繰り上がり
繰り上がり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 09:17 UTC 版)
足し算の覆面算において、和の桁数が他の桁数より多い場合には繰り上がりが発生している。このことから最上位の文字を確定する(又は絞り込む)ことができる。 例題において、シに入る数字は百の位からの繰り上がりなので1しかありえない。 また、各桁で加えている数が同じなのに和が違う場合、繰り上がりが影響していると考えられる。 例題において、一の位も十の位も「ナ+ナ=○」の形になっているが、文字が異なっている。これは、一の位から十の位に繰り上がりがあるためである。 繰り上がりの有無によって文字の範囲を絞り込むこともある。 上の例から、「ナ+ナ」「バ+バ」は共に繰り上がる。このことから「ナ」「バ」は共に5以上である事が分かる。
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