視聴者の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:10 UTC 版)
このように、ACジャパンのCMは非常に多く流された。さらに、放送回数の多さに対してCMの種類が少ないために同じCMが繰り返し流され、これにより視聴者からの反感を生み出してしまった。また、CMの内容についても、震災時に流されることが考慮されたものではない。これらの点について、ACジャパンには視聴者から「同じCMばかり流れてしつこい」「内容が地震にそぐわない」といった旨の苦情が殺到したほか、子宮がんや脳卒中予防を訴えるCMに対し「こんな大変な時にがん検診なんか行けるか」などといった言いがかりとしか思えない内容の意見も寄せられたという。後のACジャパンの2010年度事業報告によると、非常時を意識していないCMの内容に対する違和感の声が多かったのは支援キャンペーンであり、一方で全国キャンペーンに対する批判は少なかった。なお、ACジャパンの専務理事である草川衛によると、苦情は被災地以外に住む視聴者から先に寄せられ、被災地の視聴者からの苦情はやや遅れて寄せられたという。 苦情はCMの放送回数や内容に関するものばかりではなく、サウンドロゴに対するものや的外れな苦情・脅迫もあった。サウンドロゴに対しては「不快だ」「地震速報と間違える」といった旨の苦情が寄せられた。的外れな苦情の例としては、「企業の自粛であまったCM枠を買いあさっているのか」「そんなCMを流すのに税金を使うなら、少しでも被災地に回せ」といったものがあった(CMは無料で放送されており、どれだけ大量に放送してもACジャパンと各放送局の間に金銭のやりとりは一切生じない。またACジャパンは先述のように国や地方公共団体とは無関係であり、それらの自治体などからの援助を受けていない)。このほか、刃物を持って押しかけるという脅迫電話をかけた者もいた。 このように、ACジャパンへの反感を持った視聴者による苦情が殺到したという事実がある一方で、雑誌『CM NOW』は地震直後におけるACジャパンの広告に関する肯定的な一面に言及している。それは、テレビを通して地震による災害を見守ってきた視聴者が感じた「言い知れない、解消の出来ない心のざわつき」を「一瞬、冷静にさせ、ある意味では癒してくれた」という一面である。さらに同誌では、ACジャパンの作品には「他人(ひと)を想う気持ち」を考えたという意味での共通点があり、それが震災に立ち向かう人々の心情と重なったのかもしれない、という見解が述べられている。また、CM総合研究所調べによる銘柄別CM好感度ランキングでは、震災直後である2011年3月度後期の調査において、ACジャパンが1位となった。その後4月度前期・4月度後期と3期連続で1位を保っており、ACジャパンに対する世間の関心の高さが示されている。同社調べによる2010年度の年間企業別CM好感度ランキングにおいても前年度の59位から8位まで浮上した。また、インターネット上では、動画投稿サイトなどに「あいさつの魔法。」などのCMから作られた二次創作が多く投稿された。
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視聴者の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 14:57 UTC 版)
番組プロデューサーの小谷亮太によれば、放送開始当初は視聴者から反発が少なくなかったという。例えば、訪れた街にある世界遺産、郷土料理、現地の歴史などをあまり紹介しないといった点である。しかし応援の声も挙がったので、さらに旅の疑似体験を重視する方向へ軸足を移していくことで、多くの視聴者にも理解が得られるようになり、後に多大な声援を受けることとなった。 ナレーションについての反響も様々である。ひとりで観ている視聴者にとっては、ナレーター(語り手)は友達であるかのように捉えられるらしく、その意味においては友人にしたくないようなナレーターだと不満が寄せられるという。また視聴者10人のうち1、2人の割合で、ナレーションはない方がいいとの声もあるといわれている。
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視聴者の反応
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製作側の狙いに反して、多くの視聴者は教育番組ではなく、青春ホームドラマとして観ていた。平凡さ、つましい生活、身近な戯言や小言などの日常性が多くの視聴者の共感を得た。そして、番組開始を知らせるテーマソングを耳にすると、何時なのかがわかるまでに視聴者に親しまれた。
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