姫路市立美術館 姫路市立美術館の概要

姫路市立美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/13 07:46 UTC 版)

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姫路市立美術館
Himeji City Museum of Art
施設情報
正式名称 姫路市立美術館
前身 陸軍姫路兵器支廠・被服倉庫、姫路市役所
収蔵作品数 3400点あまり(2009年時)
事業主体 姫路市
管理運営 姫路市
建物設計 宮本平治、井田熊吉(陸軍省技官)
延床面積 3,841.00m2
開館 明治38年(陸軍施設)、昭和58年(美術館)
所在地 670-0012
日本兵庫県姫路市本町68-25
位置 北緯34度50分23秒
東経134度41分48秒
外部リンク 姫路市立美術館
プロジェクト:GLAM
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東側(背後に姫路城天守)

概要

姫路市の芸術文化振興を目的として1983年に開館した。収集の方針は、(1)郷土ゆかりの美術館の優れた作品及び郷土の歴史・風俗等に関する美術作品、(2)日本の近現代美術、(3)ベルギーなど海外の近現代美術、と規定されている。3にベルギーとわざわざ挙げられえているのは、姫路市がベルギーのシャルルロワ市と姉妹都市関係にあることによる。現在はベルギー美術作品を約350点所蔵しており、十分とはいかないもののこの国の近代美術を概観できるコレクションが揃っている。また地元の医者・國富奎三が集めた近代西洋美術コレクションが、平成6年(1994年姫路城世界遺産登録に合わせて寄贈された。

施設概要

  • 常設展示室
  • 企画展示室
  • ギャラリー
  • 講堂
  • アートライブラリー
  • ミュージアムショップ
  • 喫茶室
  • 庭園 - 多数の彫刻作品を屋外展示

建築概要

姫路城の中曲輪内北部の広大な平面幾何学式庭園を囲むように配置する赤レンガ造の美術館の建物群は、姫路陸軍兵器支廠(のち第十師団兵器部)の西倉庫として1905年に建築、1913年に増築されたもので、敗戦後に姫路市役所として利用したのちに美術館として再生利用したものである。1983年の再生事業においては環境色彩10選や公共の色彩賞などを受賞し、2003年には国の登録有形文化財に登録された。

夜間はライトアップされる。

  • 竣工 - 1905年、増床:1913年 、再生事業:1983年
  • 敷地面積 - 14,984平方メートル
  • 建築面積 - 2,936平方メートル
  • 延床面積 - 3,841平方メートル
  • 構造 - 煉瓦積、SRC、一部RC

主な所蔵品

西洋絵画

ベルギー美術

版画

  • ゴヤの銅版画集のうち、この4つを四大連作版画集という。姫路市立美術館は、その全て所蔵し、しかも「気まぐれ」以外は最も価値が高いとされる初版のセットである。
  • 全20点完存。「ジャズ」はテキスト付きが270部、テキスト無しの版画作品が100部限定出版されたが、本作品は後者でエディションナンバー26。

日本画

洋画

彫刻

利用情報






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