色彩検定とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 労働 > 資格 > 検定 > 色彩検定の意味・解説 

ファッションコーディネート色彩能力検定(色彩検定)

資格区分 民間資格
資格概要取得方法 従来感性だけによるものとされてきた「色に関する知識技能」。しかし、理論的裏づけを得ることで、この能力誰でもにつけられるものへと変わりました。(社)全国服飾教育者連合会は、その「色彩実践的活用能力」の普及進歩目指し平成2年から「色彩検定」を実施開始4年後には生涯教育一環として評価を受け、文部省(現・文部科学省認定の「技能検定」になりましたレベルによって1級から3級までに分けられ1級のみ2次試験であります
受験資格 制限なし
受験料 1万5000円1級)、1万円2級)、7000円(3級
合格率 満点70前後で合格
試験日程 11月中旬冬期)、6月上旬夏期)。1級冬期のみ実施
試験会場 全国主要都市実施
問い合わせ先 (社)全国服飾教育者連合会A・F・T) ●東京事務所 〒100-0011東京都千代田区内幸町1-1-1帝国ホテルタワー7F 03-5510-3737

大阪事務所 〒530-0001大阪府大阪市北区梅田2-2-2ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー16F 06-6344-4175

URL:http://www.aft.or.jp/
取得後の職業/活かせる仕事 カラーコーディネーター」と名乗ることは誰にでもできますが、「検定合格」は、この肩書にひとつの尺度与えることができますまた、ファッション関係に従事する人にとってはスキルアップ欠かせない資格といえます

色彩検定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/14 02:57 UTC 版)

色彩検定
英名 Test in color coordination
実施国 日本
資格種類 民間資格[注 1]
分野 教育・教養
試験形式 筆記・実技
認定団体 色彩検定協会
後援 文部科学省
認定開始年月日 1990年(平成2年)
等級・称号 1級 - 3級・UC級
公式サイト https://www.aft.or.jp/
ウィキプロジェクト 資格
ウィキポータル 資格
テンプレートを表示

色彩検定(しきさいけんてい)とは、公益社団法人色彩検定協会(旧・社団法人全国服飾教育者連合会(略称はA・F・T))が実施するに関する知識や技能を問う試験であり、1級から3級までの3段階に分かれている。平成2年(1990年)11月に「ファッションカラーコーディネーター検定試験」として始まり、「ファッションコーディネート色彩能力検定」と名称を変更した後、2006年度からは「色彩検定®」として実施されている。1995年度から2005年度までは文部科学省認定の試験であったが、認定制度の廃止に伴い、2006年度からは文部科学省後援の試験となった。色彩に関する試験としては最も歴史がある。合格すると色彩検定協会により色彩コーディネーターの称号が与えられる。主催団体の前身が服飾系の団体であったため、試験内容や取得に向いている層もファッション・アパレル系といわれているが、現在ではそのようなことは無く、色彩に関する基礎や配色技術、その他幅広い知識(インテリア・環境色彩・カラーユニバーサルデザイン等)を学習できるものとなっている。

試験概要

受験資格は設けられておらず誰でも受験できる。1級から3級とUC級に分かれており、各級の併願受験が可能である。試験の難易度によって毎回合格点が変更されるため合格ラインには幅があり、正答率70%前後で合格となる[1]。合格後は合格証書と色彩コーディネーターの称号が記載された資格証を贈られる。

  • 1級
    • 年1回実施。1次試験(11月)と2次試験(12月)に分かれており、1次試験は一部記述式のマークシート方式、2次試験は一部実技を含む記述式で行われる。試験時間は1次試験80分、2次試験90分。受験料は15,000円。尚、1次試験合格者は以降2年間に限り、再受験の際には1次試験が免除される。2次試験の会場は全国8箇所に限られる(札幌・仙台・東京・金沢・名古屋・大阪・広島・福岡)[2]
  • 2級
    • 年2回(6月、11月)実施。一部記述式のマークシート方式で行われる。試験時間は70分。受験料は10,000円。
  • 3級
    • 年2回(6月、11月)実施。マークシート方式で行われる。試験時間は60分。受験料は7,000円。
  • UC級[3]
    • 年2回(6月、11月)実施。一部記述式のマークシート方式で行われる。試験時間は60分。受験料は6,000円。

いきなり1級から受験することもできるが、当然ながら2および3級の内容も含まれるため、相当の知識が要求される。

1級試験に合格した者のみ、同協会の色彩講師養成講座[4]を受講することができる。 同講座の案内は希望した者のみ、合格年より5年間郵送される(講座受講は5年以降でも可)。

受験者データ

実施年度 区分 志願者
(人)
合格率
(%)
平成30年(2018年度) 1級 1,656 42.9
2級 11,631 67.4
3級 26,056 74.9
UC級 1,650 92.0

(平成30年(2018年度)の受験情報のみ、色彩検定公式ホームページより引用。)

脚注

注釈 

  1. ^ かつては文部科学省認定だったため公的資格とすることもあったが、現在は完全な民間資格である。

出典 

  1. ^ 公益社団法人色彩検定協会『文部科学省後援色彩検定公式テキストUC級』グラフィック社、2018年、126頁。ISBN 9784766131901 
  2. ^ 受験案内”. 色彩検定/カラーコーディネーター. 公益社団法人色彩検定協会. 2024年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月14日閲覧。
  3. ^ UC級とは
  4. ^ 色彩講師養成講座

関連項目

外部リンク


色彩検定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 09:10 UTC 版)

カラーコーディネーター」の記事における「色彩検定」の解説

公益社団法人 色彩検定協会 主催文部科学省後援。色に関する幅広い知識技能を問う検定試験第1回検定試験1990年受験者数累計120万人以上など色に関する資格試験では知名度実績ともに最大手1つ1級2級3級があり、2・3級は年2回、1級は年1回実施

※この「色彩検定」の解説は、「カラーコーディネーター」の解説の一部です。
「色彩検定」を含む「カラーコーディネーター」の記事については、「カラーコーディネーター」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「色彩検定」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



色彩検定と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「色彩検定」の関連用語

色彩検定のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



色彩検定のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
フジスタッフフジスタッフ
Copyright © Fuji Staff, Inc. All rights reserved.
フジスタッフ資格大辞典
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの色彩検定 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのカラーコーディネーター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS