シンクロニシティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 16:53 UTC 版)
シンクロニシティ(英語:synchronicity)とは、ユングが提唱した概念で「意味のある偶然の一致」を指し、日本語では主に「共時性」と訳され、他にも「同時性」もしくは「同時発生」と訳される場合もある。例えば、虫の知らせのようなもので因果関係がない2つの事象が、類似性と近接性を持つこと。ユングはこれを「非因果的連関の原理」と呼んだ[1][2]。
注釈
- ^ ユングのシンクロニシティについて挙げられる例に、プラム・プディングに関わるものがある。ユングの語るところによれば、1805年にフランスの詩人エミール・デシャン(en:Émile Deschamps)が、ドゥフォルジュボー(de Forgebeau)からプラム・プディングをご馳走してもらったことがあった。その10年後の1815年、デシャンはパリのレストランでメニューからプラム・プディングを注文したが、給仕は最後のプディングが他の客に出されてしまったと告げた。その客とはドゥフォルジュボーであった。更に17年経過した1832年、 デシャンはある集会で再びプラム・プディングを注文した。デシャンは昔の出来事を思い出し、「これでドゥフォルジュボー氏が居れば役者が揃う」と友人に冗談で話していた。まさにその瞬間、年老いたドゥフォルジュボーが部屋に入ってきたとのことである。なお、デシャン自身はドゥフォルジュボーの名を「ドゥフォンジビュ(de Fontgibu)侯爵大佐」としていて、ナポレオンに敵対して戦ったと書いている。
出典
- ^ a b c d 5-8シンクロニシティ - 明治大学情報コミュニケーション学部教授メタ超心理学研究室 石川幹人
- ^ コトバンク - シンクロニシティー synchronicity
- ^ 邦訳としては『自然現象と心の構造―非因果的連関の原理』海鳴社、1976 ISBN 4875250614
- ^ Atom and Archetype:The Pauli/jung Letters, 1932 - 1958
- 1 シンクロニシティとは
- 2 シンクロニシティの概要
- 3 関連項目
シンクロニシティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/10 13:27 UTC 版)
「疾走する思春期のパラベラム」の記事における「シンクロニシティ」の解説
夜警同盟に所属する人間は全てシンクロニシティと名乗り、同じ姿をしており無数に存在する。
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シンクロニシティ
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「シャイニング・フォースIII」の記事における「シンクロニシティ」の解説
「シンクロニシティ・システム」とは、プレイヤーの行動が現在のシナリオだけでなく、後続するシナリオのストーリーにも影響を与えるシステムである。これにより、同じ世界、同じ時間軸の物語を複数の視点から体験することができる。このシステムを活用するためには、シナリオ2以降で先行するシナリオのセーブデータを読み込む必要がある。 例えば、シナリオ1である人の命を助けると、その人物がシナリオ2でプレイヤーキャラクターとして仲間に加わる、といったことが起こる。 また、本作は主人公の台詞が表現されないが(「…」と表示されることが多い)、そのうちのいくつかは他のシナリオを通じて知ることができる。
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シンクロニシティ
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「シンクロニシティ (曲)」の記事における「シンクロニシティ」の解説
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シンクロニシティ
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「シンクロニシティ (曲)」の記事における「シンクロニシティ」の解説
(センター:白石麻衣) 3列目:井上小百合、新内眞衣、高山一実、星野みなみ、若月佑美、樋口日奈、寺田蘭世 2列目:桜井玲香、松村沙友理、久保史緒里、生駒里奈、大園桃子、衛藤美彩、秋元真夏 1列目:山下美月、堀未央奈、生田絵梨花、白石麻衣、西野七瀬、齋藤飛鳥、与田祐希 選抜メンバーは前作から2人増の21人。福神は1列目と2列目のメンバーで、前作より3人多く、過去最多となる14名の「十四福神」となっている。センターは白石麻衣で、Wセンターとなった17thシングル「インフルエンサー」以来4度目のセンターであり、単独センターとしては6thシングル「ガールズルール」以来14作ぶり、年月にして4年9か月ぶり2度目となる。グループとしても単独センターは16thシングル「サヨナラの意味」以来4作ぶり。寺田蘭世、樋口日奈が17thシングル「インフルエンサー」以来3作ぶりの選抜入り。3期生からは与田祐希と大園桃子がWセンターだった18thシングル「逃げ水」以来2作ぶりの選抜、および福神復帰。初選抜の山下美月、久保史緒里を含めた3期生4人が福神入りした。井上小百合と若月佑美は前作は福神だったが今回は福神落ち。代わりに、秋元真夏が福神復帰している。前作からは、卒業した伊藤万理華に加え、斉藤優里、中田花奈と、活動休止中の北野日奈子が選抜から外れた。 また、本作限りで乃木坂46からの卒業を表明している生駒里奈は、当初の予定では乃木坂46への絶大な貢献から、センターポジションを確約されていたのだが、秋元康からの本曲に於けるセンターポジション打診について「大変有難いことですが、私はそれを望みません」「今後、この楽曲を歌うときに生駒がセンターだからこそこの曲は良かったとか言われることによって、自分のイメージが強くなりすぎることによるグループ活動に支障をきたしたくない」として打診を自ら辞退したことを明らかにしている。
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シンクロニシティ
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「ダーク・サイド・オブ・ザ・レインボー」の記事における「シンクロニシティ」の解説
『狂気』の音声を映画にシンクロさせるために、アルバムの再生をスタートするタイミングについては様々なアプローチが存在する。そのいくつかは、MGMのライオンをアルバムのスタートのキューとしている。そのほとんどは3回目に吼えるタイミングをキューとしているが、1回目、また2回目をキューとするのを好む者もいる。また、ライオンが吼えた直後にアルバムをスタートするのではなく、ライオンがフェードアウトして暗転し、映画そのものが始まるタイミングをキューとすることを勧める者もいる。推奨される視聴方法は、映画の音量を下げ、会話や筋を追うために字幕を表示させることである。 アルバムジャケットの象徴的なプリズムの分光は、白黒のカンザスのシーンから、テクニカラーのオズのシーンへの移行を示しているとされている。さらなる例では、映画が開始してまもなく起こる竜巻が、「虚空のスキャット(The Great Gig in the Sky)」における絶叫のセクションと合っていたりするように、音楽が映画のドラマチックな瞬間に合わせて変化する。また、かかしが「狂人は心に(Brain Damage)」に合わせてダンスをする、といった主題的な整合性がある。このような相乗効果は、シンクロニシティ(心理学者のカール・ユングによって定義された、「偶然の事象が関連しているように見えるが、従来通りの因果関係のメカニズムでは説明がつかない」現象)の例とされている。 批判的な者は、この現象は適合しないデータの廃棄による混乱の中にパターンを見出そうとする知覚の傾向によるものであると論じている。心理学者はこの性質をアポフェニア、または確証バイアスと呼んでいる。この理論によると、ダーク・サイド・オブ・ザ・レインボーの愛好家は、映画とアルバムがシンクロしていない部分の方がはるかに多いが、それらを無視してシンクロする瞬間に焦点を当てていることになる。
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