主なコンパニオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 08:46 UTC 版)
「Fallout 3」の記事における「主なコンパニオン」の解説
ドッグミート 犬のコンパニオン。仲間にする条件は最も緩く、ジャンクヤードですぐ同行可能となる。 唯一他のコンパニオンと一緒に同行させることが可能だが、アイテムを預けることも装備させることも出来ない。しかし、ドッグミートだけに出せる「アイテムの探索」指示があり、これを実行すると周囲を走り回って近くに落ちているアイテムを拾って来てくれる(場合によっては施錠された金庫の中にあるものですら拾ってくる)。外見や行動パターンは敵として出てくる犬と一緒のため、探知能力が高く、アクティブ状態だと敵にいち早く気付いて攻撃を仕掛けに行くので、隠密行動のお供には不向き。 戦力としては、犬だけに攻撃手段は近付いての嚙み付きのみ。足が速いため敵への到達は速く、集団戦となると先行しがちで敵の集中攻撃を受け易い。HPは高い方なので多少の数相手なら囮に使えないことはないが、それでも開けた場所での混戦や敵の装備が強化された段階では死亡する危険性が高くなる。ただし、DLC『Bloken Steel』導入後は主人公のレベルに連動してHPが強化されるようになり、最終的にはデスクローと1対1で殴り合っても余裕で競り勝つほどの驚異的なタフネスを有するようになる。 死亡した場合は他のコンパニオン同様復活しないが、DLC『Bloken Steel』導入後に取得できるあるPerksを所持していると待機場所に「ドッグミートの子犬」が代わりに出現する。外見やコンパニオンとしての性能は親と全く変わらないが、親よりもHPが強化されており、更に死んでも何度でも再び出現する。 ジェリコ メガトン在住なので人間コンパニオンの中では最初に出会う可能性が高いであろう人物。カルマが『悪』の状態で話しかけると、1000キャップ支払うことで同行させることが出来るようになるが、一端別れて再び同行させるにもカルマが『悪』の状態でなければならない。 固定の初期武器に中国軍アサルトライフルを所持しており、これは同時に彼の得意武器でもあるため、別途武器を与えずとも安定した火力を発揮してくれるのが最大の利点。重火器と近接武器も得意武器としており、戦闘面に関してはかなり優秀。固定の初期防具はレザーアーマーなので序盤ならタフネスもそこそこだが、そのまま使い続けるなら防具の交換は必須である。 タバコを持たせておくと待機モーションで喫煙を始める(顔を覆う頭防具を装備させていても吸う)。 クローバー パラダイス・フォールズにいる女性コンパニオン。奴隷であるため、ユーロジー・ジョーンズから1000キャップで購入することで同行させることが可能だが、カルマの状態が『悪』でなければならない。購入後は、カルマの状態に関係なく同行させることが可能。 中国軍の剣とソードオフショットガンを固定の初期武器としており、得意武器も剣という接近戦特化の珍しい性質を持つ。とにかく敵に接近しなければ性能を発揮出来ないため、屋外など開けた場所での戦いは総じて苦手とし、逆に屋内では安定した立ち回りを見せる。ただし、背丈の低いドッグミートとは違って主人公の射線を塞ぎ易いため、他のコンパニオンに比べていまいち使い勝手が悪いという欠点を持つ。また、固定の初期防具もただの服であるため、防具の交換は最初から必須である。 運用には趣味の域も含まれるコンパニオンだが、固定の初期防具のDR値が低いため、最も多くの種類の防具を装備させることが可能。 カロン アンダーワールドにいるグールの男性コンパニオン。雇い主であるアズクハルから一定額のキャップを支払い購入するか、彼の依頼を受けることで同行させることが可能となる。仲間にする際も、再び同行させる際にもカルマの状態は無関係。 コンバットショットガンを固定の初期武器として所持するが、独自の性質を有するユニーク仕様となっている。その性能は弾の拡散度が極端に低い代わりに、遠距離でもダメージが変わらない遠近両用である。同時に得意武器でもあり、ジェリコ以上に距離や場所を問わない安定した火力を発揮してくれる。初期防具はレザーアーマーなので、仲間にする時期では防具の交換は必須。 ブッチ・デロリア Vaukt101帰還イベント終了後にリベットシティで話しかけると同行させることが可能となる。ただし、仲間にするのもその後の再同行もカルマが『中立』でなければならない。 最初から10mmピストルを所持しているが実は固定ではなく、人間コンパニオンの中で唯一固定の射撃武器を持たない。そのため、射撃武器を持たせる場合には弾薬の受け渡しも必須。実弾系の武器を得意武器としているため、火力は低いが遮蔽物のある場所ではそれらを積極的に利用して戦おうとするので、被弾率は割りと低め。また、コンパニオンの中で唯一格闘武器の適正がある。反面、他の人間コンパニオンに比べると体力がやや低い。 理容師志望だったためか、彼のみ指示することでいつでもどこでもタダで散髪してもらえる。また、固定の初期防具のDRはクローバーに次いで低く、多くの種類の防具を装備させられる。 スターパラディン・クロス B.O.S.隊員である女性コンパニオン。ストーリーを一定まで進め、カルマが『善』の状態で彼女の質問に答え、父親と同種の人間であることを認めさせると同行させることが可能となる。ただし、再同行の場合にもカルマ『善』でなければならない。 人間コンパニオンの中では唯一パワーアーマーを固定の初期防具として装備しており、同時に基本体力も最も高く、タフネスは人間コンパニオン中最高クラスでとにかく撃たれ強い。固定の初期武器はレーザーピストルとパワースレッジを所持しており、アクティブ状態でもとにかくパワースレッジに持ち替えて接近戦を挑もうとする行動パターンが特徴である。しかし、実はパラメーター上では近接武器の適正は皆無で、実際の得意武器はエナジー系武器などの遠距離武器。そのため、戦闘の際には射撃戦指示をデフォルトで出しておく方がいい。タフネスに特化した性質を有しているコンパニオンなので、固定武器の火力はジェリコやカロンに一歩譲る面がある。 RL-3軍曹 ドッグミート同様の非人間コンパニオン。ロブコ工場の近くを徘徊している「何でも屋のジョー」から1000キャップで購入することで同行可能となる。その後はカンタベリー・コモンズを待機場所とする。仲間にする場合も再同行もカルマは無関係。 ロボットなので武器・防具を装備させることは一切できない。Mr.ガッツィーのカスタマイズバージョンということもあり、同様に遠距離ではプラズマガン、近距離では火炎放射器で戦うので火力が高く、どの距離でも安定して戦うことが可能。しかし、振り向き速度が人間コンパニオンに比べて遅く、攻撃が後手に回ると対応が遅れがちであり、火炎放射は確かに強力だが、その広い攻撃範囲で主人公を巻き込む危険性も高い。また、「紙装甲」と揶揄されるほどHPが低く、人間コンパニオンのような回避行動は取らないため、油断するとすぐに死ぬという致命的な欠点を有している。ただし、ドッグミートと同じくDLC『Broke Steel』を導入することで主人公のレベルに連動してHPが強化されるようになり、人間コンパニオンを大きく凌ぐタフネスを得るようになる。 また、なんでも屋のジョーが死亡した状態で解雇すると敵対状態になり、二度と仲間にできなくなってしまう。 フォークス ストーリー終盤、Vault87で捉われている彼を助けると一時的に同行、その後レイヴンロック脱出時に駆けつけて来て正式に同行可能となる。ただし、再同行のためにはカルマが『善』の状態でなければならない。 種族がスーパーミュータントであるためか、人間コンパニオンと非人間コンパニオンの中間のような性質を持ち、武器は装備出来るが、防具を装備させることはできない。全コンパニオン中最強の戦闘力を誇り、固定の初期武器もガトリングレーザーという破格振り。更に、同時に得意武器としている他、あまり目立たないが接近戦武器の扱いも得意とする。ガトリングレーザーの弾幕と火力をAIの超エイムで距離に関係なく安定して当てていくため、開けた場所では主人公ですら容易には出せないDPSを発揮し続ける。反面、その性質と重火器故の取り回しの悪さから、攻撃が後手に回ったり狭い屋内では対応が遅れがちとなる。タフネスも非常に高く、大抵の相手は一人でも勝手に倒してしまうほどの打たれ強さを誇る。 DLC『Broken Steel』導入後はドッグミート、RL-3軍曹と同じく主人公のレベルに連動してHPが強化されるようになり、従来の人間コンパニオンを大きく凌ぐほど強化されるドッグミートやRL-3軍曹ですら足元に及ばないほどのHPを有するようになる。あまりにHPが高すぎて、いかなる難易度でも戦闘で死ぬことはほぼ皆無となる。
※この「主なコンパニオン」の解説は、「Fallout 3」の解説の一部です。
「主なコンパニオン」を含む「Fallout 3」の記事については、「Fallout 3」の概要を参照ください。
- 主なコンパニオンのページへのリンク