ルノーサムスン自動車時代
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「ルノーコリア自動車」の記事における「ルノーサムスン自動車時代」の解説
2000年 7月、ルノーサムスン自動車設立。初代社長にはルノーから転籍したジェロム・ストールが就任。 2000年 9月、三星自動車資産買収。 2002年 ルノー三星文化館(のちにルノー三星ギャラリーに改名)がオープン。 2002年9月2日、初の準中型車「SM3」を発売開始。 2004年12月、 初の準大型車「SM7」を発売開始。 2006年 4月、ストールに代わりジャン・マリー・ウェルティジェ(:Jean Marie Hurtiger)がCEOに就任。日産車がベースであるSM3が日産のバッジを付けて日産ブランドで海外に輸出され始める。 2007年 12月、初めて「ルノー・日産アライアンス」に基づいて開発された同社初の4WDであり、同時に同社初のクロスオーバーSUVでもある「QM5」を発売。 2008年 9月、累計生産台数が100万台を突破。 2009年 5月22日、韓国の自動車メーカーとして初めてモーターだけで走る電気自動車を2011年10月から量産化する計画を発表 2009年 6月25日、2000年に締結した合弁契約と商標使用許諾契約を10年延長することで合意。 2010年 3月、ウェルティジェ自らが「ルノーサムスンはルノー・日産グループのアジアにおけるハブであり輸出前進基地」と述べた上で、「生産ラインを拡大し、SM3よりもコンパクトな車種(準小型車もしくは軽車)の開発準備をしている」ことを示唆。 2010年 4月、韓国日産の初代社長を務めたグレッグ・フィリップスがマーケティングセールス担当副社長に就任(しかし翌年、クライスラーコリア社長となったため退職。現在はフレデリック・アルトが同ポジションを務める)。 2010年 10月4日、親会社ルノーの韓国F1GP参戦におけるPRのため、光化門前の通りを封鎖し、マシンを時速300km/hでデモ走行させた。 2010年 12月8日、年間輸出台数10万台を初めて突破。記念すべき10万台目はルノー・ラティテュードだった。 2011年 5月25日、輸出台数累計40万台を突破。記念すべき40万台目は2010年の年間輸出累計10万台突破時同様、ラティテュード。 2011年 7月、公式サイトを一新。 2011年 9月1日、CEOがウェルティジェからフランソワ・プロボ(:François Provost)に交代。尚、2014年現在、ウェルティジェはルノーから離れ、母校でもある国立土木学校の副校長である。 2012年 7月20日、「RSM 2012 リバイバルプラン」の一環として「日産ローグ」の次期型を2014年より年間8万台規模で釜山工場で生産することを発表。 2013年 4月18日、デザインセンターをルノーグループにおけるアジア地域のデザイン作業を統括管理する「ルノーデザインアジア」へ格上げ。 2013年 6月13日、韓国東西発電との協業で自動車製造工場としては世界最大規模となる太陽光発電ステーション「釜山新湖太陽光発電所」を釜山工場内に竣工。設備容量は20万メガワットである。 2013年 10月2日、累計生産台数が200万台を突破。 2013年 11月5日、ルノー=日産アライアンスと三菱自動車工業が生産・技術・生産を共用するプロジェクトに合意。ルノーサムスンもアメリカ・カナダ市場向けの三菱ブランドのDセグメントセダンの生産を任される予定、と発表された(しかしその後、2015年2月に白紙撤回された。) 2013年 12月11日、6年ぶりの新規投入となる小型クロスオーバーSUV「QM3」をプレス向けに発表。同月28日に正式発表・公式サイトへの本掲載を開始。 2014年4月21日、2009年10月28日から2013年5月2日まで製造されたL43型SM5(計161.700台)が走行中にエンジンが止まる恐れがあるとしてリコールを発表。社史最大規模のリコール台数である。 2014年8月29日、ソウル特別市との協力で、韓国初の電気自動車タクシーとしてSM3 Z.E.を10台ソウル市内のタクシー事業者に無償貸与した。 2014年9月26日、釜山工場製の日産ローグを北米に向けて輸出開始。 2016年1月13日、QM3以来となる新型車「SM6」を発表。 2016年2月、公式サイトを一新。親会社ルノーのイメージカラーであるイエローを採り入れたデザインとなった。 2016年3月13日、CEOがプロボから、社史初の韓国人であるパク・ドンフン(:Park Dong-hoon、박동훈、朴東勲)に交代。 2016年9月2日、新型SUV「QM6」を発表。 2017年10月、CEOがパクからドミニク・シニョラに交代。 2018年5月、ハッチバックのクリオ(日本名:ルーテシア)をルノーブランドのまま、発表。 2018年10月、商用車のマスターをルノーブランドのまま、販売開始。 2018年11月27日、釜山工場における日産ローグの累計生産台数が50万台を突破。 2018年12月1日、当初の計画通り、契約期間満期となる2019年9月で日産ローグの委託生産を終了することを発表。契約期間が延長されなかったことについては、カルロス・ゴーンの逮捕劇も要因の一つとされる。 2019年12月、SM7、SM5、SM3、QM3の4車種を販売終了。 2020年3月、新型車「XM3」を発表。 2020年5月13日、新型車「ルノー・キャプチャー」を発表。従来販売していたQM3の後継にあたる。 2020年8月、サムスン社との商標使用許諾契約を解除。新型車「ルノー・ゾエ」を発表。アジア圏では初の販売となる。 2021年8月、サムスンカードが保有しているルノーサムスン自動車の持株19.9%をすべて売却する方針を決定。
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