ぶりとは? わかりやすく解説

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ぶり【振り】

読み方:ぶり

語素

名詞動詞連用形付いてその物事の状態やようす・ありかたなどの意を表す。語調強めるとき、「っぷり」の形になることがある。「—」「仕事—」「話し—」「男っぷり」「飲みっぷり」

時間を表す語に付いて、再び同じ状態が現れるまでに、それだけ時間経過した意を表す。「十年—に日本土を踏む」「しばらく—に映画見た

数量を表す語に付いて、それに相当する分量があることを表す。「二人—の米」「小—の茶碗

名詞または名詞準じる語に付いて曲節調子の意を表す。「声(こわ)—」「ますらお—」

古代歌謡、特に雅楽寮に伝わる歌曲曲名を表す。「天田(あまだ)—」


ぶり【×鰤】

読み方:ぶり

アジ科海水魚全長1.5メートル。体は紡錘形でやや側扁し、背は暗青色、腹は白色で、体側中央不明瞭な黄色縦帯が走る。温帯性回遊魚で、夏季日本沿岸沿いに北上し冬季南下する出世魚で、順に、関東ではワカシ・イナダ・ワラサ・ブリ、関西ではツバス・ハマチ・メジロ・ブリとよぶ。定置網や1本釣りで漁獲され食用。《 冬》「—あげ場裸灯(はだかび)をどる男の肩/綾子


ぶり

方言 意味 例文
ぶり とても。すごく。(ぶちよりも強い)
ぶりかっこえー。発音
すげーかっこいー。


ぶり

  1. 自転車庖丁。〔一般犯罪
  2. 土蔵破り(むすめ師)が犯行用い刃物類をいう。又はせんぶり)のことをいう。或いは自転車をいう。

分類 犯罪


ぶり

  1. 魚屋通り符牒にして、二といふ数量を表す。通り符牒参照せよ。(※巻末通り符牒参照)〔符牒
  2. 二。〔青物商〕
  3. 二。〔魚屋小売)〕

分類 符牒青物商、魚屋


ぶり

  1. 同上(※「ぶう」参照)。〔第二類 人物風俗
  2. 制服巡査を云ふ。
  3. 制服巡査のことをいう。

ぶり


ぶり

  1. 普通一般詐欺行為。〔第三類 犯罪行為

ぶり


ブリ

読み方:ぶり

  1. ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・広島県
  2. 。「せんぶり」の略。

分類 広島県


ブリ


ブリ

読み方:ぶり

  1. 恐喝

分類 ルンペン大阪

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ブリ

(ぶり から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 09:37 UTC 版)

ブリ(鰤、ハマチ、八町、学名: Seriola quinqueradiata)は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。北西太平洋に生息する回遊性の大型肉食魚である。日本では重要な食用魚であり、各地の文化や産業に深く関わる。


注釈

  1. ^ 現・長島町
  2. ^ 統計では、「ぶり」「かんぱち」「その他のぶり類」をまとめて「ぶり類」として扱う。
  3. ^ 内臓を取り出し水洗いし、塩を腹や表面にすり込み、冷蔵庫で1晩寝かせ、塩水に1日漬け、冷風乾燥の後、冷凍庫で締め、約4日間で仕上げる。

出典

  1. ^ 文部科学省日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  2. ^ 厚生労働省日本人の食事摂取基準(2015年版)
  3. ^ 五訂増補日本食品標準成分表
  4. ^ 五訂増補日本食品標準成分表 脂肪酸成分表編
  5. ^ a b 内田亨監修『学生版 日本動物図鑑』1948年初版・2000年重版 北隆館 ISBN 4832600427
  6. ^ a b c d e 蒲原稔治著・岡村収補訂『エコロン自然シリーズ 魚』1966年初版・1996年改訂 保育社 ISBN 4586321091
  7. ^ a b c d 檜山義夫監修『野外観察図鑑4 魚』1985年初版・1998年改訂版 旺文社 ISBN 4010724242
  8. ^ a b c d e 岡村収・尼岡邦夫監修『山渓カラー名鑑 日本の海水魚』(アジ科解説 : 木村清志)山と渓谷社 1997年 ISBN 4635090272
  9. ^ a b c d e f 石川皓章『釣った魚が必ずわかるカラー図鑑』2004年 永岡書店 ISBN 4522213727
  10. ^ Seriola quinqueradiata - Froese, R. and D. Pauly. Editors. 2009. FishBase. World Wide Web electronic publication. version (11/2009)
  11. ^ a b 養殖ブリひと味違う/食味改善・栄養素を向上/運動しやすい環境◇エサにかぼす●「夏ブリ」も登場『日経MJ』2018年11月11日(フード面)。
  12. ^ a b 藤堂明保ら『漢字源』改訂第六版 p.2147 2018年 学研プラス
  13. ^ 篠崎晃雄『おもしろいサカナの雑学』p.265 1982年 新人物往来社 ISBN 4404011024
  14. ^ 中村庸夫『魚の名前』2006年 東京書籍 ISBN 4487801168
  15. ^ テレ朝ニュース (2023年9月27日). “ブリ「食べる文化ない」北海道で大漁…“極寒ブリ”ブランド化へ 北の海異変サケ激減”. テレビ朝日. https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000317459.html 2023年9月30日閲覧。 
  16. ^ 平成22年漁業・養殖業生産統計
  17. ^ 農林水産省生産流通消費統計課 (2023年8月2日). “海面漁業生産統計調査 / 確報 令和3年漁業・養殖業生産統計”. 政府統計共同利用システム. 2023年9月30日閲覧。
  18. ^ 養殖魚種別収獲量累年統計 全国(昭和31年〜平成24年) 総務省統計局
  19. ^ 平成26年漁業・養殖業生産統計 養殖魚種別収獲量(種苗養殖を除く。)
  20. ^ “におわないブリ”を初出荷 国内大型スーパーに…香港、シンガポールへの輸出も視野産経WEST(2016年1月26日)2023年11月9日閲覧。
  21. ^ 網野善彦著『東と西の語る日本の歴史』講談社 1998年 ISBN 9784061593435
  22. ^ 鰤にまつわる風習”. 食育大事典. 2015年1月6日閲覧。
  23. ^ 佐渡市の概要:佐渡市の花・木・鳥・魚”. 佐渡市 (2005年4月1日). 2009年12月11日閲覧。
  24. ^ 尾鷲市の概要”. 尾鷲市 (2008年1月19日). 2009年12月11日閲覧。


「ブリ」の続きの解説一覧

ぶり

出典:『Wiktionary』 (2021/08/27 08:07 UTC 版)

名詞:鰤

ぶり

  1. スズキ目スズキ亜目アジ科ブリモドキ亜科ブリ属属す一種出世魚一つ

関連語

翻訳

名詞:振り

ぶりり、

  1. 状態、動作
  2. 分量
  3. 時間の経過
  4. 歌の曲調


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