アルペジオとは? わかりやすく解説

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アルペジオ

アルペジオ(伊:arpeggio)とは、音楽用語であり、和音構成する各音を連続して演奏することを指す。具体的には、和音同時に鳴らすのではなく一つ一つの音を順番に鳴らす演奏法である。ピアノギターなどの楽器でよく用いられる。 アルペジオは、楽曲広がり動き加え効果があり、メロディライン補完する役割も果たす。また、アルペジオは楽曲表現力高め手法としても知られている。例えば、情緒的な曲調表現する際には、アルペジオが効果的に用いられることがある

アルペジオ

読み方:arpeggio

アルペジオは、和音同時に鳴らすのではなく1音ずつ順番連続的に発する演奏方法のことである。いわゆる分散和音」の一種である。

アルペジオ(arpeggio)という言葉は他の音楽用語と同様イタリア語由来する外来語である。原語発音倣ってアルペッジョ」あるいは「アルペッジォ」のように表記される場合もある。

アルペジオは、厳密にいえば和音構成している音を「高い音から低い音へ」もしくは「低い音から高い音へ」一方向的に流れてゆくように、かつ、ある程度速さで音を発する奏法指して用いられる譜面上を音符上下波打つように並ぶような順に演奏する方法は、厳密にいえばアルペジオには含まれないとはいえ一般的には任意の順で分散和音発する演奏含めて全般的にアルペジオと呼ぶ場合が多い。

ギターなどの弦楽器においてはコード押さえた状態で1音ずつ発するピッキングする)奏法をアルペジオと呼ぶ。コード和音)を構成する個々の音が分離して鳴るように極めてゆっくりとストロークする弾き方をアルペジオに含め場合もある。

ギター演奏においてしばしば言及される「アルペジオ奏法」と呼ばれる演奏スタイルは、指板コード押さえ複数本の指で弦を1音ずつ弾き、その中に主旋律織り込むように演奏する方法である。連続的に鳴る音が叙情的な雰囲気醸し、素でもあり華やかでもあり、ギター独奏にも向く。

アルペジオ【(イタリア)arpeggio】

読み方:あるぺじお

アルペッジョ


特定非営利活動法人アルペジオ

行政入力情報

団体名 特定非営利活動法人アルペジオ
所轄 埼玉県
主たる事務所所在地 富士見市ふじみ野西2丁目1番地1アイムふじみ野西三番106
従たる事務所所在地
代表者氏名 北原 智
法人設立認証年月日 2020/01/10 
定款記載され目的
この法人は、地域住民対し音楽中心とした参加公演講習ワークショップなどを行い世代超えた生涯学習の場を提供するとともに音楽中心としたコミュニティー創出により地域活性課題解決寄与することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
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アルペジオ [arpeggio(伊)]

和音ばらして一音一音発音させる演奏法ギターピアノハープなどの楽器効果的に使われる一定のパターンリズミカルに演奏することが多が、単に和音をポロロン(ジャラーン)と流して弾く場合もアルペジオと呼ぶことがある

アルペッジョ

(アルペジオ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 16:02 UTC 版)

アルペッジョあるいはアルペジオ (: Arpeggio) とは、和音を構成する音を一音ずつ低いものから(または、高いものから)順番に弾いていくことで、リズム感や深みを演出する演奏方法。日本においては順番に弾くことだけではなく、コードを押さえた状態で弦を一本ずつ弾く事全般を言う場合もある。「ハープ: arpa)を演奏する」という意味のイタリア語 "arpeggiare" を語源としている[1]。余韻の長い鍵盤楽器撥弦楽器などで効果を発揮し、管楽器ではほとんど使用されない[1]琵音(びおん)とも呼ばれる[2]

概要

アルペッジョは分散和音の一種であるが、発声が上昇もしくは下降の音高順に発音され(例:ドミソド)、ランダム発声や同音反復を含むパターン(例:ドソミソ)はこれに該当しない。ただし、「分散和音」と「アルペッジョ」は厳密に区別されることなく使用されることがある[1]

アルペッジョの指定は譜例の1段目の2小節目のような波線や、音符の上部にArpeggioと書くことで行われる。実際の演奏においては、譜例のように、初音を記譜位置に合わせ全和音の演鳴は遅らせる奏法と、初音を前倒して記譜位置に最終音(全和音)を鳴らす奏法の両者が認められている。

ローランド・ジュピター4、8、ヤマハエレクトーンなどには、コードの根音を押さえると、自動的にそのコードのアルペジオを演奏する「オートアルペジオ」という機能がある[3]

ギターにおけるアルペジオの奏法

左手で弦を押さえる場合には右手の親指・人差し指・中指・薬指の四本で弾く(右手で押さえる場合には左手)。それぞれの指に記号が付いている。親指はp、人差し指はi、中指はm、薬指はa。親指は6~4弦、人差し指が3弦、中指が2弦、薬指が1弦の場合が多い。弦を弾く方向は外側から内側、つまり6 - 4弦は下に、3 - 1弦は上になる。


ストローク奏法はピックなどで多数の弦を同時に鳴らすが、アルペッジョ(またはアルペジオ)は弦を一本一本指の爪で弾く。

脚注

  1. ^ a b c 『標準音楽辞典』音楽之友社、1966年
  2. ^ 琵音(びおん)とは - コトバンク”. 2017年10月19日閲覧。
  3. ^ 松武秀樹『たった1人のフルバンド YMOとシンセサイザーの秘密』勁文社、1981年、p216

アルペジオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 02:30 UTC 版)

スティーヴ・ハリス」の記事における「アルペジオ」の解説

ハリス楽曲は静と動のダイナミクス特徴したもの多くこのうち「静」のパートではアルペジオで演奏されることが多い。このプレイ自体至って普通のものであるが、ネック上のポジション移動時に発生するノイズ防止するため、敢えてフラットワウンド弦を使用している(後述)。

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アルペジオ(声:清川元夢)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 21:43 UTC 版)

怪盗スライ・クーパー」の記事における「アルペジオ(声:清川元夢)」の解説

自分だけ小柄で空を飛べないという事から飛行船造りクロー・ギャングのチーフ・インベンターとなったオウム。クロックヴェルクの頭脳パーツを持つ。

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アルペジオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 18:45 UTC 版)

ラーゼフォン」の記事における「アルペジオ」の解説

衛星軌道上に出現したドーレム。月を背後久遠綾人に麻弥からのメッセージ伝えた全長計測不能

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