色彩語彙の体系とは? わかりやすく解説

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色彩語彙の体系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:59 UTC 版)

日本語」の記事における「色彩語彙の体系」の解説

日本語色彩を表す語彙色彩語彙)は、古来、「アカ」「シロ」「アヲ「クロ」の4語が基礎となっている。「アカ」は明るい色(明し語源か)、「シロ」は顕(あき)らかな色(白し語源か)、「アヲ」は漠然とした色(淡し語源か)、「クロ」は暗い色(暗し語源か)を総称した。今日でもこの体系基本的に変わっていない。の色・空の色顔色などをいずれもアオ」と表現するのはここに理由がある。 文化人類学者バーリンケイ研究によれば種々の言語で最も広範に用いられている基礎的な色彩語彙「白」と「黒」であり、以下、「赤」「緑」が順次加わるという。日本語色彩語彙もほぼこの法則合っているといってよい。 このことは、日本語を話す人々4色しか識別しないということではない。特別の色を表す場合には、「黄色語源は「木」かという)」「紫色」「茶色」「蘇芳色」「浅葱色」など、植物その他一般名称必要に応じて転用する。ただし、これらは基礎的な色彩語彙ではない。

※この「色彩語彙の体系」の解説は、「日本語」の解説の一部です。
「色彩語彙の体系」を含む「日本語」の記事については、「日本語」の概要を参照ください。

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