磁化とは? わかりやすく解説

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じ‐か〔‐クワ〕【磁化】

読み方:じか

[名](スル)

磁界内に置かれ物体磁気帯びた状態になること。また、その強さ帯磁

陶磁器生地溶けてガラス状になること。

「磁化」に似た言葉

磁化

【英】:Magnetization

単位体積あたり磁気モーメントのこと。単位SI単位ではウェーバ毎平方メートル[Wb/m2]あるいはテスラ[T = Wb/m2]、CGS単位では電磁単位平方センチメートル〔emu/cm2〕で、Iの記号で表す。1[Wb/m2]=104/4π[emu/cm2]。CGS単位では4πを乗じてガウス[G]の単位用いることが多く、この場合は4πIの記号表し、1[T]=104[G]となる。

磁化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/11 10:15 UTC 版)

磁化
magnetization
量記号 M
次元 L−1 I
種類 ベクトル
SI単位 A/m
テンプレートを表示
磁気分極
magnetic polarization
量記号 Pm
次元 M T−2 I−1
種類 ベクトル
SI単位 T
CGS単位 G
テンプレートを表示

磁化(じか、英語: magnetization)とは、磁性体に外部磁場をかけたときに、その磁性体が磁気的に分極して磁石となる現象のこと。また、磁性体の磁化の程度を表す物理量も磁化と呼ぶ。関連する物理量として磁気分極英語: magnetic polarization)があり、文献によってはそちらを磁化と呼ぶこともある。

強磁性体は磁場をかけて磁化させた後に磁場を取り除いた後も分極が残り永久磁石となる残留磁化と呼ばれる現象があるが、これも磁化と呼ぶ場合がある。

磁化という現象

は普段はお互いに引き合わないが、磁石に引き寄せられる。磁石に引き寄せられた鉄はさらに別の鉄を引き寄せる。このとき、鉄は分極して磁石になっており、この現象が磁化である。

物理量としての磁化

定義

磁化 M磁気分極 Pm は、磁場の強度 H磁束密度 B真空の透磁率 μ0から、

静電気学 静磁気学 電気力学 電気回路 共変定式 人物

磁化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 13:55 UTC 版)

アメリカン・ヒーロー」の記事における「磁化」の解説

強力な磁気帯びる。

※この「磁化」の解説は、「アメリカン・ヒーロー」の解説の一部です。
「磁化」を含む「アメリカン・ヒーロー」の記事については、「アメリカン・ヒーロー」の概要を参照ください。

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磁化

出典:『Wiktionary』 (2021/11/07 09:07 UTC 版)

この単語漢字

第六学年

第三学年
音読み 音読み

発音

じ↘か

名詞

(じか)

  1. (電磁気学) 物質磁気帯び状態になること。
  2. 陶磁器素地溶け磁器質になること。

類義語

関連語

翻訳

動詞

活用

翻訳


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