色彩心像視
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/07 14:26 UTC 版)
この訓練は30分から1時間まで時間を延長しなければならないかもしれない。練習は次の2段階に分けてすすめる。 A -自然色心像視- 2〜8週間にわたって自然に現れる視覚的な色の経験を習得していくと、ある混合色が見えるようになり、その内一定の色がはっきり見えるようになる。それはいわば個人色であり、練習者自身のそれぞれ意味のあるものでありこうでなくてはいけないというような標準色というものは存在しない。 B -特定色心像視- 意図した色(指導者が指定した色)が楽に心像視出来るように訓練するもので、この色はイメージや物体の色ではなく(表面色的ではなく)、主としてスペクトル的な色(平面色的)である。普通、個人色から始めて徐々に変化していって最後には指定された色が自由に見えるようになる。大体2〜3週間掛かるのが普通である。
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