬は温存した。馬の名称は、品種ではなく、馬の「タイプ」を示していた。多くの馬が自身または直接の祖先が生まれた地域によって命名された。ドイツでは、重いスカンジナビア馬は戦闘に用いられたが、より小柄なハンガリーの馬が乗用馬としてとくに人気があった。ラバもよく乗用に用いられたが、主としてその速さのためにアラブはあらゆる馬のなかで最高の馬とされた。個々の馬は、歩法(「トロッター(trotter)」や「アンブラー(ambler)」)、毛色、またはブリーダーの名前で表現されることがよくあった。 最高の乗用馬はポールフリーとして知られていた。それ以外の乗用馬は通常「ハクニー(hackney)」と呼ばれ、現代の「ハック("hack")」という用語はこれに由来する。女性はときにポールフリー、またはジェネットとして知られていた小型で大人しい馬に騎乗した。
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乗用馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 16:23 UTC 版)
基本的には「乗用に用いられる馬」を指す。 馬と言っても様々な馬がおり、「乗用馬」は分類上は馬の一部のカテゴリにすぎない。 (そもそもは、人に飼われていない「野生馬wildhorse」という馬もいるのだが)たとえば人に飼われている馬でも、農業分野では、もっぱら(犂(プラウ)を引かせて畑をたがやすために用いられる馬もいる(かつては、ヨーロッパなどでかなりの数がいた)。荷車をひかせたり、背に荷物を乗せて運ばせる目的専用の馬(「荷役馬」)もいる。食用に供されることが主目的の馬(「食用馬」)もいる。それらと対比して「乗用馬」と使われる。 現代日本では、競馬産業にかかわる人々も多いので、競馬に関心がある人の間では(現役の)「競走馬」と対比的に用いる人もいる。本来の正しい日本語としては「競走馬」にも人が乗るのであくまで「乗用馬」の一種であり、「乗用馬」というカテゴリの下のカテゴリ(サブカテゴリ)に「競走馬」が配置されなければならないのであるが。(産業化し巨額の金が動くのであまりに競馬のことで頭が一杯になって、「現役の競走馬」と「引退した競走馬」の対比ばかりを考え、全ての馬の中心に「現役競走馬」という特殊な馬を据えてしまった結果、現役の競走馬では無い馬、つまり「非競走馬」の意味で、「乗用馬」という用語を誤用してしまっている。本来の正しい日本語では「非・競走馬」や「引退後競走馬」である[要出典]。 乗用馬の頭数を全国で見ると、平成24年時点で5,150頭存在している(公益社団法人 全国乗馬倶楽部振興協会の統計による)。品種は日本ではサラブレッド、アングロアラブ、セルフランセ、クォーターホース、日本乗系種等が主体。 「乗馬への転身」の隠語 競走馬が成績不振で引退する場合、日本では身の振り方として乗馬と発表される場合が多い。その数は中央競馬・地方競馬合わせて年間2500頭にもなる(全抹消理由中第2位)。しかし、国内における乗馬需要はそれよりも小さく、相当数の元競走馬が仲介業者の手を経て家畜飼料・加工用として処分されている。こうした実態があり、多くが「殺処分」となることを、正直に、はっきり書いてしまうのを後ろめたく感じて、それを誤魔化すために「乗馬」と隠語で用いることもある[要出典]。
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