庖丁とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 道具 > 刃物 > 庖丁の意味・解説 

ほう‐ちょう〔ハウチヤウ〕【包丁/×庖丁】

読み方:ほうちょう

料理使用する刃物出刃(でば)包丁・刺身(さしみ)包丁・薄刃包丁などがある。包丁刀

一般に薄刃刃物の称。畳包丁紙裁ち包丁裁縫用の裁ち物包丁など。

料理をすること。料理割烹(かっぽう)。「—始め

「折ふし御坊は、見事なるを—して御座ある」〈咄・きのふはけふ・上〉

包丁人」の略。


庖丁

作者田山花袋

収載図書定本 花袋全集 第3巻復刻版
出版社臨川書店
刊行年月1993.6


庖丁

読み方:ホウチョウ(houchou)

作者 田山花袋

初出 明治42年

ジャンル 小説


庖丁

読み方
庖丁ほうちょう

包丁

(庖丁 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/13 00:37 UTC 版)

包丁(ほうちょう、庖丁[1])は、多義語であるが (cf. wikt)、一つには「包丁刀/庖丁刀(ほうちょうがたな)」の略称[2][3][4]調理に用いる刃物総称[5][6][7][8][9][3][4](その日本語名称)であり、係る語意においては包刀/庖刀(ほうとう)ともいう[10]




「包丁」の続きの解説一覧

庖丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 07:13 UTC 版)

包丁」の記事における「庖丁」の解説

中国語版ウィキソースに本記事関連した原文あります莊子/養生主 今も昔も漢語中国語)で「庖」は「台所」を意味する一方で古代漢語における「丁」は、担税課することに由来して召使としての成年男性(※古代中国律令制成年男性該当するのは、数え年21歳から60歳までの男性)」を意味し、「園丁」や「馬丁」という熟語あるように「その職場で働く成年召使男性の意味合い用いられていた。したがって、「庖」と「丁」の合成語である「庖丁(拼音:cìdīng、páodīng、ほか)」は「台所で働く成年召使男性」を指すものであった日本語「庖丁/包丁」の語義一つには今も昔も「料理人」「料理役」「料理番」があるが、刃物のことではなくこれこそが最も古い漢語語義流れ引き継いでいると言えるまた、荘子』の「養生主篇」に、とある庖丁(台所で働く成年召使男性)が魏の恵王御前見事な捌き披露し、牛一頭素早く解体して見せ、王を感銘させたという件がある。この“庖丁(料理人)”の使用した調理刀を、のちに「庖丁」と呼ぶようになったという。 日本語にもこの語が移入され当初読み漢音の「ハウテイ(現代仮名遣いホウテイ)」か呉音の「ベウチャウ(現代仮名遣い:ビョウチョウ)」であったはずであるが、いつしか転訛して「ハウチャウ(現代仮名遣いホウチョウ)」となった

※この「庖丁」の解説は、「包丁」の解説の一部です。
「庖丁」を含む「包丁」の記事については、「包丁」の概要を参照ください。


庖丁(ほうてい)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 00:42 UTC 版)

達人伝-9万里を風に乗り-」の記事における「庖丁(ほうてい)」の解説

「人に神髄味わわせること」と「人の心髄と交わること」すなわち「食」と「侠」を自らの天命両輪とする料理人義理人情に厚い。本名は丁烹(てい ほう)だが、伝説料理人である叔父、庖丁の境地目指しその名を名乗るうになる叔父形見牛刀を「達人の域を示してくれる導(しるべ)」として大切にしており、「数千頭の牛を捌いて刃こぼれひとつしなかった」というその包丁戦場でも剣の代わりに使用する

※この「庖丁(ほうてい)」の解説は、「達人伝-9万里を風に乗り-」の解説の一部です。
「庖丁(ほうてい)」を含む「達人伝-9万里を風に乗り-」の記事については、「達人伝-9万里を風に乗り-」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「庖丁」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「庖丁」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



庖丁と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「庖丁」の関連用語

庖丁のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



庖丁のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
EDRDGEDRDG
This page uses the JMnedict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの包丁 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの包丁 (改訂履歴)、達人伝-9万里を風に乗り- (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS