一話完結時代とは? わかりやすく解説

一話完結時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:03 UTC 版)

日曜劇場」の記事における「一話完結時代」の解説

1956年12月2日、「東芝日曜劇場」(とうしばにちようげきじょう)として一話完結ドラマ枠として放映開始第1回は『舞踊劇 戻橋』(十七代目市村羽左衛門主演であった放送初期には、舞踊劇歌舞伎作品新派劇といった古典的ジャンル作品多く放送された。変わったところでは、オペラ作品文士劇久保田万太郎北条秀司らが出演)も放送されている。 また、初期にはドラマ以外例外として、アレクサンドラ・ダニロワバレエ団(牧阿佐美バレヱ団との共演)、イヴェット・ジローインド政府派遣文化使節ラヴィ・シャンカルら)といった海外からのアーティストスタジオ迎えて舞踊バレエコンサートなどを放送したこともあった。 日本初めサスペンスドラマ放送したであったが、放送頻度極めて低く2時間ドラマ普及した後期はまった放送されなくなった1958年11月16日に『マンモスタワー』(森雅之主演)を放送。この映像が、同作品TBS現存する最古映像である。 1960年には、番組枠そのもの第8回菊池寛賞受賞した1962年11月25日芸術祭参加作品として、『ひとりっ子』(RKB制作久野浩平演出)が放送される予定であった。しかし、内容に対してスポンサー不適当だ判断したという理由により、放送中止となったしかしながらテレビ記者会賞の特別賞受賞した未放送作品受賞するのは、初めであった)。この作品は、日本民間放送労働組合連合会によって全国各地スライド上映が行われたほか、舞台化・映画化もされるなど、話題となった1963年出版された書籍愛と死をみつめて』を、翌年初め映像化したのがこの番組である。なお、これらの時期制作されVTR収録ドラマ他局含む)は当時VTR事情などで、大半消去され現存せず(テープが非常に貴重で使い回されていた)、TBS1960年代制作したドラマでは希少な現存作品となっている。 1967年1月15日放送の『女と味噌汁』(池内淳子主演)では、TBSドラマ番組で初のカラーVTR制作となった1968年10月20日放送の『からくりや儀右衛門』(山村聰主演)では、当番組のスポンサーである東芝創業者田中久重妻・よしを中心に蒸気船開発における意気込みホームドラマ形式描いた1969年9月21日放送の『ゴンズイキス』(梓みちよ主演以降はすべてカラー作品となった1972年12月31日には、同年4月逝去し伊志井寛功績を讃え、名シリーズカミさんと私』の最終作(第32回)が再放送された。この年以前にも、12月31日大晦日)が日曜日となった年には日曜劇場放送されたことがあり、1967年の『おたふく物語』(森光子主演)と1978年の『きみちゃん』(同年3月19日放送作の再放送大竹しのぶ主演)の2本が該当する。その逆に1月1日元日)に放送されたことも3回あり、1967年の『そのまた春や春』(京マチ子主演)と1984年の『めでたくもありめでたくもなし』(古手川祐子主演)、そして1978年放送総集編流れゆく日々 -懐かし名場面集-』が該当する連続ドラマになってからは、年末特番増加のため、10月作品年内最終週に終わるのが少なくなり、最終週の1週前か中旬に終わるのが多く2012年の『MONSTERS』に至っては「第46回衆議院議員総選挙関連選挙特別番組12月16日)などの影響12月9日終了と、最も早く終わった上旬終了唯一)。一方2019年10月作品グランメゾン東京』は12月29日終了したが、これは連続ドラマ時代では最も遅く、また現在のTBS年末編成状態ではこれ以上遅くなる事はない。 1973年10月7日放送の『秋のふたり』(池内淳子主演)から放送時間30繰り上がり21:00開始変更された(それまで時期によって放送時間変わっていたのと、TBS制作30ドラマ放送のため)。 1993年3月28日の『おんなの家』(第16回をもって開始から1877回続いた単発ドラマ枠としての放送終了した。これと同時にJNN基幹局持ち回り制作終了した

※この「一話完結時代」の解説は、「日曜劇場」の解説の一部です。
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