ドラマ・コメディ作品
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「クロスオーバー作品」の記事における「ドラマ・コメディ作品」の解説
怪鳥人間バットマン(グリーン・ホーネットが登場する話がある) アローバース (DCコミックス原作のシェアード・ユニバースの番組群)多数の実写番組のほか、アニメ番組もクロスオーバーに加わっており、実写とアニメをまたいだクロスオーバーを実現している。 各番組間での個別のクロスオーバーのほか、毎年12月頃に複数の番組をまたいでリレー形式でストーリーが展開する大規模クロスオーバーを実施している。 ARROW / アロー THE FLASH / フラッシュ レジェンド・オブ・トゥモロー SUPERGIRL / スーパーガール バットウーマン ブラックライトニング グリーンアロー&キャナリーズ スーパーマン&ロイス コンスタンティン (実写ドラマ版)(アニメ版) VIXEN / ビクセン (アニメ) フリーダム・ファイターズ:ザ・レイ (アニメ) スタートレックシリーズスタートレックシリーズはほぼ全ての作品が同一世界観の別時代・別の場所での出来事としているため、頻繁にクロスオーバーが行われている。 『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』(DS9)の第1話に『新スタートレック』(TNG)のピカード艦長が登場した。U.S.S.エンタープライズDがベンジャミン・シスコ親子を新たな赴任先のDS9まで送り届けたという設定である。 『新スタートレック』でエンタープライズDがDS9に立ち寄った際、DS9のジュリアン・ベシアがエンタープライズを訪れた。 『スタートレック:ヴォイジャー』(VOY)のトゥヴォックの鏡像世界版がDS9に登場した。 VOYのドクターの生みの親、ジマーマン博士がDS9を訪れた。 惑星連邦とカーデシア連合の境界線の調整に伴う混乱・叛乱に対応するため、ネチェフ提督とカーデシアの代表者がTNGとDS9の間を行き来する、一連のエピソードが展開された。 その他、各テレビシリーズや劇場映画版の間に、さまざまな行き来や言及がある。 クリス・カーター作品『ミレニアム』の事実上の最終回が『Xファイル』の1エピソードとして放送された。 『ローン・ガンメン』の事実上の最終回が『Xファイル』の1エピソードとして放送された。 ディック・ウルフ作品『LAW & ORDER』シリーズ。『LAW & ORDER』と『ホミサイド/殺人捜査課』のクロスオーバー・エピソードが3度、『LAW & ORDER』、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』、『LAW & ORDER:陪審評決』のシリーズ内だけのクロスオーバー・エピソードが4度、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』とシカゴ・シリーズのクロスオーバー・エピソードが4度製作されている。また、同シリーズでは裁判官や弁護士を始めとした多数のキャラクターが作品間を行き来しており、共通の世界観を持つ『Conviction』『ザ・プロテクター/狙われる証人たち』『刑事ジョー パリ犯罪捜査班』ともキャラクターが行き来している。 シカゴ・シリーズ。『シカゴ・ファイア』以降のシリーズ作品は元となる作品内でバックドア・パイロットが製作されており、『シカゴ P.D.』『シカゴ・メッド』は『シカゴ・ファイア』のエピソード内、『Chicago Justice』は『シカゴ P.D.』のエピソードで製作・放送されている。クロスオーバー・エピソードは『シカゴ・ファイア』『シカゴ P.D.』『シカゴ・メッド』『Chicago Justice』に加えて『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』を含む計5作品間で計9度製作されている(2017年3月1日時点)。また、『Chicago Justice』には『LAW & ORDER』のシーズン1から登場しているキャラクターが複数登場する。 ジェリー・ブラッカイマー作品2002年5月、『CSI:マイアミ』の事実上の第1話が『CSI:科学捜査班』の1エピソードとして放送され、翌シーズンに正式な新番組として始まった。 2004年5月、『CSI:ニューヨーク』の事実上の第1話が『CSI:マイアミ』の1エピソードとして放送され、翌シーズンに正式な新番組として始まった。 2005年11月、『CSI:マイアミ』と『CSI:ニューヨーク』のクロスオーバーが行われた。前編はマイアミ編のエピソード(マック・テイラー刑事がゲスト)、後編はニューヨーク編のエピソード(ホレイショ・ケイン警部補がゲスト)として、2話構成で放送された。 2007年5月、『コールドケース 迷宮事件簿』のスコッティ・ヴァレンズ刑事が『CSI:ニューヨーク』にゲストで登場した。これはニューヨーク編のみの1時間で完結。4日後に放送された『コールドケース』のエピソードではヴァレンズ刑事はすでにフィラデルフィア市に戻っていた。 2007年11月、『WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!』(前編)と『CSI:科学捜査班』(後編)のクロスオーバー・エピソードが同じ日に2時間続けて放送された。これにより、CSIシリーズと『FBI 失踪者を追え!』と『コールドケース』(全て、本国ではCBS系列で放送)が同じ世界観を共有していることが判明した。ただし、これらの作品に異なる配役で出演している俳優が数人いるため、注意が必要である。 2009年11月、『CSI:マイアミ』と『CSI:ニューヨーク』と『CSI:科学捜査班』にまたがるクロスオーバー・エピソード『CSI:トリロジー』(本国での通称は『CSI: Trilogy』)が、同じ週の3日間にわたって放送された。『CSI:科学捜査班』の当時の主人公・レイモンド・ラングストン博士が、ある事件を追ってマイアミからニューヨークに飛び、最後にラスベガスに戻るという設定。 デビッド・E・ケリー作品『ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル』と『アリー my Love』の主要キャストが相互の作品にゲストで登場した。どちらも製作は20世紀フォックステレビジョンだが、アメリカ本国では異なるネットワーク(前者はABC系列、後者はFOX系列)で放送されていたという、クロスオーバーとしては珍しいケースである。 『ザ・プラクティス』と、その続編の『ボストン・リーガル』に共通して登場する裁判官が何人かいる。 『ボストン・リーガル』(ABC系列で放送)に『ボストン・パブリック』(FOX系列で放送)のハーパー校長がゲストで登場したことがある。 『ザ・プラクティス』のボビー・ドネルが『ボストン・リーガル』にゲストで登場した。 ただし、以上の各作品に異なる配役で出演している俳優が数人いるため、注意が必要である。 直接の関係はないが、『ボストン・リーガル』にはウィリアム・シャトナーやレネ・オーバージョノーをはじめ、スタートレックシリーズの俳優が多く出演しており、同シリーズを意識したセリフ(シャトナーの「Cling on!(クリンゴン)」というセリフなど)やシーン(オーバージョノーとアーミン・シマーマン、つまり素顔のオドーとクワークの対峙など)がよくある。 ジョス・ウィードン作品『エンジェル』の主人公が元々、『バフィー 〜恋する十字架〜』のレギュラーだったため、両番組に登場するキャラクターが数人おり、バフィー自身も『エンジェル』に数度、ゲストで登場している。 NBC系列で木曜夜放送のニューヨーク市が舞台のシットコム『あなたにムチュー』のポールが独身時代に借りていたアパートを『となりのサインフェルド』のクレイマーが引き継いだ。また、ポールとサインフェルドが街中でぶつかるというシーンもあった。しかし、『となりのサインフェルド』のキャラクターが『あなたにムチュー』をテレビで見ているというセリフもあり、矛盾している。 『あなたにムチュー』のジェイミーとフランらしき人物(製作会社が異なるためか、キャラクター名は出なかった)が『フレンズ』のコーヒーハウス「セントラル・パーク」に現れ、フィービーをアースラと間違えるというシーンがあった。リサ・クドローは元々、『あなたにムチュー』で風変わりなウェイトレス、アースラを演じていたが、『フレンズ』で主役陣に抜擢され、フィービーを演じることになったのである。つまり、このシーンは単なるインサイド・ジョークだったが、視聴者の反応(とツッコミ)が大きかったため、「フィービーとアースラは双子姉妹」という設定が後付けされ、アースラも『フレンズ』に登場することになった。 『あなたにムチュー』のジェイミーが停電を起こし、同夜(1994年11月3日)放送の『フレンズ』と『Madman of the People』(短命に終わったシットコム)でも停電になってしまうというクロスオーバーがあった。ただし、同夜放送の『となりのサインフェルド』では停電は起こらなかった。 『ジェシカおばさんの事件簿』と『私立探偵マグナム』前編は『私立探偵マグナム』、後編は『ジェシカおばさんの事件簿』のエピソードとして、2話構成で放送された。 『ER 緊急救命室』と『サード・ウォッチ』2002年4月に『ER』第8シーズン19話を前編、『サード・ウォッチ』第3シーズン19話を後編とするクロスオーバーが行われた。姉と姪の行方不明を知ったスーザンが単身ニューヨークに渡り、ボスコ&ヨーカス組と共に捜索をするというエピソード。両作品とも製作総指揮はジョン・ウェルズ。 『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』と『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』2009年4月、『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』のパイロット版が『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』のシーズン6内で前後編として放送され、9月に正式な新番組として始まった。 『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』と『NCIS: ニューオーリンズ』2014年4月、『NCIS: ニューオーリンズ』のパイロット版が『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』のシーズン14内で前後編として放送され、9月に正式な新番組として始まった。以降一部のエピソードにゲスト出演している。 『Hawaii Five-0』と『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』2012年5月にクロスオーバーが行われた。前編は『Hawaii Five-0』(カレンとサムがゲスト)、後編は『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』のエピソード(ダニーとチン・ホーがゲスト)として、2話構成で放送された。それより前の2011年10月24日に『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』のケンジーが『Hawaii Five-0』第2シーズン第30話にゲスト出演している。 『MACGYVER/マクガイバー』と『Hawaii Five-0』『MACGYVER/マクガイバー』シーズン1の18話にコノ、チン、カマコナが出演。 『Hawaii Five-0』と『Hawaii Five-0』シーズン10第12話は『私立探偵マグナム』シーズン2第12話とのクロスオーバーエピソードになっている。 ションダ・ライムズ作品2007年5月、『プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち』のパイロット版が『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』のシーズン6内で前後編として放送され、9月に正式な新番組として始まった。その後も数回両番組のクロスオーバーエピソードが放送された。 『アイ・カーリー』と『ビクトリアス』2011年6月、クロスオーバーエピソード「ロサンゼルスのパーティへ (iParty with Victorious)」が『アイ・カーリー』の第4シーズン第11~13話(NHK版第91~93話)で放送された。 『アイ・カーリー』のNG紹介のエピソードでは、『ビクトリアス』のロビーのパペット(レックス)が出演していた。 両ドラマのエイプリル・フールのエピソードもクロスオーバーとなっている。『アイ・カーリー』では『ビクトリアス』のロビーが、『ビクトリアス』では『アイ・カーリー』のスペンサーが登場する。 2013年6月8日からは、『アイ・カーリー』のサムと、『ビクトリアス』のキャットを主人公としたスピンオフドラマ『サム&キャット』の放送が始まった。 『明智小五郎VS金田一耕助』 『金田一耕助VS明智小五郎』 『サザエさんVS意地悪ばあさんVSいじわる看護婦』 『サザエさんとエプロンおばさん』と『福の神 サザエさん一家』長谷川町子作品のキャラ同士のクロスオーバー、原作漫画でも各作品のキャラ同士で競演していたりする(『いじわる看護婦』のみ読みきり作品で原作でのクロスオーバーはない)。 『ユーリカ 〜事件です!カーター保安官〜』シーズン4エピソード5の「クロスオーバー」にて、『ウェアハウス13 〜秘密の倉庫 事件ファイル〜』のクローディア・ドノヴァンが登場する。 『チャンス!』最終回にて『素顔のままで』の月島カンナが登場する。 『家なき子2』最終回にて『金田一少年の事件簿』の金田一一が登場する。 『金田一少年の事件簿』(雪夜叉伝説殺人事件)にて『銀狼怪奇ファイル』の不破耕助(銀狼)が登場する。 『金田一少年の事件簿』(異人館ホテル殺人事件)にて『銀狼怪奇ファイル』の天神学園新聞部員が登場する。 『銀狼怪奇ファイル』最終回にて『透明人間 (テレビドラマ)』の長谷川半蔵が登場する。 『池袋ウエストゲートパーク』に『木更津キャッツアイ』のメンバーが登場する。 『ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜』第6話にて『「臨床犯罪学者 火村英生の推理」』の火村英生と有栖川有栖が登場する。 『怪盗 山猫』第6話にて『ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜』の来宮渚が登場する。 『「臨床犯罪学者 火村英生の推理」』第6話にて『怪盗 山猫』の勝村英男と霧島さくらが登場する。
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