色調
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/25 00:56 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動色調(しきちょう)、またはカラートーン(英語 Colour Tone)とは、色の明度と彩度によって分けられる色の系統をいう。
色調の種類・イメージ
- ここに記述する色調の種類、イメージは、文部科学省後援色彩検定公式テキストより引用した。
無彩色
- ホワイト(W)
- 白。イメージは、清潔、冷たい、新鮮。[1]
- ライトグレイ(ltGy)
- あかるい灰色。尚、グレイが与えるイメージは、一括してスモーキー、洒落た、寂しさである。
- ミディアムグレイ(mGy)
- 灰色。
- ダークグレイ(dkGy)
- くらい灰色。
- ブラック(Bk)
- 黒。イメージは、高級、フォーマル、シック、オシャレ、締まった、と多い。
低彩度
- ペールトーン(p)
- うすい色。与えるイメージは多く、薄い、軽い、あっさりした、弱い、女性的、若々しい、優しい、淡い、可愛いといったイメージを与える。
- ライトグレイッシュトーン(ltg)
- あかるい灰みの色。与えるイメージは、明るい灰みの、落ち着いた、渋い、大人しい。
- グレイッシュトーン(g)
- 灰みの色。与えるイメージは、灰みの、濁った、地味。
- ダークグレイッシュトーン(dkg)
- くらい灰みの色。与えるイメージは、暗い灰みの、陰気な、重い、固い、男性的。
中彩度
- ライトトーン(lt)
- あさい色。与えるイメージは、浅い、澄んだ、子供っぽい、爽やかな、楽しい。
- ソフトトーン(sf)
- やわらかい色。与えるイメージは、柔らかい、穏やか、ぼんやり。
- ダルトーン(d)
- にぶい色。与えるイメージは、鈍い、くすんだ、中間色的。
- ダークトーン(dk)
- くらい色。イメージは、暗い、大人っぽい、丈夫な、円熟。
高彩度
- ブライトトーン(b)
- あかるい色。イメージは、明るい、健康的な、陽気、華やか。
- ストロングトーン(s)
- つよい色。イメージは、強い、くどい、動的、情熱的。
- ディープトーン(dp)
- こい色。与えるイメージが多く、深い、濃い、充実した、伝統的、和風と様々。
純色
- ビビッドトーン(v)
- さえた色。原色。イメージは、冴えた、鮮やかな、派手、目立つ、生き生きしたと様々。
関連項目
脚注
- ^ 文部科学省後援色彩検定公式テキスト p39より。
外部リンク
色調
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:49 UTC 版)
白ワインの色はワインの種類と同じようにバラエティに富む。最も一般的に使われる表現は黄色であるが、豊かな語彙があるおかげで、実際の色と色相の間の視覚的分析をするうえで自由な余地がある。色合いはワインそのものとグラスとの接点では異なることもある。 20世紀終わりには、ワインの色のもとになる成分はまだ明確に特定されていなかった。長年にわたり、ブドウに含まれるフラボンは黄色の原因であると考えられてきたが、短時間しか浸漬を行っていないとフラボンのワインへの溶解度は極めて低い。そのため、黄色の原因物質となる他の分子の探索につながった。1995年のBiauの論文 では、多糖類、タンパク質、およびいくつかのフェノール酸の影響が示唆された。 レグリーズ(英語版)では次のように規定している。「見た目が非常に明るく、光の反射に満ちていれば、金属に特有のさまざまなニュアンスを勘案して"金"という用語が使われる。(中略)よく澄んでいて、ワインがきらきらと光を反射していないようなら、"黄色"とだけ表現する。」カラースケールでは白ワインはほぼ無色の白と言うことができる。ワインが若い場合には、通常、淡い緑色または薄い黄色のような色合いを帯びる。熟成により黄色が濃くなり、金色や銅色、最終的に琥珀色へと変わっていく。白ブドウから作られるワインのなかでも世界で最も暗い色合いのものの1つとして、ペドロ・ヒメネス(英語版)がある。また、糖度もワインの色に影響し、糖が豊富であると色の持続性が高まるほか、ブドウ品種の性質によっても異なる。。ボルドーのソーヴィニヨン・ブランやロワールのミュスカデは緑がかっているが、シャルドネやトラミナーは同等の条件で栽培しても黄色になる。 カタビノグラスに注がれたシェリー酒 シャルドネ トカイワイン 熟成した白ワイン (マデイラ・ワイン)
※この「色調」の解説は、「白ワイン」の解説の一部です。
「色調」を含む「白ワイン」の記事については、「白ワイン」の概要を参照ください。
色調
「色調」の例文・使い方・用例・文例
- 暗い色調
- 原画と複製とでは色調に微妙な差異がある。
- 色調の変化.
- 僕はこの絵の柔らかい緑の色調が好きだ.
- この色調は正に彼の絵の特徴だ.
- 色調を持っていないさま
- 真珠のような色調を備えた灰色の
- ある段階、色調、または音から別のものに微妙に移行する
- 色調間の対比または陰影が欠けているさま
- 壁に暖かい色調で色を塗ってください
- 光に短時間曝露して、その後洗浄と再現像をすることによって、(ネガかプリントの)色調のいくつか反転して、ハイライトのはっきりしたアウトラインを導入する
- 首の後ろに沿って狭いたてがみがあるほっそりした脚と色調が一様の外皮を持つ有蹄哺乳動物
- 銀色の色調の
- 一つの連続色調を作り出すために調律されるバグパイプのパイプ
- 紫色の色調を帯びた赤
- 可変の黄色い色調
- 色彩の純度:白で希釈されていないこと、またそれによる色調の鮮やかさ
- イタリアのバイオリン製作者で、現代的なバイオリンを開発し、優れた色調の品質のバイオリンを作った(1644?年−1737年)
- 芳香性の夜開く白い花を持ち、厚板材に使用される赤色調の木材を産するインドの木
- 色調や色彩がはっきりしていて際立って鮮やかなさま
色調と同じ種類の言葉
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