どう‐ちょう〔‐テウ〕【同調】
同調(どうちょう)
同調
ある自律的リズムが、他の振動に強制的に同調させられること。例えば、概日リズムには1日の明暗サイクルあるいは温度サイクルに同調する性質がある。ガモフによれば、この言葉を自然科学で始めて使ったのは17世紀のオランダの物理学者ホイヘンスである。あるとき、周期のわずかに違う2個の振り子時計を軽い板の上にとりつけると、やがて違いがなくなって同じ速さで動くようになることを見つけて、その現象をentrainmentとよんだ。→synchronization(同調) (図4)
同調
同調
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 19:50 UTC 版)
同調(どうちょう)とは、調子を同じくする、という意で、英単語の訳語としては異なるいくつかの英単語の訳語に使われるため、それぞれ別の意味がある。
Conformity
英単語conformity(en:conformity)の訳語としては、社会に通用している規範や行動様式にそのまま従い、大多数の人々のとる態度や意見に順応していくことをいう。社会と成員との双方の安定のための基本的な機能であり安全弁であるという側面と、社会の柔軟性と成員個人の主体性とを失わせる危険性を含む側面とを有する。
既存の規範をあまりにもかたくなに遵守する硬直性のために、状況の変化に対応した新しい秩序の形成を妨げることにつながる「過同調」(overconformity)や、既存の規範や行動様式に同調しない(逸脱)にとどまらず、これらに異議を申し立て新しい規範の樹立を志向する「非同調」(non-conformity)の概念も存在する[1]。 また社会的に起こる現象として同調現象がある。
日本の社会には個人に同調を求める大変強い社会的圧力(同調圧力)がある事は、多くの欧米人に指摘されている[2][3][4]。
関連項目
Tune
英単語tune(en:Tune)の無線工学などでの用法の訳語としては、電気回路などで作られた信号に対して他の回路が共振などによって追従する状態、およびそのように合わせ込むことを指し、「同調回路」などのように用いられる。チューナー、チューニングなどの語がある。
Synchronization
英単語synchronization(en:Synchronization)の訳語としては、「同調」という語も使われるがもっぱら「同期」と訳す → 同期。日本語としては、同期がとれていることを、同調している、と言うことがある。
関連項目
出典
- ^ 森博「同調・非同調」日本大百科全書(小学館)、Yahoo!百科事典
- ^ Alan Macfarelane,アラン・マクファーレン, Japan Through the Looking Glass,2007 first published,Profile Books,page78,228
- ^ Ruth Benedict,ルース・ベネディクト,The Chrysanthemum and the Sword,1946 first published,Mariner Books,page140,141,315
- ^ Lafcadio Hearn,邦名小泉八雲,Japan :An Attempt at Interpretation, 1904 first published, Dodo Press, page211 etc.,
同調
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 17:11 UTC 版)
人間の精神だけが他人の体に宿る現象。ユーベルメンシュの「半身」同士でしばしば起こるが、中には他人や死者と同調する能力を持つ者もいる。ユージィンがヘルに寄生されているのは、まさにこの「同調」現象に他ならない。
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同調
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/11 14:57 UTC 版)
『OGS』に登場。ツインユニット内の両パイロットのパラメータを数値の高い方に合わせる。
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同調
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 14:14 UTC 版)
共振作用を利用して、聴覚の同調などを行う魔術。人間に行った場合この魔術を通じて相手の状態がわかる。ただし、視覚の『同調』は『不可能命題』。
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同調(シンクロ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 15:36 UTC 版)
世界のトッププロレベルにしか見られない。全国大会の時に菊丸と同調した。『新-』では仁王とも同調が可能となった。
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同調(シンクロ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 15:40 UTC 版)
ダブルスの奇跡とも評されており、ピンチ時に発動するとも言われている。サインなしで、お互いに次にどう動くのかが分かる。全国大会準々決勝でペアを再結成した大石とともに覚醒。新テニスでは、就寝前同室の長太郎と宍戸との枕投げで意味も無く発動している。
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同調(シンクロ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 06:45 UTC 版)
「WILD HALF」の記事における「同調(シンクロ)」の解説
飼い主と犬が同じ事を強く思った時にそれが夢となる現象。作中ではサルサと健人が共に「俺の身にもなってみろ!」と思った時、サルサが人に、健人が犬になるという夢を見た。歳を取って強大な力を持つようになったワイルドハーフはこの力を自在に操ることができ、自らの夢を他人に見せることもできる。
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同調(シンクロ)!!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 06:04 UTC 版)
「Radio Cross」の記事における「同調(シンクロ)!!」の解説
第25回の新コーナー祭りで登場。番組内でよくやる「シンクロ!」という行動から、「●●といえば?」という質問を募集し、 2人の答えがあえば、「同調(シンクロ)!!!」とオープニングの前に叫べるというコーナー。後半は、シンクロがあまりできずコーナー廃止の危機があった。 元ネタはテニスの王子様。
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同調
「同調」の例文・使い方・用例・文例
- 時間をあたえれば,彼女はわれわれの考え方に同調するだろう
- 彼の考え方になかなか同調できなかった
- 私たちは彼を説得して私たちの考えに同調させようとした
- 風と同調する。
- 彼は私の意見に同調した。
- 彼に同調します。
- 彼はあなたの計画に同調するだろう。
- 私は女性が男性より道徳的だという考えにはまったく同調しません。
- 私はかれのせいじじょうの考え方に同調する。
- 私はあなたの計画に同調します。
- 私たちはやっと彼を説得して私たちの考えに同調させた。
- その計画では彼に同調できました。
- 彼が我々に同調するということは大いにありそうなことだ[とてもありそうもないことだ].
- ぼくは君の意見には同調しない.
- 彼を君の意見に同調させることはできないだろう.
- 同調して, 一致して.
- 同調[一致]しないで.
- 彼は私の意見に同調するだろう.
- 彼らは新党の目標には同調できないだろう.
同調と同じ種類の言葉
品詞の分類
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