チェスの世界チャンピオン一覧とは? わかりやすく解説

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チェスの世界チャンピオン一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/14 10:10 UTC 版)

チェスの世界チャンピオン一覧(チェスのせかいチャンピオンいちらん)は、世界チェス選手権の歴代チャンピオン及びその対戦結果の一覧である。

非公認チャンピオン

公式チャンピオン

「公式」とは1924年に設立されたFIDEが後から公認したという意味である。これ以前のマッチは持ち時間の制限がなかったため「公式」とされなかった。 凡例

  • チャンピオン期間 - チャンピオン名 (国名)
    • 防衛戦年度 対戦者名 (チャンピオンの)成績

チャンピオンによる挑戦者の指名制

チャンピオン、アレヒンの急死を受けて、FIDE(国際チェス連盟)主催の挑戦者制度に変更

IOCの提言を受け入れ、トーナメント方式に変更

不評のため、伝統的持時間による8人総当り方式に変更

この時の成績は、以下のとおり

 順位 スコア       名前(国籍)
  1   10.0 ベセリン・トパロフ(ブルガリア)
  2    8.5 ビスワナサン・アナンド(インド)
  3    8.5 ペーター・スヴィドラー(ロシア)
  4    7.0 アレクサンダー・モロゼヴィッチ(ロシア)
  5    6.5 ペーター・レコ(ハンガリー)
  6    5.5 ルスタム・カシムジャノフ(ウズベキスタン)
  7    5.5 マイケル・アダムス(イギリス)
  8    4.5 ユディット・ポルガー(ハンガリー)

クラシカル世界チャンピオン

1993年ガルリ・カスパロフは世界選手権の開催方法を巡り、FIDEと対立、以降独自に世界選手権を開催した。この系列の世界チャンピオンは、カスパロフが当初設立したPCAの名称を用いて“PCA世界チャンピオン”と称されることもある。しかしながらこの団体は数年で消滅したため、全ての世界選手権を主催していたわけではない。ここでは“クラシカル世界チャンピオン”(伝統的な挑戦者制度に基づく世界チャンピオン、の意)としておく。

統一チャンピオン

2006年FIDE公式チャンピオンのトパロフと、クラシカル世界チャンピオンのクラムニクの間で、チャンピオン統一のための特別マッチが開催され、クラムニクが初代統一チャンピオンとなったが、2008年に開催された通常の世界選手権マッチでアナンドに敗れた。

  • 2006年〜2007年 ウラジミール・クラムニク ( ロシア)
    • 2006年 ベセリン・トパロフ 3勝6引き分け3敗(不戦敗1を含む)、タイブレーク2勝1引き分け1敗 *統一マッチ
  • 2007年〜2013年 ビスワナサン・アナンド ( インド)
    • 2007年 8人ダブルラウンド、9ポイント/14局
    • 2008年 クラムニク 3勝7引き分け1敗
    • 2010年 トパロフ 3勝7引き分け2敗
    • 2011年 ボリス・ゲルファンド 1勝10引き分け1敗、タイブレーク1勝3引き分け
    • 2013年 マグヌス・カールセン 0勝7引き分け3敗 *22歳11か月、カスパロフに次ぐ若さ
  • 2013年〜2023 マグヌス・カールセン ( ノルウェー)
    • 2014年 アナンド 3勝7引き分け1敗
    • 2016年 セルゲイ・カヤキン 1勝10引き分け1敗、タイブレーク2勝2引き分け
    • 2018年 ファビアノ・カルアナ 12引き分け、タイブレーク3勝
    • 2021年 ヤン・ネポムニシ 4勝7引き分け
  • 2023年 丁立人( 中国)
  • 2024年 グケシュ・ドマラジュ ( インド)

関連項目

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