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ちょく‐やく【直訳】

読み方:ちょくやく

[名](スル)外国語文章を、原文忠実に一語一語をたどるように訳すこと。「英文を—する」「—体」→意訳


直訳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 18:00 UTC 版)

直訳(ちょくやく)


  1. ^ 広辞苑「直訳」


「直訳」の続きの解説一覧

直訳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/25 07:46 UTC 版)

直訳と意訳」の記事における「直訳」の解説

直訳は、あまりに原文文法的構造単語との一対一対応重視するために、翻訳後の言語母語話者から見ると違和感稚拙さを感じ表現となる場合がある。(法文(法令文章)は、しばしば、明治期ドイツの法律のドイツ語の用語やいいまわしフランスの法律のフランス語の用語や言い回しを、(特に土台があるわけではないので、しかたなく一語一語強引に造語しつつ)人工的に置き換えてきた歴史があるので、法律分野では、しばしば日本語お決まりの表現自体日本語としてはかなり不自然で「直訳調」になってしまっている場合があり、どうしようもない場合がある。(しかし、その場合は、もとももと人工的恣意的一対一対応作ってあるので、翻訳もそれ「直訳」で済み、またそれ以外方法が無い。) また、「直訳」は、翻訳先の母語話者にとって、まったく意味が不明になったり、おかしな意味や全然異なった意味、間違った文章になってしまうことがある日常語翻訳では、しばしばそうなる)。 日本初等中等英語教育では、子供たちに、とりあえず、日本語訳は「直訳」で学ばさせる、という方法採用している。例えば、「Carefully注意深く」、「Though は "~だけれども"」といった調子1対1対応でまずは教え暗記させる。とりあえず、初学者入門者には、レベルの高いことを期待するのは無理なので、とりあえずは1対1対応で“翻訳”(英文訓読に近い形)をさせて、ともかくもまずは外国語様々な語に慣れ綴りスペリング)を覚えさせ、ともかくも基礎的な語を10002000程度まで覚えさせることで、次の中級段階入り口立たせるまでの教育を行うのである多く場合初学者一対一言葉は全くの間違いというわけではないが、先述Carefullyを「ていねいに」や「たんねんに」、Thoughを「~だが」のように訳したほうが自然な場合もある。だが、日本では多国話者極端に少ないため外国語教育水準低く、特に中等教育では、教育マニュアル内容超えていることから「自然な訳」が拒絶されることもある。これが「直訳調」の不自然な英語・日本語生む原因でもある。 個々語の意味というのは、その語だけでは確定せず、あくまで発話された状況背景文脈イディオムとの関連あってはじめて定まるもので、場合に応じて指す内容異なる。むしろ最近言語研究では、個々の語自体より言い回し文章全体が、意図ニュアンスを持つということ明らかになってきている。Google自動翻訳プログラムでも、そうした言語学的成果織り込みつつ、膨大な文例文脈データベース用いるように改良してきたことで、次第に自然な翻訳ができるようになってきた。したがって他言語翻訳する場合は、その言語ならではの表現について非常によく知ってなければならず、直訳のみで済ませ不自然になる可能性がかなり高いのである端的に言えば、直訳は誤訳に陥ってしまう可能性が高い。初級不自然な例文扱っているうちは直訳の問題点気付かれづらいが、段階が進むごとにその問題点はやがて明らかになる

※この「直訳」の解説は、「直訳と意訳」の解説の一部です。
「直訳」を含む「直訳と意訳」の記事については、「直訳と意訳」の概要を参照ください。

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直訳

出典:『Wiktionary』 (2021/09/21 13:50 UTC 版)

名詞

(ちょくやく)

  1. 原文一語一語個別置き換えたり、順序原文できるだけ合わせたりして翻訳すること。
  2. 原語の文を、他の言語訳したものをすることなく直接翻訳すること。
  3. (古)外国語を、その音に合わせて漢字カナ表記すること。音訳

類義語

対義語

動詞

-するちょくやく-する)

  1. (他動詞) (ある表現に対して)直訳を行う。

活用


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