カール・ユングとは? わかりやすく解説

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カール・グスタフ・ユング

(カール・ユング から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/17 06:53 UTC 版)

カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung、1875年7月26日 - 1961年6月6日)は、スイス精神科医心理学者ブロイラーに師事し深層心理について研究、分析心理学ユング心理学)を創始した。


注釈

  1. ^ 『夢判断』に触れた当初は特に影響がなかったという説もある[10]
  2. ^ ユング著「リビドーの変容と象徴」(1912)にフロイトは難色を示したが、ユングは学問的な視野の拡大化をはかる意味合いを著書に持たせていた。
  3. ^ 1906年4月から1913年の訣別まで、約360通の書簡が、『フロイト=ユンク往復書簡』(上・下、金森誠也訳、講談社学術文庫、2007年)で訳されている。
  4. ^ ナチスが国際精神療法学会に干渉して、ナチスへの忠誠を誓うマニフェストが学会誌に掲載されたために、会長のユングは非難された。ユングは反論したが、非難の意見は現在も存在する。
  5. ^ ただし、これに関してはフロイトに「敵の援助を受けることは出来ない」と拒まれている。

出典

  1. ^ 山中 2001, p. 12.
  2. ^ a b c d 篠原道夫「夢分析,能動的想像法,箱庭療法 ― 分析心理学の臨床」『東洋英和女学院大学人文・社会科学論集』第26巻、東洋英和女学院大学、2009年、36頁。 
  3. ^ ヴェーア 1994, p. 13.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q ゲルハルト・ヴェーア(訳)村本詔司 (1994). ユング伝. 創元社 
  5. ^ a b ユング(訳)高橋義孝 (1977) [1916]. 無意識の心理. 人文書院 
  6. ^ 山中 2001, p. 34.
  7. ^ a b c d e 『ユング自伝』。[要文献特定詳細情報]
  8. ^ a b c d ゲルハルト・ヴェーア(訳)安田一郎 (1996-09-10). C・G・ユング 記録でたどる人と思想. 青土社 
  9. ^ 山中 2001, p. 35.
  10. ^ a b ヴェーア 1994, p. 80.
  11. ^ ゲイ 1997, p. 232〜235.
  12. ^ 山中 2001, p. 38.
  13. ^ ヴェーア 1994, p. 107.
  14. ^ ヴェーア 1994, p. 131.
  15. ^ ヴェーア 1994, p. 138.
  16. ^ 篠原道夫「夢分析,能動的想像法,箱庭療法 ― 分析心理学の臨床」『東洋英和女学院大学人文・社会科学論集』第26巻、東洋英和女学院大学、2009年、33--34頁。 
  17. ^ 篠原道夫「夢分析,能動的想像法,箱庭療法 ― 分析心理学の臨床」『東洋英和女学院大学人文・社会科学論集』第26巻、東洋英和女学院大学、2009年、33--34頁。 
  18. ^ ザビーネ・リッヒェベッヒャー 著、田中ひかる 訳『ザビーナ・シュピールラインの悲劇』岩波書店、2009年。 [要ページ番号]
  19. ^ ヴェーア 1994, p. 189.
  20. ^ 河合 1994, p. 137.
  21. ^ 河合 1994, pp. 137–139.
  22. ^ ヴェーア 1994, p. 185.
  23. ^ 河合 1994, pp. 111–112.
  24. ^ 河合 1994, pp. 148–150.
  25. ^ ヴェーア 1994, p. 224.
  26. ^ 河合 1994, pp. 180–181.
  27. ^ C.G.ユング 著、河合隼雄監訳 訳『人間と象徴』 上、河出書房新社、1975年。"序文"。 
  28. ^ 篠原道夫「夢分析,能動的想像法,箱庭療法 ― 分析心理学の臨床」『東洋英和女学院大学人文・社会科学論集』第26巻、東洋英和女学院大学、2009年、40頁。 
  29. ^ 湯浅赳男『面白いほどよくわかる現代思想のすべて』日本文芸社〈学校で教えない教科書〉、2003年1月、29頁。ISBN 453725131X 
  30. ^ エレンベルガー 1980b, p. 308.
  31. ^ 河合隼雄『ユングの生涯』第三文明社レグルス文庫100、1978年、pp.52-56。
  32. ^ 平田武靖「ユンク心理学の系譜 -ユンク・ナチス・ユダヤ人-」『is No.1』ポーラ文化研究所、1978年。
  33. ^ ノル 1998, pp. 201–202, 382–383, 415–417.
  34. ^ ユング 1972a, p. 127.
  35. ^ 上山 1989, pp. 483, 488–491.
  36. ^ 林道義 『ユング思想の真髄』 朝日新聞社、1998年。[要ページ番号]



カール・ユング

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偽善」の記事における「カール・ユング」の解説

スイスではカール・ユング (1875年 - 1961年)は偽善を自らの"影"の面(ユング心理学でいう「陰」)に気づいていない人々こととし次のように書いている。 すべての人は革命内分裂、既存秩序転覆、そして刷新を必要とするが、キリスト教的愛や社会的責任といった偽善的なマント被ったものの前提強制されるものでも、またはその他すべての美し言葉の言い換え使って人の無意識下に訴えて利己心基づいて他人に対して押し付けることによってなされるものではない 。

※この「カール・ユング」の解説は、「偽善」の解説の一部です。
「カール・ユング」を含む「偽善」の記事については、「偽善」の概要を参照ください。

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