イシュレニア帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 09:30 UTC 版)
ドグマ時代に存在し、皇帝マドラスが治めていた武力国家。シンナイトやギガースなどを生み出し、使役していたことから魔術や錬金術関連で高い発展を遂げていた。アズヴァーン王国と敵対していたが、双方決着が着くことはなく滅亡した。
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イシュレニア帝国
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ワイルド 白騎士の資格者。 無精髭を生やした男性。ミヌーテ村の出身。本名はシェナ=クルード。イシュレニアで最強の騎士であり、イシュレニア騎士団隊長だったが、死んだ妻と子を甦らせるため、ミューレアスだけが使えるという「リバース」という死者を蘇生させるための禁呪を求める。イシュレニアを裏切り処刑直前のアスヴァーン女王・ミューレアスを救出する。その後はミューレアスとエルダスと共にアズヴァーンへと向かう。自身の家族を殺したアズヴァーンへの恨みは強く、ミューレアスやエルダスにも敵意を隠そうともしていない。全てを失ったためか、憂いを帯びたかのような雰囲気を纏っている。ミューレアス達と共に逃避行をしながら、自身の故郷であるミヌーテ村に身を隠す。そこで異界の門の影響で亡き妻子と再会し、ミヌーテ村の滅亡の真実を知り、打倒イシュレニアを誓う。また、この時に妻子の意図を組み、蘇生は諦めている。それからはミューレアスと和解する。その後はミューレアスと再び再会することを約束し、一旦別行動に移る。その後、ギドを救出し、ギドから白騎士に新たなる力を授けられ、フラベルや同郷の仲間を失いながらも単身イシュレニア帝国に突撃する。その後はヴァンを倒し、クライブと生身の一騎討ちでクライブに勝利し、マドラスの元に向かう。しかし、マドラスに操られたミューレアスの攻撃を受け、一度は死亡してしまうも、ミューレアスが「リバース」を使ったことで蘇生し、太陽王に変身したマドラスをミューレアスの力によって完全となったファルシオスの剣で倒すことに成功する。その後は「リバース」の反動で消滅するミューレアスの最後を見届け、往生際の悪いマドラスに止めを刺すために自分諸ともマドラスを道連れにし、海底に沈む帝国と運命を共にする。 クライブ=レダム 黒騎士の資格者。 どこかグラーゼルを思わせる風貌の美青年。23歳。ワイルドに対抗心を抱いており、何かと彼に突っ掛かる。性格は一見穏やかな美青年といった雰囲気だが、本性は残忍で冷酷。騎士システムの欠点を見抜き、ミヌーテ村の四人の赤子と幼い少年を保護し、騎士の契約者とするため結界で封印している(その内の四人の赤子がレナード、ユウリ、シーザー、カーラであり、幼い少年がセティ(グラーゼル)。実は本編に登場するレダム司祭の若かりし頃の姿。ワイルドの家族を殺し、ミヌーテ村を滅ぼした張本人。最後の戦いでは生身でワイルドに一騎討ちを挑むも始終圧倒された挙げ句、命を奪われずに見逃されたことでプライドを消失し、脱け殻のように帝国崩壊を見届けることとなる。その後は騎士を回収し、ミヌーテ村の赤子達に契約させる。しかし、クーデターにより、騎士を奪われ、自身は禁呪を使い、マドラスが復活すると予言された一万年後に飛ぶ。自身はどういった方法かは不明だが、黒騎士の契約を赤子の一人に移行させることに成功している。 ヴァン=ラドゥール 竜騎士の資格者。隻眼のワーグ族。豪快な熱血漢で情に熱く、涙脆い人物。何らかの方法でマドラスに定期的に操られている。一度はワイルドと一戦交えるも敗北する。しかし、その後、自身を殺さなかったワイルドに疑問を抱き、その動向を見守る。そして再びワイルド達の前に現れ、ミヌーテ村の真実を知り、ワイルド達に協力することとなる。しかし、マドラスによって操られ、フラベルを殺め、ワイルド達を裏切ってしまう。最後の戦いではワイルドに挑むも彼に討たれる。死の間際に正気に戻り、ワイルドの戦いを見て、自身がもう操られることを心配する必要はないと安堵し、事切れる。 フラベル=ルナ 月姫の資格者。 ミヌーテ村の出身。ユグラの義理の娘。活気な性格でかなり気が強い。関西弁で喋る。暴走したギガースを何体も倒す内にイシュレニアに疑問を抱くようになる。同郷のワイルドに憧れに似た好意を寄せている。当初はワイルドの刺客として現れるも、ワイルドを殺めることが出来ず、その場に泣き崩れてしまう。その後はミヌーテ村の真実を知り、ワイルド達に協力することとなった。しかし、マドラスに操られたヴァンに奇襲を受け、致命傷を負わされる。最後は想い人であるワイルドにその最期を看取られる。 ギド=カンタラベ イシュレニアの大錬金術師。 騎士システムを作った老人でマドラスの父の代からイシュレニアに仕えている。現在はマドラスに監禁され、拷問を受けていたが、ワイルド達に救出される。しかし、その後再びマドラスに連れ戻され、太陽王を作成させられ、完成後に殺害されてしまう。マドラスの父からある頼みを受けており、その頼みが後のマドラス打倒に繋がる。その頼みはファルシオスの剣を作るに当たり、マドラスが正しき王になれなければ力を与えるなというものだった。 マドラス 太陽王の資格者。 イシュレニア帝国の皇帝。 当時の外見は老人であり、イシュレニアを最強の国にするべく、様々な手段を辞さず、力を求める。本編に登場した時と同様に冷酷なエゴイストであり、クライブに命令し、ミヌーテ村を滅ぼし、ワイルドの家族を殺させた張本人。また、本編では見せなかった死への恐怖や騎士の力を使える者達への恐怖心なども抱いているなど、統治者としては未熟な面が強かった。普段は尊大に振る舞っているが、内心では死や自身を脅かす脅威に怯え、夢現、うなされるなどの精神的に脆い面がある。最後の戦いが始まる前にギドを脅迫し、太陽王を完成させ、ミューレアスを洗脳する。しかし、ミューレアスによってワイルドを殺害させたことで僅かな油断が生まれ、その時にミューレアスに心を読まれてしまう。その後は蘇生したワイルドを太陽王の力と不完全なファルシオスの剣で追い詰めるも、ギドの意図を読めなかったことにより、ミューレアスにファルシオスの剣を完成させられると同時に奪われてしまう。そしてファルシオスの剣を手に取ったワイルドに討たれる。しかし、それでも完全に死なずに往生際悪く、ファルシオスの剣と永遠の命を求めるもワイルドの捨て身の猛攻により、道連れにされ、今度こそ死に至る。自国の民であるミヌーテ村を猜疑心故に滅ぼすなどの暴挙などを行い、マドラス自身が正しき王となれなかったことが自身と帝国の破滅へと繋がり、ワイルドに討たれる間際にミューレアスからもそのことを指摘されていた。自身の死の間際に自身の思念を白騎士に宿した思われ、それが本編の主人公であり、新たな白騎士の契約者であるレナードの衰弱に繋がる。
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