スリーセブン寺院通り店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 01:47 UTC 版)
「ニーチェ先生〜コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた〜」の記事における「スリーセブン寺院通り店」の解説
渡利久慈(わたり ひさじ) / 宝くじ先輩 声 - 森久保祥太郎 / 演 - じろう(シソンヌ) 松駒の先輩アルバイト。26歳。貧しい家庭の出身で、現在も食事がままならないほど貧しい生活をしており、金にがめつい。一方、堅実な生活を送ろうという意識は全くない。そのため、廃棄品の豪華な弁当が食えるかどうかが生命線となっている。宝くじで大金をあてることばかり考え、ことあるごとに宝くじを買っているので、松駒から宝くじ先輩と呼ばれている。仁井からは宝くじが当たる確率がいかに低いか指摘されたが、宝くじに金をつぎ込む癖は直っていない。現金を扱う際は、くすねるという欲望と戦う事が多々あるものの非常に正確であり、仁井からも一目置かれている。だが、仁井がお祓い目的で経を読むと映画「エクソシスト」のような過剰反応を起こしており、「金の亡者に取り憑かれているのではないか」と松駒に評されている。 その他の業務に関しても、他のスタッフよりも頭一つ出ている事が示唆されているが、店内に飾るポップ(恵方巻ver.)を作った時や、企業の商品展示会の試食の際に「その方が美味しそうに作れる(説明できる)から」という理由で数日間絶食しているなど、その技術を発揮する方向性が著しくズレている。 黒木に一目惚れし、色々とアピールしているが、うまくあしらわれている。さらに黒木の本性に全く気がついていない。 オーナー 声 - 高戸靖広 / 演 - 佐藤二朗 店長。小太りで童顔な中年男性。売れそうもないものを大量に発注する癖があり、従業員や家族から憎悪の目を向けられている。また、繁忙期に旅行に行くといった空気が読めないところもある。ただ、人間を観察する能力はしっかりしており、基本的に好人物なので、従業員から嫌われてはいない。 第9巻で2号店をオープンする。 柴田健(しばた けん) 演 - 松田凌 単行本2巻より登場した松駒や仁井の後輩アルバイト。大学入学直前にアルバイトを始めた。万引き犯を見つけても「お金を払うのを忘れただけ」と考えるような善意の塊だが、かつて危険なアルバイトをしていたことをほのめかしたり、強面の知人がいたり、風俗業界に詳しかったりするので、実家は反社会的な組織なのではないかと松駒らから思われており、誰も彼の出自を聞くことが出来ない。 黒木珠子(くろき たまこ) 単行本3巻より登場した夕勤の新人アルバイト(研修中)。女子高生。第4巻で18歳になった。可憐な美少女で接客態度も良好だが、ゲームセンターでシューティングゲームに熱中していることがあり、そのことをひた隠しにしている。また、控室でものすごい形相でスプレー缶に穴を開けたり、ゲームセンターのコインを詰めた袋を武器として使用した形跡があるなど、暴力でストレス発散をおこなっていることが示唆されている。人外専門の腐女子。 宇井(うい) 単行本4巻より登場した新人店員。68歳。有名料理店の支配人、有名ホテルの研修担当、デザイン工房で大賞受賞という華麗な経歴を持つ老紳士。経歴にふさわしく、店員としての能力も非常に高い。大柄で筋骨隆々として老人離れした肉体の持ち主であり、5kgの米袋を両肩に6袋ずつ、合計60kgを担いで運ぶ体力を持っている。様々な資格も習得しており、その中にはカポエラといった体術も含まれている。柴田と帝国ホテルに勤務していた時に面識を持っている。 奈良原豊(ならはら ゆたか) 単行本5巻に登場した新人店員。人手不足の上、若い人の応募がない時にオーナーが採用した。勤務態度、同僚に対する姿勢ともに最悪。松駒ら同僚たちから蛇蝎のごとく嫌われており、日ごろは直接的な表現を使わない仁井ですら嫌悪感を露わにしたほど。ある日突然出勤しなくなるが、奈良原と連絡がとれないとわかるやいなや、仁井によって近隣店舗に危険人物として伝達された。その後のスリーセブン寺院通り店求人広告には「条件 奈良原以外」の文字が追加された。6巻で仁井と松駒が自動車免許の合宿に行った際に募集したバイト申込みの履歴書の中に写真があったが、松駒の記憶から抹消されている。 北川(きたがわ) 単行本6巻より登場した新人店員。松駒に因縁をつけてきた客に抗議したことで、店長にその心意気を買われ、店員としてスカウトされる。夜学に通う苦学生だが、基本的な思考がヤンキー。学力に関しては漢字どころかカタカナも怪しいと自認しているが、接客態度は非常に真面目で道案内なども真摯に行う。宇井と並ぶ「腕力担当」。 シャルク 単行本7巻に登場した新人店員。インド人留学生。容姿端麗なうえに日本語も堪能で、女性客の人気が高い。一方で、日本とは大きく異なるインドの常識を持ち出し、客や同僚店員を戸惑わせる。実家は上層カーストで、使用人がたくさんいる。また、掃除を下層カーストの仕事と思っており、決して掃除だけはしない。 梶栄太(かじ えいた) 単行本9巻に登場した2号店店員。元自衛隊員。真面目な性格で、常識人。教師を目指して大学受験するために、自衛隊を辞め、コンビニでバイトを始めた。 今井尚(いまい なお) 単行本9巻より登場した2号店店員。ソシャゲ廃人だが、要領は良く、客あしらいはうまい。
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