ルノーとの決別、ホンダパワーに希望を託すレッドブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 22:54 UTC 版)
「2018年のF1世界選手権」の記事における「ルノーとの決別、ホンダパワーに希望を託すレッドブル」の解説
上記2チームに唯一対抗できる存在であったレッドブルは、この年もPU供給における問題を抱えながら参戦する状況もあって成績が安定せず、ルノー製PUの戦闘力や信頼性不足、両ドライバーの同士討ちなどのポイントの取りこぼしやレースパフォーマンスに苦しみ、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが共に2勝を挙げたものの上位との差を前年より縮めるのがやっとという3位でシーズンを終えた。それでもフェルスタッペンは序盤に見られた走りの荒さを修正して終盤戦にはメキシコGPでの優勝を含む5戦連続表彰台を獲得するなど更なる成長を見せ、終わってみればハミルトンやフェラーリ勢に次ぐドライバーズランキング4位となった。一方でブラジルGPではトップ走行中に周回遅れのエステバン・オコンと接触した事で優勝を逃した怒りから、レース終了後に無線で放送禁止用語を言い放ち、体重測定でオコンに言い寄って胸ぐらを突き飛ばした行為が咎められ、社会奉仕2日間の罰則を科せられた一件もあった。 レッドブルはここ数年来PU供給元であったルノーとの関係が悪化していたこともあり、この年からジュニアチームのトロ・ロッソに供給を開始したホンダ製PUのパフォーマンスや信頼性の向上を評価し、6月19日にホンダと2019年から2年間のパワーユニット供給契約を結んだ。ホンダはトロ・ロッソにも引き続きPU供給を行い、第4期活動としては初めて2チーム供給となる。
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