ウィザード / 新生イシュレニア帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 09:30 UTC 版)
「白騎士物語」の記事における「ウィザード / 新生イシュレニア帝国」の解説
一万年前に滅びた文明を信仰し、イシュレニア帝国が作り出したシンナイトを狙い暗躍する組織。構成員が黒を基調とした鎧を身につけている。シズナ姫の成人を祝う式典を襲撃し、ヴァルトス王やダラム大公を殺害、さらにシズナ姫を誘拐した。巨大な飛行艇・モノシップや大規模な艦隊、多数のワイバーン系モンスターを使役し、構成員は古代の魔法によって異界の魔獣・ギガースと契約している者も多い。
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「白騎士物語」の記事における「ウィザード / 新生イシュレニア帝国」の解説
グラーゼル / セティ 声:内田夕夜 ウィザードを束ねる若き首領。23歳。その姿を見せること自体が稀であり、素性、司令官としての手腕など一切が不明。古代文明を信奉し、その遺産であるシンナイトを集めるために組織を動かす。その正体はドグマホールで発見されたとされる少年であり、自らをイシュレニア帝国の皇帝マドラスの生まれ変わりと妄信している。剣を武器にしているが、変身前の状態でレナードたちと戦うことはなかった。 シンカ村で暮らしていたころはセティという別の人格があったとされ、古代文明に触れるにつれてその力に魅了されてしまい現在の人格であるグラーゼルが生まれた。セティはグラーゼルの野望を阻止するためにレナードたちに協力したこともあるが、人格の侵食が進んでいるのか結局は彼らを裏切ってしまった。セティの人格は『光と闇の覚醒』では登場せず、またグラーゼルはこの名前で呼ばれることをひどく嫌う。また、本人によるとミディアスのことは父として愛していたとのこと。太陽王 万物を統べる太陽の王アドルメアの力を宿すシンナイト。黄金の鎧に身を包み、武器となる両刃の槍は分離させれば二振りの剣にもなる。強烈な火炎属性の攻撃を得意としており、敵の攻撃を防ぐバリアを作り出したり、月姫と同様に浮遊も可能。仮面型のアークを装着して変身する。 5体存在するシンナイトの中で最も強大な力を持つと謳われるが、『古の鼓動』終盤で対峙した際はシズナによって不完全な状態で封印が解かれ、著しく能力が劣化した状態だったためレナードたちに敗北を喫する。しかし『光と闇の覚醒』では完全に封印が解かれており、その力は竜騎士と月姫を相手にしてなお圧倒するほど。他の四体のシンナイトとは作られた経緯が異なり、イシュレニアの皇帝であるマドラスが最強の力を求めた故にマドラスのために生み出されたシンナイトでもある。 ドレギアス将軍 声:大塚芳忠 漆黒の鎧を身にまとうウィザードの将軍。ベルシタンとともにバランドールを襲撃し、国王ヴァルトスをシズナの眼前で殺害した張本人でもある。優れた剣術の使い手であり、レナードとエルドアを同時に相手にしてなお互角以上に戦う実力の持ち主。黒騎士の契約者として幾度となくレナードたちと対峙し、彼らの能力に興味を抱いている。 実はドレギアスとは一定の個人を指す言葉ではなく、組織をまとめるために様々な人物が演じる役の名前である。黒騎士に変身するドレギアスはカーラが演じているが、ヴァルトスを殺害した人物は別におり、シーザーの持つドラゴンの眼でもその正体は掴めなかった。黒騎士 漆黒の翼ディニヴァスの力を宿すシンナイト。鳥類を彷彿とさせる頭部や翼を持ち、剣を武器に戦う。騎士の中では比較的小柄な体躯しか持たないが、必要時には巨大な翼が現れ、自在に空を飛ぶことができる。アークの形状は漆黒の剣と鞘が一体となっており、鞘から剣を引き抜くことで変身する。 『古の鼓動』終盤ではシャプールによって騎士の力が暴走し、より醜悪な姿である黒騎魔神に変貌する。『光と闇の覚醒』ではシャプールが新たな契約者となり、積極的に前線に出るようになった。 ベルシタン 声:秋元羊介 ウィザードの参謀。道化のような外見と慇懃な立ち居振る舞いとは裏腹に、卑劣な謀に長けた男。バランドール襲撃の際にはサーカス団の団長を装って侵入し、王国を混乱に陥れた。直接戦闘は不得手だが魔法の扱いに長け、カニのような下半身を持つ上位種のギガースサルガタナスへとアドベントする。竜騎士の力を手に入れたシーザーと戦闘を開始するも敗北し、最後はシャプールに用済みと見なされ、殺害される。 シャプール 声:櫻井孝宏 特殊な形状の頭角を持つ隻眼のフォーレス族の青年で、グラーゼルを盲信する側近。たとえ上官であっても失策や背信に対しては容赦ない制裁を加える冷酷無比な人物。『古の鼓動』終盤では離反しようとしたカーラから黒騎士のアークを強奪し、『光と闇の覚醒』では黒騎士の契約者として前線でも活躍する。騎士の力に魅了されており、その力を妄信している。 クライブ・レダム バランドールの宰相であったサルベインの真の姿。帝国内ではグラーゼルと唯一対等な立場で発言できる存在であり、彼に様々な助言を与えている。積極的に前線に立つことはないが自身の戦闘力も桁外れに高く、剣術のほかに強力な魔法を操ることができる。イシュレニアの皇帝マドラスの復活を野望としており、陰からグラーゼルを操って五体の騎士を集め「最後の目覚め」を起こそうと暗躍する。『古の鼓動』および『光と闇の覚醒』の黒幕とも言える人物。バランドール城襲撃の際はドレギアス将軍として現場に居合わせており、ヴァルトス王を殺害した張本人でもある。 イルフラム レッドホーン島に封印されていた巨大モンスター。煉獄の巨神とも呼ばれ、溶岩に浸かった状態でも活動に支障はない。強靭な四肢のほかに背中からは無数の触手が伸びており、触手や口から火炎を吐き出して見境なく暴れ回る。その気性の荒さから簡単には制御できず、無数の制御装置によって行動を制限されているものの、最終的には自ら制御装置を破壊したことでレッドホーン島を破壊し尽くしてしまった。
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